ノビタです。
ホカノ君から池田家墓所の報告書ができたという連絡があり、ひさしぶりに研究室を訪れ、教授と3人で食事に出かけました。いや、自分の卒論「鳥取城の石垣に関する史的考察」が公刊され、感慨一入です。
N: 先生、報告書ありがとうございました。A: なんかちょっと薄いだろ・・・?
N: えっ、中身がですか?A: 違うよ、紙が薄くて、背表紙の厚さも薄くなっちゃったな。
N: たしかに、・・・スーパー再生紙ですね。M: 環境大学ですから、超エコ印刷ということでよろしいんじゃないでしょうか。A: なんでもかんでも「環境」かいな。本はわれわれの遺伝子だぞ!?
M: ・・・・ところで、なんでわたしのイニシャルがMなんでしょうか?A: ホカノのイニシャルをとると「H」だろ? まずいだろ、Hは。
M: それにしても、なぜMなんですか。まさかMって??A: マースです。火星。もうそろそろホカノっていう愛称にも飽きてきたしね、どうだい「マース岡野」っていうリングネームは?
M: なんでリングネームなんですか?A: かつてピストン箱崎と呼ばれたスライディング・タックルの名手が奈良にいたんだ。関西一円で恐れられていた。そいつが出家し改心して、マース箱崎というリングネームを名乗るようになったんだ。
M: それとわたしがどういう関係にあるんですか?A: だから、マースで共通してるんだよ。
M: ・・・・・A: 奈良と言えば、旧知の某人妻からメールが入り、「ブログ毎日楽しみに拝見しています。ところで・・質問なのですが、インタビュアーのノビタ君は実在人物ですか? それとも・・浅川さんの一人二役??ですか?」と質問されちゃったよ。
N: 実在しております。いちおうN紙の記者です。それでは、写真を公開しましょう。クリックすると、写真が拡大されます。
A: なんだ、顔隠しているじゃないか。
N: ところで、先生、ブラジル対クロアチア戦はご覧になったんでしょ?A: 後半のさわりまでライブでみていたけど、眠ってしまってね。残りはビデオでみたよ。
N: どうでしたか、1-0でブラジルの辛勝ということですが。A: 両国にとって価値ある結果じゃないかな。日本にとっては残念な結果だね。ブラジルには、少なくとも2点とってほしかった。日本とクロアチアの得失点差をおなじにしたかったからね。
N: やはりブラジルは強いですか?A: もちろん。ただ2トップが機能していない。ロナウドはひどいよ。立って歩いているだけさ。アドリアーノも昨年のような切れがない。
N: カカが得点しましたね。A: テストマッチからずっと好調だね。カカは素晴らしい選手だけれどね、「素晴らしい選手」どまりなんだよ。好調時のロナウドとアドリアーノは、そういうレベルではない。あれは殺人マシーンだ。ゴルゴ13か、ターミネータか、そういう存在だよ。その二人が消えてしまっている。ロナウドに代わって入ったロビーニョも目立たなかった。
N: 話題のロナウジーニョはどうでしたか?A: 徹底的にマークされたね。あれぐらいマークすれば、ロナウジーニョも機能しない。それがよくわかった。決勝トーナメント1回戦の相手は、イタリアかチェコのどちらかだから、ブラジルはそうとう苦しむでしょう。そこで消える可能性もあるが、その山を乗り切れば、決勝まで進むだろう。
N: それでもブラジルは勝ちましたね。A: 感心したのは、個々の力よりも、ブラジルの組織だね。局面局面での選手の動きがすべて連動している。一人がミスしても、すぐに他の選手がカバーに入るし、ボールを奪ってからのまわりの選手の動きだしがものすごく早い。きわめて組織的な動きなんだ。どうして、ジーコはああいう組織的なチームを目指さなかったのだろうか。
N: クロアチアはどうでしたか?A: 評価を上げたね。守りが非常に固かった。グループ・ディフェンスで、ブラジルの中盤を押さえ込んだ感じだ。
N: プルショが左に流れ、バビッチもあがってきて、左サイドからの攻撃に偏重すると報道されていましたが。A: そのとおりだよ。右サイドにもスルナという好選手がいるんだが、ロベカルとのマッチアップで上がれなかった。だけど、日本戦では右サイドもえぐってくるよ。
N: 日本は4バックでクロアチアに挑むようですね。A: 危険だね。アレックス、中澤、宮本、加地の4バックなら、また3失点する可能性がある。
N: 先生の持論ですね。A: 敵は2トップだからね。日本は3バックで守るべきだ。繰り返すけれども、宮本はスウィーパー、アレックスは高い位置においておかないと、かれらの欠点が露呈してしまう。
N: 坪井が復帰できそうですし、3バックのほうが守備は安定するでしょうね。A: どうしても、4バックにしたいなら、左から中田浩、坪井、中澤、加地と並べて、ダブルボランチも福西と稲本の守備的な選手を配するべきだ。
N: 小笠原を使って、4-4-2にシステムを変え、昨年のコンフェデの再現を狙うというのが、ジーコの目論見のようですが。A: どうかな・・・。クロアチアは3バックだから、3トップで仕掛けるのがおもしろいんじゃないか。真ん中に巻をおいて、左ウィングにアレックス、右ウィングに中田英を配する。3-4-3か4-3-3で臨んでみたらどうだろう。日本には馴染まないと思われるかもしれないけれど、3バックのクロアチアにとっては脅威で、ディフェンスに乱れが生じるんじゃないか。守りでは、プルショに中澤、バビッチに稲本、スルナには中田浩をあてる。下に図示してみます。
N: 今回は選手交替で失敗は許されませんよね。A: ヒディングに倣うべきだ。引き分けか劣勢だったら、最後の30分には、大黒以下、どんどん攻撃的な選手を送り込む。それと、中田英、中村であっても、ガス欠になったら、ただちに小野に替えるべきだ。小野だって、十分決定的な仕事ができるから。
N: とにかく気持ちを切り替えないといけせんね。A: そうだ、新しい目標を設定しないと。
N: 決勝トーナメントめざして、勝ち抜くのみですね。A: えっ、冗談だろ??
N: ・・・・A: 日本の目標は、3試合やって、勝点1をとることだよ。(続)
- 2006/06/16(金) 01:44:56|
- サッカー|
-
トラックバック:0|
-
コメント:3
なんで、コメント隠すの? ノビタの顔写真はいずれあらわれます。乞ご期待! ピストン箱崎によろしくお伝えください。
- 2006/06/16(金) 21:50:21 |
- URL |
- asax #EectUwOQ
- [ 編集]