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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

それ行け、床下編集室

 加藤家住宅のパンフレット作成中。編集は「床下にもぐる女たち」に任せた。いま彼女たちを「床下編集室」と呼んでいる。編集室の2名がもがき苦しんでいるさまは、自らブログで吐露しているので、ご存知の向きもありましょう。
 その嘆息からすでに20日が過ぎた。

 振り返るには苦々しい記憶になってしまったけれど、卒業研究公聴会の打ち上げ会場はイタリア料理のマンナ。みんな懐かしいのは「ほたる」だろうが、3日ほど前、栄養失調に悩むけんボーを連れて4年生と食事したばかりだったので、豪勢にマンナとした。マンナの晩餐は息苦しかった。左サイドハーフをのぞくゼミのメンバーが勢揃いした「最後の晩餐」であり、卒業生たちを「よくやった、よくやった、やっぱりうちのゼミがイチバンだ」と自画自賛しながら、カンパリとアルゼンチン・ワインをぐびぐび呑み、パスタとピザをがばがば食べて、最後はクレジット・カードの支払い代金にアブラ汗をたらたら流しながらも、みなに感謝しながらグーグー眠るという目論見がもろくも崩れ去っていたからだ。
 この目算をぶちこわしにしたのは、いうまでもなく公聴会に潜り込んでいたエイリアンである。余談ながら、わたしが不在にしていた翌日の深夜、渦中の人物が演習室にあらわれ、「床下編集室」の女子学生に恫喝まがいの叱責をするというおまけがついて、学内が騒然となった。しかし、その行為により、公聴会における過激な言動の病的な背景が読み取れ、わたしもチャックも逆に一抹の安堵と憐れみを感じた次第である。

20080216030037.jpg

 それはさておき、マドンナ、じゃなかった、マンナの晩餐では、公聴会の話題があまりできないので、最後に「床下編集室」に矛先が向いてしまった。わたしが向けたのかもしれないが、なにより記憶に残っているのは、ハルさんの一言。

   「何をそんなに苦しんどるん?」

 同感です。わたしは「世の中に編集ほど楽しいものはない」と思っている人類の一人であり、どうしてまたこういう仕事が苦しいのか理解できないのである。ハルさんは倉吉報告書の表紙を描いた芸術家の卵であり、トマトさんはその報告書の100ページを編集し、チャックは加藤家住宅報告書135ページの編集をした。みな、なぜ?という疑問が消えない。
 床下編集室の2名は、学年で成績抜群の秀才であり、同じレベルであろう先輩諸君の業績を振り返っても、タクオ、ピエール、社長、キム・ドク(別名タイガー戸口)などはアドバイスらしいアドバイスをするわけでもないのに、センスの良いパンフレットや報告書を作りあげてきた。かれらはそれを楽しみながら実行したはずで、わたし自身、かれらのデザイン・センスに教えられるところが少なくなかった。

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  1. 2008/02/17(日) 00:40:49|
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asa

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