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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

能海寛生誕150周年記念国際シンポジウム(予報1)

 今年は明治150年にあたる年ですが、島根県浜田に生まれたチベット仏教求法僧、能海寛(のうみ・ゆたか)の生誕150周年でもあり、能海の故郷・浜田市金城町や母校の東洋大学(旧哲学館)などで記念事業は目白押しですが、ASALABも国際シンポジウム開催の準備を進めています。今春より輪読してきた能海寛『世界に於ける仏教徒』(明治26年)の口語訳の成果を披露するとともに、9月の西北雲南調査に同行される何大勇教授(雲南民族大学雲南省民族研究所)にも雲南・四川における能海の活動についてご報告いただきます。また、昨年に引き続き、世界的なチベット学の大家、今枝由郎先生にご来鳥いただき、総括的な講評をしていただく予定です。
 シンポジウムの内容は今後変更になる可能性もありますが、取りいそぎ第一報をお届けいたします。

日時: 12月1日(土)13時~17時
会場: 公立鳥取環境大学 学生センター多目的ホール
主催: 公立鳥取環境大学
共催: 能海寛研究会

イベント名称: 能海寛生誕150周年記念国際シンポジウム 

主題: 雲南に消えたチベット仏教求法僧
     - 能海寛の風景と思想 -


 12:30 開場
 13:00 開会の辞 

 13:10 第一部 能海寛の風景

  1.基調報告 岡崎 秀紀(能海寛研究会長)30分
   「山陰から世界へ-能海寛と河口慧海の時代-」      
  2.招聘講演 何 大勇(中国 雲南民族大学教授)60分
    「チベットをめざして-能海寛の歩いた四川と雲南-」

14:40 <ティーブレイク&スライドショー>
 
15:00 第二部 能海寛の思想

  3.浅川 滋男+研究室(公立鳥取環境大学)60分
    「能海寛を読む-世界に於ける仏教徒-」
  4.講評と質疑 60分
    [講評] 今枝 由郎(京大こころの未来研究センター特任教授)
    [質疑] 岡崎 秀紀・赤井 厚生・何 大勇・眞田 廣幸他

 17:00 閉会の辞 

  1. 2018/08/25(土) 23:56:27|
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2014鳥取環境大学公開講座のお知らせ(Ⅱ)

20140601ブータン講演162204e95



 本学の公開講座講演「めざせ、ブータン-洞穴僧院と瞑想修行-」が2日後に迫ってきました。採点と卒論概要指導に追われて、まだ準備が始まっておりません。間に合うかな?
 さきほど、ゼミ生に支援の要請をしたところです。
 
 ともかく、まずは鳥取公演です。なんとか格好つけないと。
 昨年(2013)9月に13名の教員・学生が取り組んだ洞穴僧院ドラフに係わる調査成果の本邦初公開ですので、ご期待ください。
 

 1.鳥取講演: 2014年8月9日(日)14:00~15:30
     会場: 鳥取県立図書館2階大研修室 
          〒680-0017 鳥取県鳥取市尚徳町101 ℡ 0857-26-8155
   
 2.米子講演: 2014年8月23日(日)14:00~15:30
     会場: 鳥取環境大学西部サテライトキャンパス
          〒683-0812鳥取県米子市角盤町1丁目55-2
          中海テレビ放送センタービル内 ℡ 0859-23-1311


 事前の申し込みが必要ですが、受講料無料ということなので、たくさんの方に受講していただけると嬉しく思います。詳しい情報は下の画像をクリックしてご覧下さい。

2014公開講座05
↑会場情報(クリックすると拡大します)

  1. 2014/08/07(木) 01:58:46|
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木綿街道のこと(ⅩⅩⅥ)

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町並みシンポジウム(4)-懇親会

 パネルディスカッション後、立食形式の懇親会が酒蔵でおこなわれました。たくさんの方に声をかけていただき、発表を終えたという実感が湧いてきたと同時に少しホッとしました。料理はもちろん、振興会のHさんたちが前日から準備してくださった手料理! そして、木綿街道の酒持田酒造の新酒いろいろです! どれもこれも美味しくて、お昼は食べる時間がなく腹ペコだった私は、全種類を制覇する勢いでいただきました。下準備に1週間くらいかけたといわれるスモークも絶品で、お酒に合い、美味しかったです。片付けの時間になっても、振興会の方々に混じって片付け合間を縫ってつまんでいました。
 懇親会は平田のお酒をいただき、終始いろんな方と話し、会話の中では地元の出雲弁(“ずーずー弁”)も入りまじり、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
 これでやっと、平成23年度が一区切りつきました。このシンポジウムの成果と経験を生かし、県内就職を目標に頑張りたいとおもいます。(おぎん)



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↑研究室OBのホカノさんとチャックさんが参加されました。ありがとうございました。
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  1. 2012/03/08(木) 00:41:44|
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木綿街道のこと(ⅩⅩⅤ)

