近所のイタメシ屋「シェア」で学生4名とささやかな夕食会を開くべくドアをあけると、顔見知りの女性が近くのテーブルに就いているのがみえた。職場のKさんだ。さっそく挨拶にいくと、対面に坐っている女性から「あっ、先生、お久しぶりです」のご挨拶を頂戴した。
えっ。あまりの美貌にどきまぎして、えっ、だれなの??? 学生たちも、まったく分からない。ところが、その女性は、わたしを含む全員のことを知っているという。えっ・・・ほんと、だれなの????
「あのぉ、こちらの方、どなたなんですか?」
と恐るおそるKさんに訊ねた。すると、美貌の女性が返事する。
「あらぁぁ、わたしですよ、わたし、Iです~」
えっ、嘘、ウソ、うそぉ~~、ダイエットという行為は、女性をかくも変えてしまうのですね。キャッツアイの森三中みたいだったんですよ、本学在職中は(ごめん!)・・・ぽちゃぽちゃしてるけど、可愛くて、性格もおっとりしていて、一部の若手教員から絶大な人気のあったIさんが、こんなに細くなって、モデルさんみたいな顔になってしまった。痩せると、たしかに美しくなるけれども、やや顔が険しくみえますね。お市の方さまみたいなオーラをまき散らしていて、いや、驚いた。
あんなにふくよかで、優しげで、母性の強い印象を振りまいていたのに。そのふくよかな愛くるしさが懐かしくなり、ぼくは不味いハウスワインと美味しいディナーをたいらげた後、二人にケーキをごちそうしてしまったのです(もちろん学生にも)。「ほんとにいいんですかぁ」と念をおしてくるから、「あと3個ずつ食べてもかまわないから、あのころのぽちゃぽちゃに戻ってほしいのん」と答えた次第。「こんど何かお返ししますねぇ」とかなんとか言われたので、
「それじゃ、青谷の豆腐、こんどこそお願いします」
と切って返したんだけど、LABLOGの超マニアでない限り、この件はわからんでしょうね。だれか分かるかな? 2006年1月22日の記事「
青谷の豆腐」をご参照いただければ、と。
Iさん、いまは某有名病院で働いているそうです。病院名は内緒ですが、ヒントを与えるとすれば「前知事」ですね。これでもう分かったでしょう?
「あのさ、某閣僚が知事時代の秘書だった女性と再婚したでしょ。
その女性はね、病院事務局の局長か、副局長のはずですよ。」
「そうなんですか? 全然、知らなかった・・・」
「弥生町じゃぁねぇ、知事時代から*&%$#たのかどうか、なんて
話題で毎晩盛りあがってんだからね。」
「・・・知事時代からかもしれませんねぇ」
「写メールで写真撮って、送ってくれませんかね?」
「そんなぁこと、できませ~ん」
なんて、ばかげた会話したわけです。横で聞いてたタクオがあとで五月蝿かったな・・・
ホワイトデーに青谷の豆腐が届いたら、どうしよう。そうだ、湯豆腐にしてしまおう。
- 2011/03/01(火) 00:36:24|
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コメント:2
LABLOGマニアって結構いるんですよぉ、KとかKとかKとか。そんなブログに3度(←LABLOG有段者ならおわかりでしょうが)も登場できるなんて・・・感激のあまり涙が。なので「キャッツアイの森三中みたい」発言は許します←私をよく知る人たちはかなり爆笑してましたしねwかなり持ち上げていただいているので、豆腐は・・・考えときまーす。
ちなみに、かずこは某病院勤務じゃないんです。私の本業は、強いて言うなら運び屋です。あの日もKからの依頼があり、ブツの受け渡しをしていたところだったんですよ。
- 2011/03/03(木) 02:39:30 |
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- 黒沢かずこ #-
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「キャッツ・アイ」という漫画はおかしいですよね。キャッツ・アイという喫茶店を経営している美人3姉妹の次女と警官さんがおつきあいしているのに、キャッツアイという名の女泥棒の正体が分からず、警官さんは女泥棒をおいかけ続けている。何度だまされても「ふ~じこちゃ~ん」に首っ丈のルパン3世よりもっと阿呆な警官さんですが、そこが憎めない。キャッツアイの森三中、可愛いじゃないですか。傷ついたならご免なさい。それにしても、ブツの受けわたしたぁ、やくざな世界に身を落としなすったんですね。小向ナントカさんみたいにならないでくださいよ。青谷の豆腐、待ってますので、よろしくお願いします。
- 2011/03/03(木) 05:30:10 |
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- asax #90N4AH2A
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