昨年度、1期生を中心に旧鳥取市内に分布する歴史的建造物のデジタル・マップを作成しました。その成果をまとめつつあった平成16年11月に、旧鳥取市と旧町村(青谷町・鹿野町・用瀬町・佐治村・河原町・国府町・福部村・気高町)の大合併が行なわれ、今年度は、合併後の新鳥取市旧郡部のマップ作りを進めています。マップ作成の前提として、まずは、社寺・民家等のリストを各旧町村ごとに作りました。そのデータに従い、現地へ赴きデジカメとGPSを使って、マップ作りに必要なデータを集める作業をしています。今年からは、建造物の基礎調査票も併用しています。以下が、今までの調査の概要です。
8月2日 鹿野町(鹿野・今市) 19件
8月4日 鹿野町(寺内・今市) 8件
8月8日 青谷町(桑原・澄水・紙屋・田原谷・北河原・山田) 20件
8月9日 青谷町(絹見・夏泊・長和瀬・青谷) 9件
8月10日 鹿野町(鹿野・今市・鷲峰・河内・末広・岡木) 10件
8月12日 青谷町(青谷) 20件
調査対象物件が、密集しているか、していないかの違いによって、その日の調査達成件数に大きな差が出てきています。総調査対象物件数(約600)に対して、今のペースでは補足調査のための時間がなくなってしまうので、密集している地区では30物件、密集していない地区では20物件を達成できるように今後は取り組んでいきたいです。(西河)
*左上に国土座標が書き込まれているのがわかりますか?
[歴史的建造物のデジタル・マッピング 中間報告その1]の続きを読む
- 2005/08/13(土) 08:45:59|
- 建築|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0