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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

雑魚釣りの快楽(Ⅵ)

01雑魚釣り001影

 26日(水)。ゼミ生は加藤家でワークショップ準備の最終仕上げ。わたしは学内でひとつ大きな会議をこなした。小中学校では2学期が始まり、大学では会議が再開したのだ。夏も終わりか。

 加藤家での準備状況を視察した後、夕暮れの千代川に向かった。

 全国でついに30万人を超えたというザコツリストのみなさん、ようやく夏の瀬でハエを釣りましたよ。今年の8月は例年以上に忙しくて、ずるずるここまで来てしまいましたが、天候も芳しくありませんでしたね。8月は熱くないといけない。熱い8月の午後、川にでて半日流し釣りをする。これが楽しい。1年に1度でいいから、子どものころの夏休みに戻りたい。ところが、あんまり暑くないんですね。日差しが強くない。川の水は多く、冷たくて、昨年とは対照的にクロカワムシが獲れない。
 わたしが捕獲したカワムシはわずか6匹。涼しい夏、カワムシたちはどこに行ってしまったのだろうか。もう蜻蛉に化けちまったのかな?

01雑魚釣り003縦 水かさはザコツリストの敵です。「瀬」がないのは困る。浅瀬の「瀬」です。泡を立てながら石を舐めるように水が流れる「瀬」が大きな石や川岸の草むらにあたるところに「淀み」ができる。そこにハエがいるのです。ここがポイント。水量が増えると「瀬」は失せて「川」ばかりになる。わたしの仕掛けは「瀬」や「淀み」で効力を発揮するのですが、深い「川」では使いものにならない。
 その仕掛けに苦しみました。原因は二つあるんです。一つは「目」。以前お知らせしたように、老眼が進んでいるので、透明なテグスがまともにみえない。仕掛けをつくるのが大変なんです。
 もう一つは「」。六弦倶楽部はどうしたことか、ここ4ヶ月ばかり練習会を開催しなくなってしまい、この先どうなるのだろうか、と案じている今日このごろですが、ギターをつま弾く右手の爪のほうは近年まれにみるよい仕上がりで、綺麗にとんがっています。
 わたしの爪は、いま、ほんとうに綺麗なんです。われながら惚れぼれするほどなんですが、この爪が釣りの大敵であろうとは露知らず・・・テグスは結びづらいし、餌をひっかけにくい。そして、また今日もさんざん糸がもつれてくれました。釣り針はビーチシューズの靴底や短パンにひっかかるし、フィッシングの時間よりも、トラブルシューティングの時間のほうが長かったんじゃないか。
 しかし、至福の時間は午後7時すぎにやってきました。ようやく入れ食い状態になったのです。浮きがよく見えないのだけれども、竿をひきあげると、ハエが釣れている。わずか30分ばかりのあいだに続々と釣り上げ、今夜の首尾は計11尾。6匹の餌で11尾釣れたのだから、まずまずの成果と言ってもよいでしょうね。ただ、さきほど確認したところ、いちばん味の良いチンカー(カジカ?)が網から逃げていた・・・残念・・・

 夕闇に包まれはじめた橋のたもとで、川面をみつめながら竿をたれていると、いつもの郷愁に襲われる。郷里にいて郷愁とはおかしな心理ですが、たとえば昼間の会議は郷里にいながら別世界なんでしょう。郷愁とは、子どものころの自分を懐かしむ心情であり、河原にその幻影が映し出されてくるような気がしてしかたない。

02ワークショップ01準備0001看板


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  1. 2009/08/26(水) 23:52:48|
  2. 食文化|
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asa

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