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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

『加藤家住宅の実験』刊行!

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 お待たせしました。
 昨年度末から編集し校正を繰り返してきた報告書3冊シリーズの第1弾がようやく印刷会社から搬入されました。第1弾は『加藤家住宅の実験』。昨年度まる1年、研究室が全精力を傾けて取り組んだ加藤家住宅修復事業の報告書です。これは、以下の2つの助成研究の複合的な成果報告書です。

 ①平成18年度(財)日本住宅・木材研究センター(HOWTEC)「中小住宅生産者による木造住宅生産体制の整備事業」助成研究: ローコストによる文化財古民家の修復マニュアル作成 -地域産材を活用した茅葺き風「杉板トチ葺き鉄板被覆屋根」の開発を中心に-(研究組織:鳥取古民家修復プロジェクト委員会/助成金 1,316,000円)
 ②平成18年度鳥取県環境学術研究費特別助成研究: ローコストによる古民家修復方法の開発(Ⅰ) ―住むことと修復することの実践を通して―(課題番号B0605/助成金 2,151,000円)

 報告書の原本となったのは、「加藤家の居住者O」こと大城智章くん(3期生)の卒業論文「ローコストによる文化財古民家の修復―登録文化財『加藤家住宅』での実体験を通して―」であり、そのまた元になったのは加藤家住宅HPのブログ「倭文日誌」です。また、カラーグラビアには安田典史くん(3期生)の卒業制作「Re-Cover 地域産材を活用した屋根とロフトの設計―茅葺風鉄板被覆屋根(軒付トチ葺)の開発―」も含んでいます。
 編集担当はチャック。この春のゴールデンウィークをつぶして総頁数135ページの大作を編集してくれました。
 以下に目次のページを転載しておきます。

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 この研究の目的は、当初、「文化財古民家のローコスト修復」に関するマニュアルを作成することでしたが、やはり1棟の修復からマニュアルまで導くのは難しく、今回は「ローコスト修復のエッセンス」を示すにとどめました。しかし、このエッセンスのなかに「オーセンティシティ」「解体しない修理 in situ」「日本的<反復原=現状保存>」などの重要な問題が凝縮されています。文化財関係者にひろくお読みいただければ幸いです。また、今年度は専門家向けではなく、一般市民向けのわかりやすいパンフレットの作成をめざし、まもなく編集に取りかかります。
 なお、関係機関・関係者への郵送は昨年度の報告書シリーズ3作が揃ってからとなりますので、ご了承ください。

  1. 2007/10/22(月) 19:48:05|
  2. 研究室|
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asa

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