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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

ユーロ決勝直前の素麺

 日曜日に素麺をつくった。麺をゆでただけではない。ちゃんと出汁をとって、麺つゆもつくった。世のなかには、「出汁」をとったことがない、という人妻がいて、イリコで出汁をとるといかに美味しいみそ汁ができるか教えてあげたところ、あとで「ほんと、美味しかったですよ!」と感嘆されて、恐縮するというか、呆れるというか、おかしな気分になったことがある。
 素麺つゆだって、おんなじだ。素麺やざる蕎麦のつゆをつくったことがない、という人妻はほかにも少なくありませんな・・・今日はイリコが切れていたので、昆布と鰹節をベースにして、干し椎茸をちょいと混ぜてぐつぐつ。お酒は多めに、味醂は少なめにした。ざるそばの汁は濃いめがよいに決まっているが、素麺汁は薄くうすくのばして、薬味に生姜をたっぷり効かせると、いくらでも素麺が喉を通る。
 素麺はお中元でいただいた小豆島麺匠「甚助」の特級品「島の光」。ここで、みなさんにお断りしておきます。このようなお中元をお送りいただくのは、今後お控えください・・・と言いたいところですが、現実には大歓迎でございます。なんたって、貧乏してますからね、日々食べるものにもこと欠いておりまして・・・

 さてさて、いよいよユーロ2008決勝のホイッスルが鳴る。ドイツ対スペイン、だって。聞けば、ブックメーカー1位と2位の対決だとか。つまんないねぇ・・・大波乱、大番狂わせの連続でわれわれを驚喜させた今大会も準決勝で軌道修正されてしまった。

 ともかく、ドイツは負けなさい! 大負けしろ!!

 ドイツが勝ったら、ピヴォに焼き肉をゴチせんといかんというのは、まぁどうでもよい。ドイツというチームがわたしは好きではないのね。以前はいちばん好きだったんだ。1974年のドイツW杯の優勝メンバーはいまでも全員暗記している。システムは1-3-3-3で、メンバーはマイヤー、ベッケンバウアー、ブライトナー、シュヴァンルツェンベック、フォクツ、ボンホフ、オベラーツ、へーネス、グラボウスキー、ミューラー、ヘルツェンバイン。とくにベッケンバウアーとオベラーツがお気に入りでね。でも、いつごろからか、ドイツのサッカーが嫌いになっていった。とくにマンツーマン対策としての3ー5-2システムがヤでね。前回のW杯からドイツもようやく3-5-2を捨てたが、4-4-2のゾーンに切り替えたとはいえ、まぁ良いチームとは言えなかった。
 2年前の、あの若かったチームが成長したのは間違いないだろうが、できればトルコとの延長戦がみたかった。一方、スペインはですね・・・ロシア戦に関しては完勝でしたね。不思議なもので、キックオフ直後の5分でだいたい勝敗の行方がみてとれる。オランダ対ロシアは開始5分でロシアのゲームだと思ったし、スペイン対ロシアもやはり開始5分でスペインのゲームだと思った。ただ、前半の途中までにロシアは一度盛り返した。ところが、ビジャが足を痛めて退場。これでゲームが決まった。代わりに入ったセスクがゲームをコントロールし、ゴールデン・エイジのポルトガルを彷彿させるようなスキルと球回しをスペインの中盤はしてみせた。4-1-3-2から4-1-4-1へのシステム変更により、ロシアのマラドーナ、アルシャービンもまったく機能しなくなり、ロシアは攻手を失った。
 イタリア対スペインの試合は、イタリアのペースだった。イタリアが勝つパターンの試合だったのに、今のイタリアは1点をとる力がない。トニもカッサーノも2流のフォワードだ。イタリアのストライカーは2人だけで点がとれなければならない。そういう一瞬の隙を狙う攻撃ができない。退屈になって、わたしは眠りに落ちた。目が覚めたら、PK戦でイタリアは敗れ去っていた。
 スペインは「勝負弱い」ことでよく知られている。しかし、今回は最大の苦手イタリアを下したのだから、自信をもってドイツ戦に臨んでほしい。まず、シュバインシュタイガーを葬り去ろう! 
 シュバインシュタイガーは相手チームの選手を病院送りにしても平気な男だ。あいつを囲い込んで、振りまわして、いらつかせて、レッドカードでさようなら、という展開にならないかな・・・
 
 
  1. 2008/06/30(月) 00:35:18|
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本家魯班13世

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