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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

摩尼寺「奥の院」発掘調査日誌(ⅩⅧ)

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レベル測量と遺構実測やり直し

 8月25日(水)。昨日、4区すべての実測がほぼ完了したので、この日からレベル測量に移りました。実測と同様、下層遺構の検出を控えているA区とB区を優先して測量します。しかしながら、A区の実測図が一部未完成のため、午前は担当していた学生が引き続き実測をおこない、残りの学生でB区のレベル測量をしました。

 B区は長形大土坑から五輪塔や礎石、礫が大量に出ているので、レベルをとるのも一苦労です。一つの遺物に対して、十字に5~9点値をとっていくので、土坑周辺の実測図はレベルの数値でびっしり。これを見やすく記入していくのにはなかなかのセンスが必要です。そんなわけで、一人ひとりのセンスを確かめるため・・・ではなく訓練のため、作業は「スタッフを持つ」「数値を書く」「数値を読む」の3つの役をローテーションでおこないました。昼休憩を挟んで、午後2時半ごろにはB区のレベル測量が完了。同時にA区の実測もようやく終わったようです。

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↑レベル測量図 ハ-2       ↑レベル測量図 ハ-3

 午後からは、A区の測量に移行しました。まずはL字トレンチの部分から測量。その後、すり鉢状土坑の測量をしようとしたとき、スタッフを持っていた学生の手が止まります。どうも遺構カードに記載されていない描線がいくつも実測図に載っており、作業は一時中断。どうやら木の根がつけた段差と遺構の段差の区別がつかず描線してしまったようです。とりあえず2班にわかれ、周辺のレベルをとる係りと遺構の確認と実測図の修正をおこなうことにしました。しかし、実測図は修正箇所が多く、用紙もずいぶんくたびれてしまったので残念ながら描き直しすることに。

 よって明日の作業は、Aトレンチを再実測。終わったらレベル測量(C区とD区も)。この作業と併行して、いよいよB区の下層遺構検出を開始する予定です。
 ときにはつまずくこともありますが、これも訓練です。めげずにがんばりましょう!(Mr.エアポート)

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  1. 2010/08/27(金) 20:29:09|
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