薬膳料理大会から発表会までのスケジュール 今までやってきたプロジェクト研究ですが、残すところあと3回となりました。なので、まずは今後の予定から入りたいと思います。
7月14日(木) 薬膳料理大会準備
15日(金) 午後3時:調理
午後6時:薬膳料理大会(試食)。食品ガーデニング班を中心に
数グループが腎臓病によい薬膳を作ります。
7月20日(木) 最終授業=発表練習
7月25日(月)
11:00~11:45 プロジェクト研究発表会(13講義室)
1)むらおこし班 2)食品・ガーデニング班 3)古民家再生班
*1・2年生のみの発表
13:00~15:00 同上指定聴講、自由聴講(学生)
鳥取城調査委員会(教師)
15:30 古民家再生プロジェクト「医食同源の空間をめざして」
発表会(@さとに田園クリニック)
*建築系学生数名が以下の発表をします。
①民家の調査成果と復原(M2清水)
②民家再生計画(1):復原的改修案(1年小林)
③民家再生計画(2):現状維持的改修案(3年中島)
④インテリア計画(2年大西)
⑤民家ファサード修景計画(M1森)
⑥庭園の調査と裏庭再生計画(4年檜尾)
17:00~ バーベキュー
薬膳料理大会では、食品・ガーデニング班以外の班でも1品ずつ料理を作ることになりました。どんな料理が出てくるのか、楽しみです。再来週の21日は発表練習です。いま、ぼくたち「村おこし班」はパワーポイント制作に苦戦中です。そしてその次の週25日はいよいよ発表会です。21日から25日の間に先生にチェックをしていただくことになっていますが、多分、これが一番緊張しそうです。
7日は、14日に作る料理を考えるところからスタートしました。料理一品ということですぐに決めれるだろうと思っていたのですが、これがなかなか大変で、薬膳料理ということや透析料理の1日に決められた成分摂取量を考えたらなかなか決まりません。この作業だけでかなり時間を費やしてしまったので、ひとまずパワーポイントのほうをすることに・・・各自で発表資料作りをしました。前回はだらだらとなってしまい、今回こそは!と思っていたのですが、若干そのような空気が漂っていました。最後に、薬膳料理を決めることにしました。先生のアドバイスもいただいた結果、自分たちの班は茄子や今育てている野菜を使ったカレーを作ることにしました。これからますます忙しくなっていきそうです。(環境マネジメント学科1年 長谷寺)
[第12回「医食同源 -福祉のむらおこしと古民家再生」]の続きを読む
- 2011/07/10(日) 00:04:08|
- 地域支援|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
薬膳・腎臓病食の整理とパワポづくり 6月30日(木)。プロジェクト研究「医食同源」の食品・ガーデニング班は発表に向け、班内でさらに薬膳・腎臓病食を調べるグループと、実際に薬膳や腎臓病食の考えを取り入れた料理を作るグループに別れ、活動しました。1年生女子2人は薬膳・腎臓病食のグループとなり、今回は学内で研究成果をまとめることにしました。薬膳の概要や歴史、腎臓病の概要や食事の摂取制限など、今まで書籍やインタビュー、インターネットなどで調べてきた知識をパワーポイントで発表できるような形にまとめるため、慣れないパワーポイントに触れながら悪戦苦闘し、ごくごく簡単なものですが形になりました。
しかし、まだ発表に足るものではないので、さらに修正・追加を行ったり、読み上げ用原稿を作成したりという活動を続けたいと考えています。また、先生がおっしゃられた、いかにしてパン、ごはんなどを低タンパクに抑えるか・代用品はあるかという点を再考します。(環境政策経営学科1年DM&Q№)
恐怖の雑草抜き作業 一方、料理実践グループは野菜畑の草取りをおこないました。天気は曇りで蒸し暑かった。先週は校内で活動をし草取りしていなかったので、いつもより量が多いと思っていたが、想像以上の雑草の量で畑とあぜ道の境が分からなかった。雑草が皆大きく取りやすかったが、いくら抜いてもきりがなく、とても時間がかかってしまった。
野菜の成長 冬瓜:隣の野菜畑の近くまで蔓がひろがっていた。長径15cmくらいの実が3・4個なっていた。見栄えはたんなる瓜だが、先生が一つ取って返って半割にしたところ、冬瓜(とうがん)であることが判明した。 唐辛子:10cmくらいの実が一枝に5・6個なっていた。これも先生が5つ取って帰った。
ナス:紫の花が咲いていた。
パセリ:パセリの株が高さ5~6cmぐらいになっていて、葉もφ20cmくらいにひろがっていた。
トマト:直径5cmくらいの緑の実がなっていて、もう少しで収穫できるかも。幹が倒れていていたので支柱にくくりなおした。
ヘチマ:プランターの土が少なかったのか、成長が遅かったので、土を足した。
ゴーヤ:ヘチマ同様、プランターの土を増やした。小さなゴーヤが一つできていた。

