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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

セゴビアの衝撃

 六弦倶楽部の第3回練習会(大山)でご一緒させていただいた松江のSさんからメールを頂戴した。わたしのブログ「ミュートの技巧」を読んだ感想だとのことですが、いきなり「山陰ギターコンクールに出場されるとの事、すばらしいですね」とありまして、いや、困ったな・・・「シニア」ならなんとかなるとは思いますが、「一般」の部に出場するとなれば、F.ソル「魔笛の主題による変奏曲第4、第5変奏」が弾けるようになって、さらにテープ審査をパスしなきゃいけないんですから、出場できる保証はまったくないありません。
 ところが、Sさんはすでにこの曲が弾けるのだそうです。恐縮ですが、メールの文章を一部引用させていただきます。

   実はこの曲は私が大山の練習会で当初予定していた曲です。
   クラギでは、定番中の定番ですね。鉄弦で第5変奏をやるのが
   どうしても難しくてあきらめました(左手の人差し指が擦れて
   切れそうになります)。まあー、たとえ、選曲していたとしても、
   あの状態では、イントロ、第1変奏すら難しかったでしょうが・・

 じつは天理楽器でギター工事を依頼する際、ついでにソルの変奏曲についても店長に訊いてみたのですが、店長はやはり「あぁ、定番ですね」とコメントし、この曲を含むクラッシックギター楽譜集をみせてくれました。しかし、その楽譜はタブ譜付きだったので買いませんでした。タブがあると楽だけど、いつまでもタブに頼っていてはいけないと、いちおう思っているんです。エチュードを練習する楽しみもタブなしのところにありまして、タブなしの譜面から和音や運指を考えるのがとてもおもしろいんですよ。それにしても、楽譜をみる限り、これは難しい曲だと直感しました。サンバーストといい勝負じゃないだろうか。このレベルがクラシックの「定番」なんだ・・・
 
 さてさて、楽譜を買わなくてよかった。Sさんはわたしがこの曲を知らないことを心配されたのでしょう、pdfを添付され、さらにセゴビアが演奏する動画サイトをお教えくださいました。で、見たんです。エライことですよ。こんな曲、よう弾かんわ。それにしても、セゴビアの貫禄は凄いもんです。曲の最初から最後までポーカーフェイス。表情がまったく変わらない。名人とはこういうものですね。難しいところでも表情ひとつ変えず、腕の動きもスローハンドで、大袈裟なアクションはまったくない。ところが、演奏のスピードはもの凄く速い。
 Sさんは「万難を排して鳥取での第4回練習会に駆けつけますので、できましたら、その席でこの曲をご披露ください」とメールを結んでらっしゃいます。わたしは無理だとお答えしました。とりあえず、カルカッシのエチュードが終わらないことには、他の曲に移れません。エチュードが終わるのがたぶん11月でして、六弦倶楽部の第4回練習会は11月中旬の週末になりそうなので、とても間に合いませんね。そもそも、こんな難しい曲が来年の5月までに弾けるようになるものかどうか・・・


  1. 2007/10/03(水) 00:08:55|
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asa

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