
今日は本年最初のオープンキャンパス。わが研究室とチョン研究室は環境デザイン学科の「研究室公開」を、午後1時から4時までおこなった。チョン研究室(4401演習室)はCAD&CG演習作品のスライドショー。浅川研究室(4409演習室)は、
1)湯梨浜町尾崎家住宅の模型・パネル[宮本卒業制作]の展示
2)昨年度プロジェクト研究6「A邸改修計画」の模型・パネル(北野・森川・吉村制作)の展示
3)現在進行中の加藤家住宅模型制作の実演
を来客におみせしながら、お茶のコーナーを設け、ご父兄・高校生のみなさんと親しくお話をした。

来場者は6組で、うち受験者およびそのご父兄は3組、在校生のご父兄1組、リクルート社の取材1組、本学旧職員1組であった。ご父兄は非常に熱心で、コーヒーや紅茶(マルイで買った100円!のフォウション社アップル・ティー)を飲みながら、30分~1時間程度の面談をした。6月のオープンキャンパスは毎年来場者が少ないけれども、研究室公開で話しあった内容はじつに中身の濃いものであった。環境デザイン学科のオープンキャンパス企画は、これまでギャラリー展示、実験棟公開、ツリーハウス&茶室公開などに限られ、研究室公開は初めての取り組みであったが、今後とも継続すべきイベントであるとの意を強くした。
4409演習室の展示と模型制作の実演に協力してくれた学生諸君には、心より感謝したい。これから、Y助手が「餃子の会」を開くそうなので、たらふく食べてください。

↑取材するリクルート社を逆取材した。
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- 2006/06/17(土) 18:24:40|
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煙を纏う、というよりはいぶされていたという表現がしっくりくる2人のツリーハウスの維持活動。昨日(6/16)のプロ研は今日(6/17)のオープンキャンパスの準備で集まったのだが、A教授の密命によりツリーハウスの維持活動を別におこなった。最近のブログにちらちらと姿を見せているツリーハウス。教授によるサッカーの解説(?)と同じくらい気になっている存在だったが、まじまじと観察したのは今日が初と言っていいだろう。
やはり全盛期は過ぎていた。
人が入っていない(または定期的に整備していない)建物というのは衰え、自然に還る。連載中のブログ写真の頃のハウスが見せた勢いはなく、せっかくの男結びは所どころで劣化が見られ、屋根やその周辺には落ち葉が何層にも積み重なり、支えの竹は意味を成してはいなかった。自分の得意分野となりつつあるカマドは木炭と泥とで埋まり、また、無残であった。そこで、ケンボーにハウス本体の清掃と現状の調査をまかせ、自分はカマドの修繕へといそしんだ。カマドは製作者には申し訳なかったが、一度丁寧に解体し、土を出し、新たに命の火を吹き込んだ。また、ハウス下のカマドも溜まっていた泥を出し、空気の通りをよくした上で、作業の済んだケンボーにここの火をまかせ、自分は周りに落ちていた材木(竹)を片付けた。手の入れられたハウスやカマドは、全盛期こそ過ぎてはいるが、再びたくましい姿を夕日と共に我々二人に見せてくれた。おおかた片付けが終わりかけた頃、2人の手(腕)には「かゆみ」という自然の贈り物が無数にあったことは、言うまでもない。 (チャック)

↑再生した道端のカマド ↓床下の炉に薪をくべて建物を燻す
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- 2006/06/17(土) 14:53:08|
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