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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

倉庫番(Ⅱ)

 昨夜の10時14分、郡家駅に着いた。今回は車を駐車場に預けていて、そのままスウィフトで帰宅。門前にはタクオの車が停車していた。ずいぶん待たせてしまったようだ。じつは、
  「センター入試があるから、週末は鳥取に居る、一杯やるか!?」
という話を持ち出していたのはわたしのほうで、それは先々週だったように記憶する。しかし、そういう約束をさっさと失念して、わたしは2泊3日で奈良に帰ってしまった。どうしても、奈良のことが気になる。子どもに任していられない、と思ってしまうからだ
 結局、深夜11時からホタルで飲んだ。途中からノビタも合流した。ノビタはウーロン茶に徹して車で帰宅したが、タクオは我が家の駐車場に車を泊めて1階の炬燵で一夜をあかした。タクオもノビタも卒業したばかりだが、いろいろ悩みがあるようで、たまに相談にのる。タクオは今日「厄払い」をしてもらうのだそうだ。人生には流れがあって、うまくいかないときは流れに逆らっても仕方ない。しばし忍耐の時間を過ごすしかないだろう。かくいう小生も、あまり上手な生き方をしてきたほうではない。何回かあった人生の岐路で、しばしば選択を誤った。それでも、なんとか生きている(沈没寸前だが・・・)。

 今日はセンター入試の2日め。環境デザイン学科の入試委員なので、今年もまた「倉庫長」という役割を頂戴した。昨年ほどの緊張感はない。昨年は1日めの倉庫長だった。センター入試にはじめて英語のリスニング試験が導入される年に、リスニングがおこなわれる1日めの倉庫長を務めた。トラブルがおきるかどうか、冷や汗をかきながら各試験室の動向を見守っていた。果たしてある試験室で「音声が中断した」というトラブルが発生した。再試験がおこなわれ、すべての解答用紙が回収されたのは夜の9時すぎだった。集合時間は早朝8時だから、13時間以上も倉庫番の仕事を務めたのである
 今朝、大学に到着して倉庫の前に着席し、まず一言質問。
  「昨日のリスニング、どうだった?」
  「昨日も1件出たんですよ、ただし機械の故障じゃなくて、受験生の耳にイヤホンがあわなかったんです・・・」
  「全国ではどれぐらい??」
  「今のところ380件ぐらいらしいです。」
  「なんだ、昨年とあんまり変わらないじゃないの・・・」
 たしか昨年は約460ヵ所の会場でリスニングのトラブルが発生した。文科省はこのトラブルを減らすためにやっきになっていたはずだが、リスニングのトラブルが減るはずはない。ICプレーヤーがどうの、イヤホンがどうの、という問題ももちろんあるけれども、受験生が「よく聞こえなかった」と主張した場合、それを否定することは不可能だからである。
 いちどリスニング試験の監督者マニュアルをみなさんにおみせしたい。それは「こういうトラブルが発生した場合、このように対処しなさい」というトラブル対策マニュアルで、総頁数が68ページもある。こういうマニュアルを作成し配布しなければ成立しない試験であり、にも拘わらずトラブルが頻発しているということは、試験の制度そのものに無理がある証にほかならない。こんなこと、試験監督を務める教員はみんなわかっている。文科省のお偉方だけが意地を張っているだけのことだ。
 この制度を廃止するためには、もっとトラブルが多いほうがよいのかもしれない。

  1. 2007/01/21(日) 20:53:47|
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