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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

千両万両

20060425181051.jpg


 写真の植物は「まんりょう」であろうとワイフは述べた。広辞苑によると、「まんりょう」はすなわち「万両」で、

  「ヤブコウジ科の常緑小低木。高さ1メートル。葉は楕円形で厚く、光沢がある。夏、葉腋に白い小花を下向きにつけ、果実は球形、赤熟して冬から春まで保ち、観賞用。別科のセンリョウに似るが大形。」

と説明されている。我が家の庭で果実を垂らしている植物は「高さ1メートル」もないので、ひょっとしたら、この花はセンリョウではないか、と疑い、広辞苑をひくと、

  「センリョウ科の常緑小低木。関東以南の暖地の林下に生じ、高さ50センチメートル。茎にふくれた節がある。葉は対生し卵状楕円形。夏、黄緑色の細かい花を短い穂状につける。核果は球形、冬に赤く熟す。実の黄色い品種もある。鉢植や切花とし、多くは正月用。クササンゴ。仙蓼。」

とある。いまネットで検索したところ、センリョウの実は赤みがっかているが橙色で、実が上を向いている。我が庭のそれは、実が真っ赤で、サクランボウのように下向きに垂れ下がっている。したがって、写真の植物は、背丈が短いけれども、センリョウではなく、マンリョウであることがあきらかになった。ワイフに電話すると、

  「センリョウとマンリョウの区別ぐらい、主婦ならたいていわかっているの。男の人はお正月の準備をしたことがないからわからないのね」

とのコメントを頂戴した。
 ちなみに、マンリョウの中国名は「朱砂根zhushagen」、センリョウの中国名は「草珊瑚caoshanhu」である。センリョウの別名「仙蓼」のニ文字は気品があって、しかも神仙思想と絡む薬草のような語感があり、古代漢語の匂いがする。


  1. 2006/04/26(水) 17:35:13|
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asa

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