
こんにちは! きっかわです。
12月17日(木)、午後17時、ゼミ室にて………
朝日放送さんによる纒向遺跡建物群復元についての取材のはじまりです!
11月2日から始まって、続々とメディアを賑わせた纒向遺跡大型建物群の復元ですが、こんどは朝日放送さんのお正月のニュースで放送していただけることになりました。この日は夕方から先生がようやくフリーとなり、ゼミ室で図面作成作業中の風景を撮影していただいたのですが、やはりカメラの前だと緊張しますね……撮影スタッフの方に「いつも通りに」とは言われたものの、本を開く手もなんとなくぎこちない……。
最初に先生がパワポを使って復元に関するミニレクチャーをされたあと、いざ撮影へ。
先生、タクオさん、エアポートさん、部長さん、私で、図面作成場面と、青谷上寺地遺跡のデータベースから部材を照合する場面を撮影。青谷上寺地遺跡の出土建築部材を検索していて、あらためて青谷上寺地建築部材の出土量のすごさを実感……。復元作業中、このデータベースに助けられていましたが、振り返ってみてみると、7000点の建築部材、しかもこんなに多岐にわたった種類が出土されているなんて本当にすごい遺跡なんだなあ、と思います。
今回の復元について、そして青谷上寺地遺跡について話をしていたら、あっという間に時間がすぎて、図面作成作業の撮影は完了。
その後は、先生お一人で、今回の復元に関するインタビューを受けられていました。先生は、すらすらとお答えになっています……。さすがです。
こうしてテレビや雑誌で取り上げていただけることは、本当にすごいことだと思います。放映が楽しみでもあり、自分が映っていることを考えると照れくさくもあり。1月5日の放送予定とのことですので、是非ご覧になっていただけると嬉しいです! (3年 きっかわ)

*この取材については環境大学HPの「
TUESニュース」でも紹介されています。

一夜あけて、外は雪。愛車スウィフトはまだスタッドレスを履いていないので、朝日放送さんの大型車に便乗させていただいて、まずは埋蔵文化財センター秋里分室へ(18日は教師のみ対応)。ここで収蔵庫の撮影、別室に陳列していただいた主要部材を建物D(超大型建物)の部材対応表と照合しながら解説。ネット上における建築部材データベースの活用法などを解説し終えたら、もう昼前になっておりました。昼食は速くて安くて美味い「
うどんの千代志」。
その後、青谷分室に移動し、弥生時代「最長の柱」と加工用の金属器を撮影して、ようやく取材が終わりました。1泊2日の長い取材でしたが、報道は5分枠とのことです。これだけの取材データをCGアニメーションをまじえてどう編集されるのか、お手並み拝見。楽しみにしております。
今回の取材陣は初対面の方ばかりでした。いつもCG作成等でお世話になっているMさんとFさんに白兎海岸の「道の駅」でお土産を探したのですが、ろくなものがなくて・・・いまごろ受け取っているころでしょうが、「なんだこれ?」と言われているに違いありません。
まぁね、田舎者ですので、あんなものしか選べません。蟹はちょっと手がでませんでした。ごめんなさい。
放送予定をお知らせしておきます。
平成22年1月5日18:17~ 朝日放送「NEWSゆう+(プラス)」 最後になりましたが、全面的にご協力いただきました県埋蔵文化財センターの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
- 2009/12/20(日) 00:24:28|
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