ノビタです。
W杯は淡々と進んでいます。しかし、日伯決戦は明後日に迫ってきました。教授にさぐりをいれてみましょう。
N: 先生、お忙しいですか?A: あぁ、明日は授業のあとに加藤家の公開が控えているから、記者発表資料を準備しなきゃなんないし、あまり時間がないよ。
N: 加藤家の公開、記者クラブにFAXが入っていました。どうですか、マスコミは集まりそうですか?A: 県議会の最中で、県政記者クラブのほうは動けないらしいね。市の方も人事の公開があるらしくて、S紙のO記者は少し遅れると連絡してきたよ。
N: ほかに打診はないのですか?A: 某国営放送局からも電話で取材依頼があったよ。大変だったのは先週でね。大手某紙の若い女性記者が加藤家に張り付いて、うちの助手をずいぶんいたぶったらしい。助手は、もう顔もみたくない、と言っているよ。大学にいたわたしにも電話してきて、ものすごい勢いで噛みついてくるんだわ。22日の解禁日まではコメントできないとなんど説明しても、同じ論理で噛みついてくる。
N: それって、すっぱ抜きを狙っているんですよね。A: 本人は「報道の自由」を主張するんだけどね、わたしは各社平等に情報を提供したいと思っています。
N: それで納まったんですか?A: 支局長に電話して話をつけるしかなかった・・・
N: でも、ブログって怖いですね。取材するほうが、じつは逆取材されて、こういう記事になってしまうんですから。A: 明日の記者発表も楽しみだよ。研究室の情報発信班が記者たちを逆取材する段取りになっているんだ。
N: あれっ、わたしもいちおうN紙の記者ですからね。じつは逆取材されているんでしょうか??A: おまえは営業見習い中と聞いたぞ。
N: ・・・・ところで、イングランド対スウェーデンの試合はご覧になりましたか?A: 録画でみたよ。
N: イングランドはスウェーデンに勝てませんね。38年も勝っていなくて、また勝てませんでした。A: あと少しで勝ち切れたんだが、ラーションの小技にやられちゃったな。スウェーデンはこれまで不調だったけど、イングランドとやると燃えるね。
N: トーナメント1回戦の相手は開催国ドイツに決まりました。A: いい勝負になるだろうね。
N: 先生はどちらを応援するんですか?A: スウェーデンだね。ドイツのサッカーは、ベッケンバウアーで終わったと思っています。80年代以降のドイツやイングランドのサッカーは、あんまり好きじゃないんだ。
N: 問題は明日のE組最終戦、イタリア対チェコ、アメリカ対ガーナですね。A: そうなんだ。この二つの試合結果はF組にも影響すること必至だよな。
N: チェコがガーナに0-2でやられましたからね、ショッキングでした。A: あぁ、コレルかバロシュがいないと、4-1-4-1システムは機能しないね。第3FWのロクベンツでは、トップにボールが納まらない。
N: イタリア戦でもコレルは欠場ですが、バロシュが戻ってくるという噂が飛び交っています。A: どちらにしても、チェコは苦しいよ。イタリアに勝ちきるのは難しいだろうから。逆にイタリアは引き分けが得意だからね。引き分けでもトーナメントに上がれる。
N: ガーナが不気味ですね。首位通過の可能性があるでしょ?A: そうなんだ。ガーナがアメリカに勝って、イタリアとチェコが引き分けると、ガーナ1位、イタリア2位、チェコ3位になるから、チェコは脱落だ・・・
N: F組はブラジルが日本に勝つでしょうから、対戦相手となるE組の2位はきついですよね。A: いきなりブラジル対イタリアの可能性もあるんだが、お互いあたりたくないだろうな。いまのブラジルとイタリアなら、イタリアが辛勝するんじゃないだろうか。
N: ブラジルはE組の結果をみて、最終戦に臨めるから有利ですね?A: かりにイタリアがE組2位の場合、ブラジルは敢えてF組の2位を選択する可能性がないとはいえない。となれば、日本に負けてやるしかないな。
N: オーストラリアがクロアチアに勝って、ブラジルが日本に負ければ、ブラジルは2位通過になるから、決勝トーナメント1回戦の相手はガーナになるかもしれないわけですね。A: そうだね。この場合でも、日本の決勝トーナメント進出はありえないんだけどね。
N: ブラジルに勝ったというだけで、日本中狂気乱舞じゃないですか!?A: おめでたいことです。 (続)
- 2006/06/21(水) 22:47:37|
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