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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

のびたインタビュー(Ⅰ) -ヴェルトマイスターシャフト2006

 ノビタです。

 ご無沙汰しています。地元N紙に就職し、はや1ヶ月がすぎました。まだ研修中の身ですが、はやくも記者魂が疼いております。なんといっても、ドイツのワールドカップが近づいて来ましたからね。まだ新聞記事は書かせてもらえませんので、このブログをお借りして、恩師でもある鬼コーチのA教授に展望をうかがうシリーズを企画しました。

N: 5月2日にキリンカップのメンバーが発表されましたね。国外組の招集はなく、国内組だけで固められています。なにかサプライズはありましたか?
A: ないでしょ、まったくない。
N: サプライズがあるとしたら、誰だったのでしょうか?
A: そりゃ、松田(横浜Fマリノス)でしょ。松田をメンバーに含めるかどうか、だれもが注目していたはずです。
N: なぜ松田なんですか?
A: だって、ディフェンスがひどいじゃないの。とくに4バックのジーコJAPANはみていられない。アレックス(三都主)、中澤、宮本、加治の4人ですよ。高校生のチームでも点がとれそうじゃない??
N: どうして、あの4バックはあんなに点をとられるのでしょうか?
A: 敵はアレックスのサイドを徹底的についてくる。アレックスは守備能力が低いからオロオロして振りまわされるだけ。どうしても中澤がアレックスのカバーにまわらざるをえなくなる。そうなると、ゴール前のストッパーは宮本一人でしょ。宮本は背も低い(176㎝)し、1対1にも弱い。相手に強力なストライカーがいれば、もうそこでほとんどお終いですよ。
N: どうしたらよいのでしょうか?
A: アレックスと宮本が失点の元凶なのだけれども、この二人をどうしても使いたいのなら、3バックのシステムに固定するしかないでしょうね。アレックスは中盤のウィングバックとして高い位置におき、宮本はスウィーパーとしてカバリングに専念させる。持ち味を活かすとしたら、それしかないですよ。
N: それですべて解決するのですか?
A: いや、3バックと両サイドのウィングバックで5名必要だから、前の人数が減ってしまう。日本はフォワードもディフェンスも駄目だけれど、ご存じのように、中盤にはいい選手が多い。ジーコも、スキルをもった中盤の選手が大好きで、中村、中田、小野、稲本、小笠原、中田浩、福西をできるだけたくさん使いたいわけです。だから、4バックにして守備要員を減らそうとしているのだけれども、3バックと4バックを流動的にとらえているので、アレックス、中澤、宮本、加治の4人でディフェンスラインを組むことになるんです。
N: どうしてアレックスにこだわるのでしょうか?
A: たぶんセレソンとフラメンゴで同僚だった左サイドバックのジュニオールのイメージにとらわれているんでしょう。ジュニオールはジーコも顔負けのテクニシャンでしてね、頭もいい。しかし、そのジュニオールでさえ、82年のスペインW杯では前に上がりすぎてしまった。イタリア戦では、リベロだったオスカーの制止を振り切って何度も攻撃に参加した。その裏をついたのが、パウロ・ロッシでね。結果はロッシのハット・トリックで、イタリアが勝ったんですよ。
N: アレックスにジュニオールの役は期待できませんか?
A: 無理でしょうね。アレックスは、所属チームでも4バックのサイドをやったことがない。あれは攻撃の選手ですね。ワンパターンのサイドアタッカーですよ。
N: アレックスはどう使うべきなんでしょうか?
A: 3バック・システムなら、ウィング・バックとして先発させてもいいけれど、わたしなら後半の途中から投入しますね。ここぞ、というときの切り札としてとっておく。
N: 宮本はどうなんですか?
A: アジアでは通用するでしょうけど、欧米に通用するとは思えない。そもそも、宮本はストッパーではない。リベロでもない。かれはスウィーパーです。だから、3バックならそこそこ機能するでしょう。ただ、ワールドカップのような真剣勝負では、なにより1対1の強さが求められます。
N: 結局、どうしたらよいのでしょうか?
A: ジーコを監督としておくのならば、つまり現実的には、先に言ったように3バックにして、アレックスは高い位置、宮本はスウィーパーに固定するしかないでしょう。
N: その場合、中盤はどうなるのですか?
A: ボランチに中田英と福西、トップ下に中村でしょうね。
N: なんだか、淋しいですね。あれだけ有能な中盤の選手が多いのに。
A: 攻撃のコマが少ないだけでなく、中田が前に出にくいんですよ。両サイドがアレックスと加治だから、攻撃参加した中田英のスペースをカバーできない。
N: 最善の解決策は?
A: 前から言っているように、ストッパータイプのディフェンダーを4人並列させることでしょうね。たとえば、左から中田浩、中澤、松田、田中誠としておけば、3バックにも4バックにも対応できます。敵が1トップもしくは3トップなら、4バックで対応する。敵が2トップなら、中田浩をウィングバックかボランチの位置に上げてしまえばいい。中田英が攻撃参加するときには、中田浩がそのスペースを埋めるように決めておけばいいわけです。
N: 宮本ではなくて、松田がいい理由は何なんですか?
A: 身体能力ですよ。背が高い(183㎝)し、1対1に強い。マリノスで中澤とのコンビも阿吽の域に達している。このまえのガンバ戦では、ジーコがみている前で4失点してしまったけれど、潜在的な守備力では、やはり中澤&松田が最強でしょう。
N: 茂庭と坪井はどうでしょうか?
A: 経験不足の感が否めませんよね。むしろトルシェJAPANで左のストッパーを務めた中田浩のほうが安定感がある。ワールドカップを経験しているんだから。
N: 5月15日にサプライズはおきないでしょうか?
A: トルシェのときの秋田が滑り込みだったんですね。ああいう奇跡を信じるしかない・・・(続)


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  1. 2006/05/05(金) 12:21:26|
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asa

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