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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

のびたインタビュー(Ⅲ) -ヴェルトマイスターシャフト2006

 ノビタです。

 昨晩は、某大学院生宅でキリンカップの日本対ブルガリア戦を観戦しました。わたしが某院生宅に到着したのはハーフタイムでしたから、後半しかみていません。ところが、先生は酔っぱらって眠ってしまいました。

N: 先生、ぐうぐう眠ってましたね。
A: あっ、アラックが効いたのよ・・・
N: アラックて何ですか?
A: スリランカの焼酎。
N: 美味しいんですか?
A: ブランデーのような味がするんだ。スリランカでは毎晩飲んでたよ。
N: イビキ、うるさかったですよ。
A: 連休疲れ、ブログ疲れです。
N: ブログ疲れ??
A: 2期生が卒業して、わたしの代わりに書いてくれる学生が減ったから、毎日わたしが書かんといかんのでね。
N: えっ、こうしてぼくが書いているじゃないですか。
A: ・・・・・
N: それに、眠っちゃったら、ゲームみれないじゃないですか!?
A: それがさ、高野山で経験した結縁灌頂のおかげでさ、眠っていても心は開いているんだ。このごろ、眠っても自分のイビキが聞こえるしね、眠っていても心眼がサッカーをとらえているんだ。大日如来が放つ光線は、物体の裏側まで照らして陰影をつくらない。これを「遍照」というんだ。すべてはお見通しさ。
N: ???・・・では、まずゲームの総括から御願いします。
A: 実力でしょ、あれが日本代表の実力ですよ。ボスニア戦が海外組を含めた実力、ブルガリア戦は国内組の実力です。
N: 何が悪かったのでしょうか?
A: 何が良い悪いもない、開始1分に先取点を取られ、終了1分前に決勝点を奪われる。チームとしては最低だね。監督更迭でもおかしくない内容だよ。
N: 監督更迭ですか?
A: そう。そうするしか、チームを立て直せない。あたらしい監督が守備の組織を根本的に改めるしかない。
N: 間に合いますか?
A: Jリーグの監督ならできるんじゃないか。オシム、岡田、西野、この3人ならジーコよりまともな守備組織が作れるでしょう。
N: 現実的にはありえませんね。
A: まぁ、ありえない。
N: 昨日の場合、どこに問題があったのでしょうか?
A: いちばん問題化しているのは、中澤だね。中澤はJリーグでも不調で自信を失っている。聞くところによれば、カウンセリングを受けているというじゃないか。昨日の失点の1点めでも、マンツーマンにとまどっていた。あそこは、なんとしてでも横パスを出させてはいけないところなのに。
N: また、左サイドをやられましたね?
A: 先発の村井が高いポジション取りをした裏をつかれたわけだ。3バックなんだから、中澤がもっとガチガチの対応をして、宮本がそのカバーにまわるしかなかったね。
N: 3バックでも失点しましたね?
A: そう、ホームの3バックで、左サイドを破られて失点した。アウェーで4バックだとどうなるか、考えるだけで恐ろしい・・・
N: 川口はどうですか、最後の失点?
A: やっぱりですね、世界クラスのキーパーは、チラベルとかカーンとかレーマンは、K1やプライドのような格闘技をやってもおかしくないごつい体格をしている。日本代表の守備のセンター線は、宮本も川口も小さい。高さに苦労する、というか、ばんばん点を取られそうな予感がする。
N: フォーワードの生き残りに注目が集まっていますが。
A: 昨日出場した3名は、たぶん落選だろうね。
N: 玉田が好調のようにみえましたが・・・
A: いや、玉田は中途半端な選手だと思う。ああいうドリブラーはアジアでは通用しても、欧米相手には厳しい。ロナウジーニョじゃあるまいし、何人ものディフェンダーを置き去りにするようなドリブルができる選手じゃないよ。それにね、シュートがポストに嫌われている。いくら惜しいシュートを打っても、入らないものは入らない。玉田がW杯で得点するシーンが想像できない。
N: FWはだれが選ばれるのでしょうか?
A: 高原、久保、大黒は間違いないでしょ。柳沢はケガから復調していないので、外されても仕方ないはずだが、たぶんジーコははずさない。
N: 鹿島だから?
A: そのとおり。
N: もう一人選ぶとしたら、誰になるでしょうか?
A: わたしなら、大久保だけどね。でも、ジーコは選ばない。
N: なぜでしょうか?
A: 生意気で態度が悪いから。松田もきっとそうだよ。フランス大会でセレソンからロマーリオを外したのも、おなじ理由だと思うね。そういう選手を調教するのが、監督の仕事なんだけどさ。
N: ほかに候補者は??
A: 次世代の代表につなぐ意味では、平山を選ぶべきだと思うね。
N: 選ばれるでしょうか?
A: 難しい。これまで一度も選ばれてないでしょ。
N: 昨日の試合に出たFWで、敢えて選ぶとすれば?
A: わたしなら、佐藤を選ぶ。相手のチームが嫌がる選手でないと意味がないわけ。欧米の大柄のディフェンダーたちは、おそらく高原も久保もそう怖くはないだろうけれど、たぶん大久保、大黒、佐藤タイプのFWは嫌なんじゃないかな。
N: どうしてでしょうか?
A: 目線の下に頭があるでしょ。気が付いたら、脇の下をすり抜けて、裏を取られるっていう感じかな。
N: ラリアット喰らわそうとして、ぶんまわした腕が頭の上で空回り?
A: 上手いね、おまえ。
N: ブンヤですから。
A: 営業っていう噂を聞いたぞ・・・
N: ・・・・・、昨日の試合でなにか収穫がありましたでしょうか?
A: 小野が復調してたよね。切り返しのフェイクとか、ノールック・パスとか。昨日のメンバーの中で欧州水準にいるのは、やはり小野だけだと思った。
N: あれだけイビキをかいて爆睡していたのに、よくそれだけ記憶に残ってますねえ。
A: いや、あとでニュースを見ただけだよ。(続) 

  data: キリンカップ第1戦(5月9日@長居スタジアム)
    日本1-2ブルガリア
  1. 2006/05/10(水) 16:55:49|
  2. サッカー|
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