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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

チャック&部長@東京インターンシップ(Ⅶ)

 インターンシップ7日目。昨日までは毎朝チャックさんと会社の前に集合して会社に入っていましたが、今日からそれぞれわかれて出勤するようにしました。会社の皆さんともっと話をしたい、もっといろんなものを見ておきたいと思ったからです。今日、私はいつもより30分早く出勤して、少しだけですがお話しすることができました。
 さて、今日の最初の作業は、昨日途中で終ってしまった模型の屋根の続きです。二人で別々に作った模型とは違って、垂木の上に小舞を乗せたり、壁を付けたりと細かい作業をおこないました。目標にしていた午前中までに終らせることはできませんでしたが、昼過ぎには完成させることができました。金曜日の午後から作り始めたので、2日で1つの模型をチャックさんと2人で作れました。
 その後は、すでにできていた模型の修正をおこないました。上から順番にはずしていき、写真で記録していきました。角度をうまく調整しながら途中まで組み上げましたが、終業間際にKZさんにチェックしていただくと、少し傾斜がゆる過ぎたので、また明日解体して組み上げなおすことになりました。
 修正する模型の構造は、大学の課題で作成していた模型とは違うので、これは何だろう?と思ったり、資料を見て検討しながら自分の手で組み上げていくことで、より理解を深めていくことが出来ています。絵で見るより、立体のものを自分で触って、組み立てていくことが大切だと感じた一日でした。(部長)


  1. 2007/09/04(火) 22:55:30|
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国境景観の連続と断絶-越南浮浪エピローグ(Ⅱ)

20070904025853.jpg

 ハノイからハロン湾に向かう道すがら、ど派手な高層住宅が軒を連ねる。バルコニーやペディメントにコロニアル様式の細部がこれでもかと使われており、色彩も原色を多用して華々しい。なんと表現したらよいのだろうか、ロココというか、キッチュというか、あまり誉められた作品とはいえない建築が窓外を過ぎ去っていく。
 いずれも農村住宅、つまり農家である。ベトナムは共産主義の国だから、土地は国有。したがって、個人所有の土地は存在しない。ただ、土地の借用権(使用権)は存在する。農村では、もちろん宅地はひろい。日本の地主農家のような途方もない広さではないけれども、極限まで高密度化しているハノイ下町の都市住宅の敷地に比べればはるかに大きい。そこに3階建、まれに4階建の住まいを建てる。前述のように、様式建築の細部をこれみよがしにひけらかすキッチュな装飾をもつ住まいを建てるのである(↑↓)。

20070904190738.jpg

 はじめてベトナムを訪れた調査メンバーは、不思議な顔をして、この建物をみつめている。

  「都市住宅をモデルとしているんだろ。ああいう高層住宅に住みたいという願望のあらわれさ・・・」

 と、わたしは持論を披露した。反論する者はだれもいない。

20070904185804.jpg

 ハノイはベトナム戦争の空爆被害を免れたフランス植民地時代の建築が今も数多く残っている。それは大型の公共建築や銀行に限らない。一般庶民の住宅も、ネオ・クラシッズムからアールデコあたりの匂いをぷんぷん漂わせている(↑)。低くて2階建、高ければ3階以上になるものもある。こちらなかなか品のある意匠だと思うのだが、ハノイではこういう植民地建築を取り壊す方向で町の再開発が進みつつある。
 この植民地建築としての高密度高層住宅が農民たちの憧れであったのだろう。これを再現したい。農村の敷地に再現したい、と思うから、様式建築まがいの過剰装飾をもつ高層住宅が田園地帯に軒を連ねるわけだ。

20070904185833.jpg
↑ランソンの都市景観

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  1. 2007/09/04(火) 19:45:09|
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asa

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