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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

『鳥取環境大学紀要』第6号 刊行!

2008紀要01

 昨年末、紀要への投稿者が少ないからだれか原稿を書いて欲しいという依頼があったのだが、師匠も走る大晦日にそんな時間的余裕があろうはずはない。いったん無視を決め込んだのだが、そういえば作夏、登録文化財申請のために調査した常忍寺本堂の申請原稿・図面・写真一式があることを思い出した。わずか二日ばかりの調査で、その原稿も歴史沿革は市の専門家に任せ、肝心の建築部分はエアポートに書かせて校閲し、いったんブログに連載した。それを編集しなおして文化庁への申請書類を作成したのである。この申請書類は、学術的にみれば、レベルの高いものではないが、それにしてもお蔵入りさせるのはもったいない。とりあえず、紀要に投稿してみようということになった。投稿にあたっても、エアポートが大車輪で動き、レイアウト、和文要旨、英文要旨の叩き台をつくった。
 年があけて、査読結果が舞い込んだ。若干の修正要求があったけれども掲載は「可」で、ただし「論文」ではなく、「報告」の扱いにするという判定であった。内容からして、「報告」という判定にまったく不服はない。以下に、文献の基礎データを示す。

  浅川・佐々木・岡垣 「常忍寺本堂」『鳥取環境大学紀要』第6号:p.49~56、
               2008年3月

和文要旨: 鳥取市行徳に所在する常忍寺は、江戸時代後半に建立された日蓮宗の寺院である。国の登録有形文化財の申請にむけて、本堂および客殿の緊急調査を2007年8月におこなった。本稿はその概要報告である。本堂は中規模の日蓮宗本堂で、19世紀前期の再建・改築時の様式や部材をよく残しているが、客殿は1階を大改修していう。本堂は火災や地震などの災害が頻発した鳥取市街地にあっては例外的に保存状況の良好な木造建造物で、国の登録有形文化財としてふさわしい価値をもつ近世寺院建築と評価できる。
【キーワード】 常忍寺、本堂、日蓮宗、近世社寺建築、登録文化財

 どういうわけか、全頁カラー刷りとなっております。抜刷を50部頂戴しておりますので、ご希望の方はご連絡ください。

 最後に、ささやかな願いを記しておこう。この「報告」をもとにお寺さんか鳥取市で、登録文化財「常忍寺本堂」のパンフレットを作ってくださらないだろうか。編集は、もちろんお手伝いしますよ。

 
  1. 2008/06/13(金) 00:48:30|
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asa

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