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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

第11回「限界集落」アンソロポロジー

しりょう整理こうこ


俺の実家じゃん!?
 11日も先週に引き続き、自分たちの作業の続きをしました。今日は「議論・組み立て」の予定だったので、はじめにみんなで、発表するときにパワーポイントに絶対載せたいことなどを話し合って決めました。また自分たちが一番言いたいことや、限界集落を知ったときの第一印象などをもう一度確かめました。
 僕の限界集落に対する第一印象は「俺の実家じゃん!」でした。でも実際に限界集落まで足を運んだりして調べていくうちに、僕の実家の地域とは置かれている状況や環境が全然違うことを実感しました。今の僕の意見は、限界集落は残したいけど、一番大事なのはそこに住んでいる人たちの考えであって、いくら周りの人が意見を言っても、最終的には住民の方の考えを尊重すべきだと思います。だから部外者の人が出過ぎたことをするのはよくないと思っています。そもそも限界集落とはそこに住んでいる人たちのものだから、周りの人はあまり手を加えずに見守るのがみんなのためになると考えています。

こうこ縦切01 先生から「人口の変化」と「土地利用の変化」を必ず発表に入れるということを言われました。人口の変化については、僕とNさんが担当です。ゼンリン地図や資料を使って人口の変化を比較しました。僕は板井原の担当で、近年では人口や世帯数が減少してきていることがわかりました。わかっている範囲では、一番世帯数が多かったのは昭和の前期で22世帯115人でした。一番世帯数が少なかったのは2000年に入ってからで、10世帯前後です。しかし、資料によって数値が違ったりしました。それは板井原に通っている人を含める場合と含めない場合があるからです。ほとんどの住民は、村に通ってはいるけれども、夜は智頭の町に戻ってしまいます。しかも、夏と冬とで常住者の数が違って、とくに冬は村を離れる人が多く、近年では冬の常住世帯は2~3世帯程度らしいです。また1997~2001年にかけては、一気に6世帯も減っていました。1980~1990年代はあまり世帯数が変わっていないことも地図から読み取れました。

 今の時点でまだパワーポイントを作成していないので、少し焦りを感じています。でも、僕は実際、思ったより速く順調に作業ができていると感じています。完成までの道のりはまだ長いと思うけど、授業以外の時間でそれを補っていければいいと思っているので、余裕をもって楽しくできたらいいです。
 授業の途中に先生が「板井原ごうこ」を持ってきてくださって、おいしく食べさせていただきました。ただ、「火間土」で食べたこうことは味が違っていて、いろんな味付けがあることを知りました。そしてなんといっても授業中に**できるというこの上ない事件が発生しました。
 先生、ありがとうございました。 (環境政策科1年 H.M)

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  1. 2008/12/13(土) 12:26:07|
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