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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

さおびきどっこ(Ⅳ)

100120さおびきどっこ仮組02


加藤家住宅裏木戸の仮組み完成
 1月13日(水)~20日(水)をかけて部材の調整と仮組みをおこないました。
 13日(水)~15日(金)は部材の調整。以前、角ノミが使用できないさいにも主柱と控柱の調整をしていましたが、未だ貫と腕木を通すことができただけで、他の棟木や冠木(かぶき)・桁を組み合わせるには至りません。なんとかこの週で調整を終わらせ、翌週のはじめには仮組みすることを目標に作業をスタート。まず、冠木の調整から始めました。これには理由があります。それは、前回、竿引き独鈷(さおひきどっこ)の練習を行ったさい、柱に差し込めるようになるまでにかなり時間を要しました。しかも、今回は柱に差し込む箇所が2箇所もあるのです。難航すること間違いなしです。そのため「早めに片付けて後を楽をしよう作戦」を練り上げ、調整を攻略しようと考えたのです。いざ冠木の調整を始めると、予想通り作業が難航しました。まず冠木をノミやヤスリで整えます。さすが竿引き独鈷、整えるのにも他の部材に比べ時間がかかります。この作業が思いのほか時間がかかり午前中だけでは終わらず午後もこの作業をおこなうことになってしまいました。ようやく冠木の調整が終わり、柱の仕口部分の調整に移行できました。
 しかし、ガード一生の不覚!
 仕口部分の調整がほとんどできないまま終わってしまいました。翌日、前日の汚名をはらすため気合を入れて臨みました。しかし、竿引き独鈷はとことん私達を苦しめます。削っても削っても柱に冠木が接合できない。少しずつ心が挫けそうになりながらも、作業を進めていきます。どんどん時間が過ぎていくなで。暗闇の中に一筋の光が射し込み始めました。徐々にではありますが、冠木が柱に組み合うようになっていったのです。これに励まされた私たちは気合を入れなおし、作業を進めていきました。そして、ようやく冠木と柱の接合が完了!
 これには思わず安堵のため息が身体全体からでました。これで残りは棟木、桁だけです。この2つの調整は予想通り冠木に比べ比較的楽でした。少し棟木に苦戦をしましたが目標どおり調整を完了させました。

100120さおびきどっこ仮組03


 そして翌週19日(火)~20日(水) の2日間をかけて仮組みに挑戦です。実は19日(火)で仮組みができる予定だったのですが、ちょっとしたアクシデントが発生したのです。
 19日(火)、早速仮組に挑戦です。まず主柱と控柱に貫を通します。ここで貫が柱に通らないのです。そこですぐさま私が調整を開始。その間ナオキさんに腕木を固定するための仮の楔(くさび)を作ってもらいました。なんと貫が通り一安心。主柱と控柱と貫の合体に成功したのです。そして次に冠木、棟木、腕木、桁といきたかったのですが、腕木と桁の接合が上手くいきません。これにも調整が必要になりました。ここで私はゼミに参加することにしたので、ナオキさんに腕木と桁の調整を託しました。ゼミが終わる頃ナオキさんから携帯に仮組み完了の連絡があり、ゼミ生一同で仮組みを見に行くことになりました。私は誰よりも早く仮組みの現場へ向かいました。現場に着くとそこには立派な裏木戸の骨組みが姿を現しました。その後、他のゼミ生と教授が現場に到着。仮組みを見たゼミ生と教授は「すごい!」と言って下さいました。教授が竿引き独鈷の仕口が表面にまったくあらわれないのをみて、「魔法のようだ」ともおっしゃいました。これに私は思わず笑みがこぼれました。しかし、腕木と桁の箇所を見るときちんと合体が出来ていませんでした。これはもう少し調整が必要だとナオキさんと話し合い、翌日、完璧な仮組みを行う事にしました。
 そして、腕木と桁の調整を行い再度仮組みを行いました。100%完璧とは言えませんが、それに近いものができたと思います。次は実際に加藤家住宅に持って行き組んでみたいと思います。(ガード)

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                    仮組み完成

  1. 2010/01/22(金) 00:00:59|
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asa

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