六弦倶楽部第5回練習会におけるわたしの演奏曲目は以下の3曲です。もちろんギターはチョトロク代表のエドクラストン。ラインをアンプにつないだ状態で3曲弾きました。
1.ひとりぼっちの旅(ヴォーカル付)
2.無伴奏チェロ組曲1-1(インストルメンタル)
3.Days of Wine and Roses 酒と薔薇の日々(インストルメンタル)
選曲には悩みましたよ。練習していないんだから、ヨークの「サンデーモーニング・オーバーキャスト」「マーリーの亡霊」はもちろんのこと、これまで演奏した「スィート・メモリー~少年時代」「ビートルズ・イン・G」「やさしく歌って~ミッシェル」「貝殻節」などで再挑戦するのが合理的かつ自然であり、今はそうすべきだったと反省しているんですが、参加するか否かで悩みながらも、やはり処女作を聴かせたいという気持ちが強く、2以外は初演となりました。全般的にひどい出来でしたね。猛省が必要です。
1.ひとりぼっちの旅(ヴォーカル付)
NHK「みんなの歌」でお馴染み、シューベルツ晩期の代表作です。作詞・北山修、作曲・はしだのりひこ。「みんなの歌」では4人のメンバーのアコーステッィクな演奏で、杉田ジローがリードボーカルをとり、サビで全員がハモるフォークバンド本来のアレンジでした。その後、各メンバーのソロ・シングルの1曲として発売された際には、青木望編曲のオーケストラをバックに作曲者のはしだのりひこが自ら歌っています。前者を好むファンのほうが多いのではないでしょうか。とくに、イントロのアルペジオが印象的でした。
いつものように、ヴォーカルでスタートして指慣らしというパターンだったんですが、声が震えていて、おったまげちゃいましたね。歌でこんなにあがったことないんだけど、ほんとにあがって声がでなかった。ワインのせいかな・・??
この曲を選択した理由は、原曲がDキーだったからです。2曲めのプレリュードもDキーでして、おまけに6弦Dドロップ。2曲めのための指慣らしと割り切って「ひとりぼっちの旅」も6弦Dドロップでアレンジしたんです。ところが、これがおもしろかった。不思議なもので、レギュラーで伴奏しているとただのフォークなんですが、6弦をDに下げるだけで重厚感がうまれ、ぐっと和声が高尚になります。まず「みんなの歌」のイントロでスタートし、少しずつ複雑なコードをとりいれて行きました。たとえば、Aパートは原曲ではD→F#m→G→A7なんですが、わたしはD→F#m7→G6→Em7onAに変えています。サビの部分でもど真ん中のA7をディミッシュ・コード(A7♭9)に変えて構成音を分解(アルペジオ)し、Em7に繋ぎました。間奏は青木望編曲のシングル・バージョンを採用。伴奏はインストとしても結構楽しめるアレンジになったはずなんです。ワイフも「大丈夫」と太鼓判を押してくれましたが、緊張すればチャラだから。だって1曲めですからね。声が震えているんだから、指は動かないわね。
もう少しインストの時間を長くのばし、ヴォーカルを最後に絡めるようにきちんとアレンジして捲土重来!ですかね。
[エドクラストンを弾く(Ⅱ)]の続きを読む
- 2008/02/01(金) 00:00:26|
- 音楽|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0