卒業論文を提出し終えたある日、論文と設計の成果を池田家墓所保存会理事会で発表してみないかというお誘いを受けました。その頃は、実現するなどとは思ってもいなかったのですが、5月23日の午前中から、ぴえーるととホカノ君の卒業論文とキム・ドク(別名:タイガー戸口)の卒業設計についての発表をさせていただきました。
残念ながら、キム・ドク(別名:タイガー戸口)は参加する事ができませんでしたが、池田家墓所保存会の理事長である片山知事が出席する中での緊張した発表となりました。
それぞれの発表はピエール、ホカノが15分程度のプレゼンテーション、キム・ドクは事前に作成した9分の動画を流す形式を取らさせていただきました。内容は、卒業研究公聴会や
池田家墓所修復整備検討会とほぼ同一です。
理事会への出席に際しては、浅川教授、ホカノ君のお二人には深夜の来鳥時に迎えにきてもらったうえ、寝床まで提供してもらい本当にありがとうございました。また、本日は卒業論文に関連して、多くの方からのご助力を頂いていたことを改めて感じられた日となりました。(ぴえーる)
理事会での発表の場を設けていただき、ありがとうございます。よい発表をと心がけましたが、自身でもプレゼンの仕方が不甲斐なく、うまく伝わらなかったのではないかと感じております。最後に、ご静聴いただいた理事会の皆様かたにはふかくお礼申しあげます。(ホカノ)

↑わたしたちは、「本格復元」などまったく訴えていない。木造建築の復元研究については、池田家墓所の全体像を解明するための基礎的研究であることを某大学院生がくりかえし述べたにも拘わらず、こういう見出しがついてしまうのは残念である。池田家墓所は基本的に現状保存の方針であり、石造建造物に関してのみ復原的修復を試みる。詳細はまもなく刊行される報告書を参照いただきたい。

↑5月27日付けの読売新聞の記事です。
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- 2006/05/23(火) 16:52:29|
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