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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

サンデーモーニング・オーバーキャスト(Ⅲ)

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 練習会終了後、遠来の客だからと後片づけをご免除いただき、一足お先に帰路につきました。帰り途(「オン・ザ・ウェイ・ホーム」)に、患者がぽつりぽつりと感想を述べるのです。たとえば、
  「ほかの方がたがアガってるのをみても、うちのお父さんは大丈夫だろうと思っていた。フラットマンドリンの伴奏はとても良かった。流石だと思った。なのに、ソロであんなに間違うなんて・・・みなさんにいつもわたしが聴いているレベルの演奏をお聞かせできなくて悔しかった・・・サンデーモーニング・オーバーキャストは車で聴いているヨークのCDと遜色ないぐらいのレベルで弾けていたのに、ほんとに残念な出来だった。」
 こういうコメントに気持ちは凹んでゆき、それに追い打ちをかけるように天気は大荒れになってきて、夕暮れの青谷のあたりでは洪水のような大雨に悩まされ、ますますハートは『イントゥ・ダーク』(真っ暗闇)。

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 以下、今回の反省です。
  1)また、ソロでアガッてしまった。アガリ具合は前回の半分ぐらいか。前回は、1曲終わるごとに席に戻ってバーボンソーダを飲んでいたが、今回はそういうこともなし。しかし、やはりアガッてしまった。「スィート・メモリー」はいつでもどこでも完璧に弾けるという自信をもっていたのに、指が動かなくて、いっぱい間違った。ともかく、ソロになると動揺する。今の段階でこれだけアガる自分を知り、学祭でのパフォーマンスに不安を覚えた。なんとか対策を考えなければならない(1曲めにフラマンをもってくるか?)。
  2)ギターが鳴らなかった。やはり室内と野外では違う。野外で完全なアンプラグドは厳しい。先輩諸氏がエレアコ、エレガットを使われる理由がよくわかった。ホセ・アントニオをいくら強く弾いても、音が響かない。室内ではよく響くのに、野外では音が曇って聞こえる。アンプラグドの場合、「孤独の旅路」でそうしたように、インストの曲でも小さな音でやさしくつま弾いたほうがよかったのかもしれない。これは勉強になった。プラグ&ラインを好まないわたしもこのままでは勝負にならない、という自覚が芽生えた。学祭も野外なんだから、エレガットを使うしかないかもしれない。あの安物のエレガット ・・・

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 余談ながら、今回感心したのは「歌」である。とても印象に残ったのが、月太郎さんの1曲目「ホーボーズ・ララバイ」。アーロ・ガスリー(ウディ・ガスリーの息子)の名曲がほのぼの蘇って聞き惚れてしまった。MOさんの3曲目「祭りの後」も良かった。拓郎よりも、MOさんの歌い方のほうがいいですね。ハートにじーんとくる。月太郎さんやMOさんのバッキングで、またフラマンかなにか弾かせていただければ嬉しく思います。わたし自身、いま心が揺れているのはバンジョーですね。ニール・ヤングにもバンジョーの弾き語りがありますし、ニールが「ギターの神様」と呼ぶバート・ヤンシュ(ペンタングル)もバンジョーを巧みに使ってましたしね・・・

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  1. 2007/09/13(木) 00:15:31|
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