深夜のETC走行でタイヤが
パンクし、レスキュー車に救われたのがボーナス支給直前の6月下旬。あのとき修理の関係で、車内に溢れていたCDをいったん車外に持ち出しました。これが大層な量でして、狭い車内をCDが如何に圧迫していたか、思い知らされましたよ。
これもまたiPod購入の動機付けになりましたね、まちがいなく。そして、iPod購入と同時に、奈良の自宅、鳥取の下宿、車内のCDすべてを整理し始め、「同期」させる序列によってグループ分けしていったのです。やっぱり愛しているCDとそれほどでもないCDには、相当な開きがある。それを何段階かに分けていきました。
「同期」は奈良自宅の2階でおこなっているんですが、古いXPだから遅いのなんの・・・週末は1階のリビングで仕事をこなしながら、2階で延々とiTunesの作業にあけくれています。それでもまだ、わたしがもっている全CDのうちの1/4程度しか「同期」できていません。
ひとつおもしろい事実に気がついたんですね。ギターマニアならみなさん同じでしょうが、音楽のジャンルは関係なしに、つまり、ジャズもクラシックもフォークもロックもカントリーもブルースも、もうなんでもかんでもギター関係のCDを集めているんじゃないですか。少なくとも、わたしはそうなんです。それで、どのジャンルのどのギタリストのCDがいちばん多いのか確かめてみました。
ジョー・パスでした。
わたしの場合、ジョー・パスのCDがいちばん多いんです。これはジョー・パスがいちばんお気に入りのギタリストであることを意味しているわけではありません。ジョー・パスはまちがいなく大好きなギタリストの一人ですが、ベスト3に入るというほどではない。ジョー・パスのCDが多い理由はたぶん二つあります。一つは、1000円未満の安い輸入盤がネット上に出回っていること。もう一つは、ジョー・パスの演奏が安定して高いレベルを保っていることです。ジャズ奏者の場合、アルバムごとに出来不出来の差が結構激しいのですが、ジョーパスはその振れ幅が小さく、安心して高レベルの演奏を聴くことができる。余談ですが、ジョー・パスの場合、
お得意のソロよりも、デュエットやトリオのほうに良い演奏が少なくないですね。
大学生のころ、例の『ヴァーチュオーゾ』シリーズのソロ第1弾がでて、その「カセットテープ」を買いました。ちょっと無味乾燥に聞こえるから、車内音楽には向いていなかったけれども、ともかく技巧の凄まじさに度肝を抜かれ、さらにそのコピー譜面をみて「諦観」に近い無力観に襲われました。
こんなもん、弾けるはずがない・・・
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- 2009/08/07(金) 00:00:13|
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