↑冬瓜
[第11回「医食同源-福祉のむらおこしと古民家再生」]の続きを読む
- 2011/07/06(水) 00:00:48|
- 地域支援|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
6月23日(木)のプロジェクト研究は学内でミーティングに集中しました。以下、各班のレポートです(建築班は明日にまわします)。
里仁の世代別人口分布 むらおこし班は先週Oさんにお話をうかがってまとめた東里仁地区の世代別人口分布を円グラフにしてみました(↓)。このグラフを見てわかるように、20~30年先の里仁地区を担っていく若い世代は全体の40%に満たさない程度で、現在の里仁地区がきちんとしたむらづくりをしていかねば、この先の里仁は高齢化・空洞化が必至の情勢であることを再認識できました。
むらおこし班は調査研究が一段落し、次回からは発表会で使うパワーポイントを作成していきたいと思います。研究内容が「むらおこし」という学生が口を出すにはばかられる代物ですので、ほかの班のように自分たちの案を出したりはできませんが、その分、里仁の歴史と現状、そして問題意識を発表で的確に表現できるように取り組みたいと思います。(環境政策経営学科1年 キム3号)
コーン豆腐 食品・ガーデニング班はこれからの活動についていろいろ話し合い、発表する内容を決めました。いずれも仮題ですが、一つの演題は「腎臓病と薬膳料理」、もう一つは「薬膳料理に挑戦」とする予定です。前半で腎臓病患者が食べても良い成分、食べてはいけない成分などについて調べ、後半は実際に透析食の薬膳料理を作ってみたいのです。
自分たちが畑で作っている野菜も透析食の素材に使えればいいと考え、野菜の成分は腎臓病の人に食べても大丈夫なのかを調べてみました。以前、透析食に関するインタビューで、タンパク質、カリウム、塩分は腎臓に悪影響を与えるので、湯通しなどでそれらの成分を落として提供しないといけないと聞いたので、自分たちの作っている野菜がどのくらい成分が含んでいるのかを調べました。
人工透析を受けている患者はカリウムを1500mgまで、タンパク質は30~40gまで、塩分は5~7gまでと制限があるので、これを前提にレシピを考えなければなりません。そこで、Dさんが調べてきた「コーン豆腐」という料理のレシピを見て検討しました。素材はコーンと寒天で、カリウムが少ない素材を使っています。豆腐を使わず寒天を使うため、タンパク質の量も少なくすむ良い料理と思います。Yくんが調べてきた「みそ汁」もカリウムの少ないジャガイモやコーン、パセリを使ったよい料理だと思います。(環境マネジメント2年TT)
[第10回「医食同源 -福祉のむらおこしと古民家再生」]の続きを読む
- 2011/07/01(金) 00:13:11|
- 地域支援|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0