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町並みシンポジウム(3)-学部生の発表

 わたしは第2部で、町並み・川並みの現状と修景計画について報告しました。まず、新町・片原町の町家・町並みの調査について、そしてタクヲさんの大型町家の報告に続き、片原町の三間長屋Sa邸について説明しました。Sa邸は建築年代が明治28年で、カケダシの生活空間がいまも残る長屋として、木綿街道内での数少ない例です。
 町並み修景計画については、「Sa邸」「片原町の端の空き家と駐車場」、また景観をスケールで分断している「3階建て建物」の3つについて私案を披露しました。これらの修景は、おもに木綿街道内の町家意匠を参考に、修景建物と、修景に用いる町家意匠の年代を合わせておこなったものです。川並みの修景もおなじように建具の意匠を変え、また古写真を参考に明治や大正時代当時の雰囲気(すだれ、石垣の川べり、目隠しの板壁を設けるなど)を各所に取り戻すようにとしています。
 最後に、今後の課題として「小路」と「カケダシ」について触れました。昨年先生が視察に行かれた、重要文化的景観に2011年2月に選定された「天草津の漁村景観」は、評価された「カケ」と「トウヤ」が木綿街道に残る「小路」や「カケダシ」と似ている例だそうです。来年度以降、調査が継続されるなら調査し、活用なども考えてみたいと思っています。
 ところで・・・わたしの発表は順調には行かず、パソコンが途中からフリーズしてしまいました。発表前の修正をした後、パワーポイントのデータをまとめタクヲさんのパソコンを使用することになったのですが、事前に使い方をきちんと確認しておかなければいけませんでした。タクヲさんに助けていただき、なんとか終えることができました。ご迷惑・ご心配をおかけしました。(おぎん)

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  1. 2012/03/06(火) 00:31:00|
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木綿街道のこと(ⅩⅩⅣ)

討論者


町並みシンポジウム(2)-パネル・ディスカッション

 「木綿街道町並み」シンポジウム第3部のディスカッションは第1部、第2部で時間が大幅に遅れたこともあり、およそ30分遅れのスタートとなりました。パネラーとして、講演・報告・コメントをした5人(清水室長、和田先生、苅谷先生、松本課長、私)に加えて、伝建地区の倉吉で長年にわたり行政の立場から町並み保全に取り組んでこられた眞田氏(元倉吉市教育委員会文化財課長)と、木綿街道振興会の小村氏のおふたりが参加。司会は教授です。
 ディスカッションは平田の町割り復元研究からスタート。和田先生の本町・新町の復元では、現在の石橋両家が建つ新町通り西面に地銭を納めていた屋敷がなく、江戸中期の本石橋の屋敷地が確認されていません。小村氏によれば木綿街道周辺は江戸中期頃に平田村から平田町・上ヶ分村、灘分村に分かれたそうで、「村」には地銭が課せられず、帳簿にも載らないのではないかとの指摘がありました。仮に本石橋家が村に建つ「民家」であったならば、農家型平面で曳き家の可能性を指摘した私たちの推測にも関係してきます。教授は「遺存地割」研究の重要性を指摘されました。平城京の復元でも、発掘調査をおこなう前から、航空写真と地積図によって条坊をほぼ復元しえたので、同様の歴史地理学的研究によって平田の町割りを復元した上で、地銭帳の記載と重ね合わせるのがよいとコメントされました。

賑わう会場

 次に石橋両家に関して意見を交わしました。建築年代については苅谷先生と清水室長から、より詳細な調査とくに旧石橋酒造の年代観を把握することの必要性をご指摘いただきました。
 旧石橋酒造の活用に関しては、苅谷先生から建物の利便性と安全性が第一に優先されるべきで、それには市との協調関係が不可欠との指摘。これには眞田氏、松本課長も賛同され、行政の立場から、木綿街道の住民主導のまちづくりを高く評価されました。ちなみに、本シンポジウムでは30人以上の地元住民が参加されたとのことです。

 「文化的景観」に関する討議では、会場からの質問が2つ取り上げられました。清水室長が講演で示した「DNA」という用語がキーワードになり、建物とそれ以外の要素との「間」を解読し、それらの継続性を評価することが重要であるとの説明がありました。木綿街道においては川並みのカケダシや、命名の由来となった「木綿」との関係をもっと突き詰める必要があるのかなと感じています。
 生業や生活を評価する文化的景観の制度は、景観のDNA継承を本質とし、モノ建築の保存にこだわる伝建制度とは反するようにみられがちですが、清水室長や苅谷先生の認識では、文化的景観の概念は伝建制度を包括もしくは補完しうるものであるということです。ただ、文化的景観の選定基準には「都市」の要素は明記されておらず、それが、歴史的町並みを文化的景観として捉えることを難しくしている現実があります。今後、制度も整備されていくことと思いますが、現時点では、文化財保護制度を利用した町並み保全をしていくのであれば、伝建制度のほうが圧倒的に使い勝手が良い、とは清水室長のご意見でした。


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  1. 2012/03/05(月) 00:20:29|
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