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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

オマーン戦評(Ⅱ)

 倉吉から直接津山にでて中国縦貫道にのれば速いに決まっている。が、高速代が高くなる。ガソリン代は謂うにおよばず・・・政治が悪い、社会が悪い、大学も悪い・・・
 高速代を節約しようと、人形峠から佐治を経由して用瀬にでた。ここで、ばてた。佐用まで車を走らせる元気がなくなり、わたしは鳥取の宿舎に戻ったのである。そのあいだ、じつは何本ものメールと電話のやりとりがあった。
 それにしても、ワールドカップ予選の試合をBS1で放映しないとはなにごとか!
 わたしの家には地上波のアンテナがない。宿舎のテレビでみられるのはBS1、BS2、WOWOWの3局だけであって、くりかえすけえども、ワールドカップ予選という国民的行事を民放(今回はTBS)が独占するとはなんたることか。海外にいる日本人は、ワールドカップ予選が見られないではないか。政治が悪い、社会が悪い、NHKも悪い・・・

 というわけで、わたしは「飛鳥」のカウンターに陣取り、14インチの小型テレビに映る日本対オマーン戦にかじりついていた。

 今回の引き分けは良し、としなければならない。
 開始5分で、先発陣のユニフォームはまるで水着のようにべとべとになった。噂に聞いていた摂氏38度の猛暑のなせる技である。気温が摂氏38度ということは、芝生上では摂氏50度近くまで上昇しているだろう。これほど熱いのに、日本は攻め続けた。
 攻めすぎてはいけない、と思っていた。こんな気候で攻め続けると、攻め疲れする。攻め疲れするとどうなるのか。攻め上がった中盤の選手が守備に戻ってこれなくなる。結果、ディフェンスラインと前戦との距離が大きく開く。こういう状態を「アコーディオン」とわたしたちは呼んでいる。
 オマーンはこの大きくあいた中盤を使う速攻に狙いを定めていた。前半、その作戦が奏功し、日本は手痛い先制点を許してしまう。その後も、日本は攻め続けるが、1点を奪えそうな気配がしなかった。とくに中村俊輔のプレースキックが不調だった。コーナーからあげるボールはすべてキーパーにキャッチされてしまう。

 後半、サイドアタックが増えて、日本は好機をしばしば演出した。そして、玉田がPKをとった。瞬間、

   「遠藤だ!」

とわたしはカウンターで声をあげた。ここで、中村俊輔にPKを蹴らせていたら、この試合は落としていたかもしれない。
 遠藤のPKは見事なものだ。相手ゴールキーパーの重心が動くのを確認した瞬間、その反対側にボールを転がす。遠藤のトリックにひっかからないようにするためには、ともかくキーパーは動いてはいけない。しかし、そんなことのできるキーパーがこの世に存在するだろうか。
 それからまもなく、オマーンがPKをとった。いやな流れだったが、わたしはカウンターで、

  「オマーンに遠藤はいない」

と呟いた。すると、みごとに楢崎がPKをとめた。オマーンのキッカーは楢崎が動く前にボールを蹴っている。

 それからの攻防は見応えがあった。できれば、早めに松井を下げたほうがよい、と思っていた。松井のようなドリブラーは猛暑の気候で疲れやすい。ボールは疲れないのだから、ボールを早く動かすサッカーをすべきであって、このアウェー戦ではドリブルは必要ないと話していたら、大久保がレッドカードを頂戴した。
 これはこれでいいだろう。こういう試合では、10人になったほうが有利に働く場合もある。ところが、大久保と同時にオマーンの選手も一人退場になっていた。喧嘩両成敗。アウェーにしては、中立的な笛を吹くレフェリーだった。ただ、その前後、日本は2度、PKをもらえるチャンスがあった。レフェリーはこれを2度とも流した。さすがに、アウェーでは、2本も3本もPKはもらえない、ということだ。

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  1. 2008/06/09(月) 00:11:36|
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asa

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