先生、原稿書けたので、ブログアップよろしくお願いします。
ところで、二日酔いは大丈夫ですか? 二日酔いにはドクダミが効くらしいですよ!
むらおこし班の課題 6月2日(木)。前回、ぼくたちむらおこし班は、Oさんへのインタビューをまとめること、里仁地区周辺の歴史と人口の推移を調べてくること、住宅地図を見つけてくることを課題としていました。しかし、今回互いに発表しあったり、先生にまとめてきたレポートを見ていただいたりした結果、内容に対してまだまだ理解の浅い面があったり、調査方法に甘い面があったりし、十分な成果をあげられたとは言えませんでした。なので、次回までに不十分な部分を補完することを今回の課題とすることにしました。
まず、もう一度「市街化区域」と「市街化調整区域」について理解と確認をしていく必要があるので、鳥取市の行政のホームページなどを参考に、地区計画の一つの例に的を絞ったりしながら、より詳しく調べていくつもりです。次に、先週の土曜日に田植えされた低タンパク米「春陽」と「中国204」について調べたことや、その新聞記事などを一つの資料となるようにまとめていこうと思います。そして、住宅地図、周辺の歴史などを市の図書館で調べ、次回には、住宅地図コピーを片手に里仁地区を実際に歩いてまわりたいと思います。


さて、このプロジェクト研究も折り返し地点に近づいてきたということで、今回は活動を早めに切り上げ、Oさん邸のお庭をお借りして豪華なバーベキュー・パーティを開かせていただきました。あくまでこれは「これから研究班のみんなで一致団結して過酷な後半戦を切り抜け、良い案、良い研究結果を残すぞ!」という目的のもとにおこなった中締めの儀式でして、食材も「医食同源」にこだわったものです。(環境政策経営学科1年キム3号)

↑史上最大のバーベキュー焜炉。しかも可動式。 ↓医食同源のメニューは海産物と野菜中心。これ、岩牡蠣ですよ・・・
[第7回「医食同源-福祉のむらおこしと古民家再生」]の続きを読む
- 2011/06/08(水) 00:00:06|
- 地域支援|
-
トラックバック:0|
-
コメント:1

5月12日(木)。ゴールデンウィークも明け、プロジェクト研究4回目で再び里仁地区を訪問しました。今回はまず、このプロジェクトのメンバーでどんな分野に興味があるのかアンケートを取り、3つのグループになるように仮の班分けをしました。その3つとは「ガーデニング班」「むらおこし班」「民家・庭実測班」です。そして、さっそくそれぞれの班に分かれて行動しました。
むらおこし班の活動 ぼくは政策経営学科なので「むらおこし班」になりました。「むらおこし班」はまず、何かむらおこしに役立てられそうなものを探すため民家周辺を散策しました。そこで、ぼくらか気付いたのは、周辺道路は市街地などへのアクセスのため交通量が多いこと、雰囲気の良い狭い路地(↑)が多くあることです。このことから、今後料理教室などを展開していく上で通い易さはどうか、看板の設置はどうするかなどの点について考えましたが、自分たちだけの地区計画では実現性が低い上、鳥取市の都市計画の方向性も考えていかなくてはならないという大きな課題が見つかりました。加えて、この狭い路地を拡幅していくのか、今後高齢者が増えていくのでどういった点に気を付けていくのかなども考えていきたいと思います。

具体的な案を出していくのは、今回の訪問ではまだ準備が足りないので、ぼくたち「むらおこし班」は次回までに鳥取市の都市計画図と行政の資料を用意することにし、続いて民家の裏庭にある植物の採集をすることにしました。まず、約1メートル四方に範囲を限定して、そこでみつけられる植物をサンプリングし、鑑で植物名を同定し、実際に食べられそうなものか調べ、サンプリングしたものを雑誌に挟んで押し花にし保管することにしました。わずか4種しか見つけることはできませんでしたが、そのうちの一つは「ノラニンジン」ではないかと思われます。食用に適しているかどうかはまだ調べなければわかりませんが、もし
食べられるものであるならその調理法など、どのようにしたら美味しく健康的に食べられるか考えていきたいと思います。先生からは、来週からドクダミ茶を作ってみてはどうかと言われました。ドクダミ茶は味に癖があるようですが、びわの葉の茶葉とブレンドすると、ビワの葉の甘みで飲みやすくなるそうです。ドクダミには解毒作用があるらしいので是非試していきたいと思います。(環境政策経営学科キム3号)

↑ノラニンジンの花。 ↓ノラニンジンの根と茎葉
[第4回「医食同源 -福祉のむらおこしと古民家再生」]の続きを読む
- 2011/05/15(日) 00:56:40|
- 地域支援|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
次のページ