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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

のびたインタビュー(ⅩⅥ)-ヴェルトマイスターシャフト2006

 ノビタです。

 ホカノ君から池田家墓所の報告書ができたという連絡があり、ひさしぶりに研究室を訪れ、教授と3人で食事に出かけました。いや、自分の卒論「鳥取城の石垣に関する史的考察」が公刊され、感慨一入です。

N: 先生、報告書ありがとうございました。
A: なんかちょっと薄いだろ・・・?
N: えっ、中身がですか?
A: 違うよ、紙が薄くて、背表紙の厚さも薄くなっちゃったな。
N: たしかに、・・・スーパー再生紙ですね。
M: 環境大学ですから、超エコ印刷ということでよろしいんじゃないでしょうか。
A: なんでもかんでも「環境」かいな。本はわれわれの遺伝子だぞ!?
M: ・・・・ところで、なんでわたしのイニシャルがMなんでしょうか?
A: ホカノのイニシャルをとると「H」だろ? まずいだろ、Hは。
M: それにしても、なぜMなんですか。まさかMって??
A: マースです。火星。もうそろそろホカノっていう愛称にも飽きてきたしね、どうだい「マース岡野」っていうリングネームは?
M: なんでリングネームなんですか?
A: かつてピストン箱崎と呼ばれたスライディング・タックルの名手が奈良にいたんだ。関西一円で恐れられていた。そいつが出家し改心して、マース箱崎というリングネームを名乗るようになったんだ。
M: それとわたしがどういう関係にあるんですか?
A: だから、マースで共通してるんだよ。
M: ・・・・・
A: 奈良と言えば、旧知の某人妻からメールが入り、「ブログ毎日楽しみに拝見しています。ところで・・質問なのですが、インタビュアーのノビタ君は実在人物ですか? それとも・・浅川さんの一人二役??ですか?」と質問されちゃったよ。
N: 実在しております。いちおうN紙の記者です。それでは、写真を公開しましょう。クリックすると、写真が拡大されます。

20060615113436.jpg

A: なんだ、顔隠しているじゃないか。
N: ところで、先生、ブラジル対クロアチア戦はご覧になったんでしょ?
A: 後半のさわりまでライブでみていたけど、眠ってしまってね。残りはビデオでみたよ。
N: どうでしたか、1-0でブラジルの辛勝ということですが。
A: 両国にとって価値ある結果じゃないかな。日本にとっては残念な結果だね。ブラジルには、少なくとも2点とってほしかった。日本とクロアチアの得失点差をおなじにしたかったからね。
N: やはりブラジルは強いですか?
A: もちろん。ただ2トップが機能していない。ロナウドはひどいよ。立って歩いているだけさ。アドリアーノも昨年のような切れがない。
N: カカが得点しましたね。
A: テストマッチからずっと好調だね。カカは素晴らしい選手だけれどね、「素晴らしい選手」どまりなんだよ。好調時のロナウドとアドリアーノは、そういうレベルではない。あれは殺人マシーンだ。ゴルゴ13か、ターミネータか、そういう存在だよ。その二人が消えてしまっている。ロナウドに代わって入ったロビーニョも目立たなかった。
N: 話題のロナウジーニョはどうでしたか?
A: 徹底的にマークされたね。あれぐらいマークすれば、ロナウジーニョも機能しない。それがよくわかった。決勝トーナメント1回戦の相手は、イタリアかチェコのどちらかだから、ブラジルはそうとう苦しむでしょう。そこで消える可能性もあるが、その山を乗り切れば、決勝まで進むだろう。
N: それでもブラジルは勝ちましたね。
A: 感心したのは、個々の力よりも、ブラジルの組織だね。局面局面での選手の動きがすべて連動している。一人がミスしても、すぐに他の選手がカバーに入るし、ボールを奪ってからのまわりの選手の動きだしがものすごく早い。きわめて組織的な動きなんだ。どうして、ジーコはああいう組織的なチームを目指さなかったのだろうか。
N: クロアチアはどうでしたか?
A: 評価を上げたね。守りが非常に固かった。グループ・ディフェンスで、ブラジルの中盤を押さえ込んだ感じだ。
N: プルショが左に流れ、バビッチもあがってきて、左サイドからの攻撃に偏重すると報道されていましたが。
A: そのとおりだよ。右サイドにもスルナという好選手がいるんだが、ロベカルとのマッチアップで上がれなかった。だけど、日本戦では右サイドもえぐってくるよ。
N: 日本は4バックでクロアチアに挑むようですね。
A: 危険だね。アレックス、中澤、宮本、加地の4バックなら、また3失点する可能性がある。
N: 先生の持論ですね。
A: 敵は2トップだからね。日本は3バックで守るべきだ。繰り返すけれども、宮本はスウィーパー、アレックスは高い位置においておかないと、かれらの欠点が露呈してしまう。
N: 坪井が復帰できそうですし、3バックのほうが守備は安定するでしょうね。
A: どうしても、4バックにしたいなら、左から中田浩、坪井、中澤、加地と並べて、ダブルボランチも福西と稲本の守備的な選手を配するべきだ。
N: 小笠原を使って、4-4-2にシステムを変え、昨年のコンフェデの再現を狙うというのが、ジーコの目論見のようですが。
A: どうかな・・・。クロアチアは3バックだから、3トップで仕掛けるのがおもしろいんじゃないか。真ん中に巻をおいて、左ウィングにアレックス、右ウィングに中田英を配する。3-4-3か4-3-3で臨んでみたらどうだろう。日本には馴染まないと思われるかもしれないけれど、3バックのクロアチアにとっては脅威で、ディフェンスに乱れが生じるんじゃないか。守りでは、プルショに中澤、バビッチに稲本、スルナには中田浩をあてる。下に図示してみます。

20060615113442.jpg

N: 今回は選手交替で失敗は許されませんよね。
A: ヒディングに倣うべきだ。引き分けか劣勢だったら、最後の30分には、大黒以下、どんどん攻撃的な選手を送り込む。それと、中田英、中村であっても、ガス欠になったら、ただちに小野に替えるべきだ。小野だって、十分決定的な仕事ができるから。
N: とにかく気持ちを切り替えないといけせんね。
A: そうだ、新しい目標を設定しないと。
N: 決勝トーナメントめざして、勝ち抜くのみですね。
A: えっ、冗談だろ??
N: ・・・・
A: 日本の目標は、3試合やって、勝点1をとることだよ。(続)


  1. 2006/06/16(金) 01:44:56|
  2. サッカー|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:3
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  1. 2006/06/16(金) 16:05:04 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

奈良の人妻たちへ

なんで、コメント隠すの? ノビタの顔写真はいずれあらわれます。乞ご期待! ピストン箱崎によろしくお伝えください。
  1. 2006/06/16(金) 21:50:21 |
  2. URL |
  3. asax #EectUwOQ
  4. [ 編集]

コメントのリプライ

近日公開します!
…という訳にまいりませんのでその写真でご勘弁を
  1. 2006/06/17(土) 22:39:17 |
  2. URL |
  3. ノビタ #-
  4. [ 編集]

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