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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

実地研修の日 -町並み保存研修会in倉吉(Ⅱ)

 わたしは何も特別なスピーチしたわけではない。日常的に学生たちに講義したり、市民に対して講演している内容を、ただ繰り返ししゃべっただけなのに、昨夜の高田酒造酒蔵での懇親会や清水庵の2次会では、
 「はっきりとモノをおっしゃる」
 「ずけずけと意見をいう」
 「あれは問題提起なのですか?」
などのコメントを頂戴した。いつものことではあるのだけれども、わたしからすれば、日本の意識の低さを感じさせられる瞬間で、正直がっくりくる。
 今回の講義では、はじめに文化庁の熊本さんが、「文化財としてのオーセンティシティを保つ修景とは<復原的修景>である」ことを強調されたのに対して、わたしは「復原によって材料のオーセンティシティが失われる」ことをたくさんの事例から示した。セメント瓦や錆びたトタンや鄙びた瓦やアルミサッシでさえ、オーセンティックな存在であり、それらを活かした修景が不可能ではないことを述べたのである。復原という行為によって、多くのオーセンティックな材料が失われ、地球環境を破綻に導くおびただしい廃棄物が生まれる。
 二日目は実地研修であった。5軒長屋から大店会、オークランドを経由して、伝統建築フェアの会場へ。生田さんの解説が素晴らしかった。伝統建築フェアの会場は、2年前の火災で焼失した一画で、タクオ&ヤンマーが3年後期に再生計画に取り組んだ場所。ケチをつけてはいけないけれど、これでいいのだろうか。重伝建地区の復興はまだ先のようである。
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  1. 2005/10/16(日) 23:31:02|
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asa

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