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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

「倭文日誌」から

 今日から二日間、環境大学では日本建築学会中国支部研究発表会が開催されているのだが、わたしは「看病」を理由に脱走し、数日ぶりに患者に再会した。お土産は田園町宿舎の近くにあるケーキ屋さんで仕入れた「わらび餅」と「スィート・ポテト」。あっさりした上品な味のデザートで、とても喜んでくれた。さて、先月27日に国立循環器病センターを訪問して、ガンマナイフの手術をした女医とサシで話し合ってきた内容を伝えたところ、患者は困ったような顔をした。なぜそうなのか、これを説明しようとすると非常に長くなるので、今日はやめておこう。やっぱりものすごく疲れていて、さきほど「ゆらら」で体をほぐしてきたところだ。とても長文を書く気にならない・・・
 わたしの代わりに、といってはなんだが、「倭文日記」を受け継いだMr.エアポート(別名Y.O君)が学会のバイトとして奔走しているらしく、今日の「倭文日誌」は久しぶりに居住者O君が担当している。本日のブログはこれを転載しておきたい。

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 「倭文日誌」をご覧の皆様、居住者Oです。本日は、学生Y.O君が朝からバイトということもあり、居住者Oが代わりに本ブログを担当する運びになった。久しぶりに文章を書くので、不適切な部分もあるとは思うのだが、皆様の暖かい心で見守っていただけたら幸いである。
 事前調査や図面作成などから始まった加藤家住宅修復プロジェクトは、本日の修復工事で一通りのめどが立ったことになる。以前の「倭文日誌」でも記載してあるように、施工を担当された池田住研さんは、本日で現場を離れることになった。だが、安心していただきたい。池田住研さんは再来週また来られて下屋の施工に取り掛かるという段取りになっていて、その時には感謝の気持ちを込めてロフトでパーティーを開こうかなと考えている。それはさておき、居住者Oは加藤家住宅がここまで立派に息を吹き返したことに関して、正直おどろいている。と同時に、とても感動している! これも全て、管理人さんや浅川先生、そして現場の職人さん、修復工事の補助作業をおこなった学生のおかげである。その成果は写真を見ていただくと一目瞭然だろう。軒付に応用した木羽も見事に収まり、茅葺き当初の厚みを継承できている。

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 来週は、ロフトの電気工事をおこなうために電気屋さんが来られるようだが、居住者Oは残念ながら鳥取を離れているため立ち会うことができない。他のメンバーに頼むしかないだろう。

 最後になったのだが、長かった卒業研究も本日の展示会最終日をもって、無事に全工程を終えることができた。結果は、上位入賞である! これも、皆様のお力添えがあってこその結果だと思っているので、この場をお借りして感謝申し上げたい。「本当にいろいろお世話になりました。ありがとうございました。」なお、居住者Oの卒業研究を含め、上位入賞を果たした同ゼミ生の卒業研究を今月17日に倉吉にて発表することになったので、お時間のある方は足を運んでいただきたい。詳しい内容は2日前のLablogを参照願いたい。

 それでは、また来週から学生Y.O君がんばってください!

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↑原寸模型は会場から搬出され「古材倉庫」に運びこまれた。↓ASALABの展示パネルは群を抜いた出来映えでした。高い評価を頂戴しました。
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  1. 2007/03/03(土) 23:24:59|
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本家魯班13世

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