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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

慶州巡礼(Ⅰ)

1040476慶州


新羅の王城と仏教寺院

 2月14日~16日の2泊3日、学部の特別講義1(修学旅行)に便乗して、韓国・慶州に行ってきました。ASALABから参加したのは、3年の轟くん、武内くんと院生2名の計4名です。今回、先生はお留守番でした。14日は早朝5時すぎに大学に集合、バスに揺られて関空へ。そこから、約1時間半の空の旅を経て、釜山空港に降り立ちました。3日間お世話になるガイドの李さんと合流して、早速バスで慶州へと向かいました。・・・しかし、韓国はちょうどお正月(春節)を迎えていて、高速道路は大渋滞。そこで運転手さんが機転を利かし、(途中寝てしまってよく知らないですが・・・)一般道を走って、無事慶州に到着しました。
 慶州は紀元前57年の新羅建国から三国時代を経て935年の統一新羅滅亡までのおよそ千年間、新羅王朝の都として栄えました。三国時代~統一新羅時代の古墳や仏教関連の遺跡が多数残っている地域で、「屋根のない博物館」とも呼ばれており、「慶州歴史地域」として2000年に世界文化遺産に登録されています。慶州歴史地域は、南山地区、月城地区、山城地区、皇龍寺跡地区、大陵苑地区に分かれています。今回の特別講義では、残念ながら、南山地区と山城地区を訪れる時間がありませんでした。月城地区では雁鴨池、皇龍寺跡地区では皇龍寺跡、大陵苑地区では天馬塚を、それぞれ見学しました。

DSC07298.jpg 1日目の見学先は、国立慶州博物館、皇龍寺跡、雁鴨池(臨海殿跡)です。最初の目的地「国立慶州博物館」は、もっとも印象に残った場所です。ここは、新羅の文化遺産を総覧できる韓国の代表的な博物館です。私たちは正門を入ってすぐにみえる鐘閣と考古館だけを見学しましたが、この博物館には他にも、仏教美術品や金石文などの文字資料などを展示している美術館、雁鴨池の代表的な遺物を展示している雁鴨池館、野外展示場など多くの施設があります。

 鐘閣には聖徳大王神鐘という、高さ約3.6m、直径約2.2mの巨大な鐘が吊り下げられています。新羅の景徳王が先代の聖徳王追善のためにつくられ始めたもので、志半ばで景徳王が亡くなったので、息子の恵恭王が即位7年目の771年に完成させたとのことです。日本の梵鐘とは違って、鐘の上部には煙突状の筒があり、また、鐘と地面との隙間は50cmばかりしか離れておらず、鐘の真下の地面は半円状にへこんでいました。筒も地面のへこみも音響と関係していますが、韓国の国宝であり、実際に叩いて音を聞いてみることはできません。ちなみに、鐘を突く回数は日本では108回ですが、韓国では33回だそうです。

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  1. 2010/02/22(月) 00:00:23|
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