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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

元気をだして(Ⅲ)-第9回六弦倶楽部練習会

12マダム03複合


ヨークの卒業式

 ソロの2曲めは今井美樹の「プライド」と竹内まりやの「元気をだして」のメドレー。演奏の前に、「この会場にいらっしゃるすべての女性に捧げます」という大見得を切りました。
 ことの発端は、以前にお知らせしたように、カラオケなんです。ある女性が歌った「プライド」にまわりのおじさんたちがジ~ンときちゃって、要するに、やられちゃって、こんな会話が交わされたのです。

  「あのね、8月末に大山の別荘のウッドデッキでギターの会があるんだけど、そこで『プライド』歌ってくれませんか。わたし、ギターで伴奏しますから」
  「えっ、そんな、とんでもない、人に聴かせられるようなもんじゃありませんから」
  「なにいってんの、いま、みんなうっとり聴いてたじゃありませんか」
  「えっ、でも、大山、遠いですね・・・わたし車に酔うんですよぉ」
  「自分の車、運転したらいいでしょ」
  「そうですね・・・でも、8月末は近すぎますよ、その次の会はいつですか」
  「10月」
  「会場は?」
  「倉吉の近くかな」
  「あっ、それじゃ、そっちにしていただけませんか。心の準備も必要だし、練習しないと恥ずかしいし・・・」

 ここだけの話なんですがね、薬研堀の鮎殿なんですよ、この歌のうまい人。ところがですね、わたしが夏のロング・バケーションを過ごして鳥取に戻ってきたら、彼女はドロンしてましてね。また、お茶屋辞めちゃったの・・・これで2度目だぞい・・・鮎殿は再び忍びの世界に戻っていったんですよ。になっちゃった。おやじたちのショックたるや、いかほどのものか・・・遠くは福島、岩手から東京にまでファンがおりましてね、衝撃は全国にひろがりつつあります。

09元気をだして01圧縮


2.メドレー: プライド ~ 元気をだして
 というわけで、苦心して「プライド」の伴奏アレンジを考え始めていたわたしは、歌手を失ってしまいました。大役を果たせる代わりのボーカルなんて、そう簡単にみつかりませんからねぇ・・・仕方がないんで、「プライド」を独奏用にアレンジし直すことにしました。調弦はまたしてもダブルドロップDです。ちょうどアレックス・デ・グラッシを聴いていたころで、タッピング・ハーモニクスを駆使しようと決めてたんですが、「ムーンタン」の経験からタッピング・ハーモニクスにはダブルドロップDが最適であると判断した次第です。理由は、下の4弦(DGBD)がGコード、上の3弦(DAD)がDコードに対応しているから。但し、全弦半音下げの2カポにしています。
 ここは難しいところですね。最初は12フレットの小型ギターで練習していたんです。12フレットのほうが、タッピング・ハーモニクスとパーカッシブ奏法を複合化しやすいし、弦のテンションもちょうどいい。ところが、弦を新品に張り替えたら調弦が不安定になってしまった。そこで14フレットのモーリスS92に変えて2カポにしたんですが、テンションがきつく、いったん全弦1音下げたところ、弾きやすくはなったんだけど、ハーモニクスが出にくくなってしまった。結果として、全弦半音下げの2カポに着地しました。余談ながら、プロのアコギストがしばしば2~3カポにする理由がわたしにはよく分からなかったのですが、今回の経験に照らすと、タッピング・ハーモニクスとパーカッシブ奏法を複合化しやすいからだと思えてなりません。
 「プライド」という曲はベースラインのクリシェと代理コードとして使われているA♭7が鍵を握ってます。キーGとした場合、A♭7コード(A♭CE♭G)をサブドミナント=Cコード(CEG)の代理としているわけです。

09元気をだして03タッピング その後、「プライド」だけじゃ単純だから、1曲メドレーでくっつけようと考えていたところ、なにかの拍子に竹内まりやの「元気をだして」が頭に浮かんだ。竹内まりやは、ご存知のように、出雲大社門前の旅館「竹野屋」の娘さんでして、わたしが京都の大学生だったころ、彼女は慶応に在学する女子大生シンガーソングライターで、すでに大スターでした。当時のヒット曲は「セプテンバー」と「不思議なピーチパイ」。その後、1982年の5月に山下達郎と結婚するんですが、同年8月29日にわたしも結婚しまして、そのまま北京に留学。ワイフは5日間だけ新婚旅行で北京生活を付きあってくれたんですが、すぐに帰国してしまいまして、わたしゃ涙にくれた。帰国後しばらくして、ワイフは竹内まりやの『Portrait』というアルバムを録音して送ってきてくれましてね。もう毎日、何回も聴いてました。日本とアメリカで離ればなれになった恋人が書いた手紙を歌にした「スペシャル・デリヴァリー」という曲の「ず~っと約束を破らな~い二人でいようね~」というフレーズが心に沁みて、新婚さんなのにひとりぼっちだった日々を励ましてくれました。そうそう、「ナタリー」という英語の曲も良かったな。バックにセンチメンタル・シティ・ロマンスを従えたカントリー風のポップスです。シティ・ロマンスのフラマンとコーラスが抜群に効いてます。

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  1. 2008/10/30(木) 00:03:12|
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asa

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