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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

纒向遺跡建物A・B・Cと塀・門の復元(Ⅱ)

A_150cm.jpg


3.建物Aの復元

遺構解釈と平面の復元: 他の3棟とは違い、塀の外にある西側ブロックの遺構である。発掘調査範囲が狭く、また溝で削平されているため、検出した柱穴は5つのみであり、全体平面は未だ不明と言わざるをえない。記者発表によると西側に1面庇をもつ建物とされているが、東側は溝状遺構の攪乱があり、また、家形埴輪に片面庇の例を発見できなかったので、わたしたちは桁行5間(8m)×梁間4間(6.2m)の2面庇に復元した。端間が1.4mと狭いため、桁行5間の中央間を2.4mと広くして、ここに扉を設けた。脇間・端間には窓を設けた。

上部構造の復元: 基本的な軸組・小屋組等の構造は他の3棟と同じ。建物Bと同様、平屋の切妻造家形埴輪である大阪府岡山南遺跡(5世紀前期)、奈良県室大墓(5世紀前期-中期)の家形埴輪をモデルにした。通柱に接してころばし根太をわたし、その上に低い板張りの床を設ける。棟持柱は板壁に沿うよう真っ直ぐ立ち上げ、破風は建物Bと同様、男千木型とし、千木の数も奇数(7本)とした。

考察: 建物Aは、建物Dと同様に板壁・手摺りを持つ建物として格式をもたせた。規模は小さいが、西側ブロックの正殿をイメージして復元したのである。(部長)

hei


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  1. 2009/11/28(土) 00:16:53|
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asa

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