Ⅰ区も下層遺構の検出へ 11月4日。 今まで雨が降り続いていましたが、ついに晴れました。山道を流れる水も大分落ち着き始めていて、前回より進みやすくなっていました。しかし、土はまだぬかるんでいたので、登るときは注意しながら進んでいきました。
今回は、Ⅰ区(下の加工段)の土をホウキなどで綺麗にしてからレベル測量を始めました。時間がなかったので、急いで測量をしていきましたが、やはり間に合わず、中途半端に終わってしまいました。後日、先生から「現場到着が遅すぎる」「測量の方法が滅茶苦茶」などとお叱りをうけてしまいました。これからは気をつけて作業をしていきたいです。
11月7日。 今日はやや早めに摩尼山へ出発することになりました。早めに摩尼山へ着きましたが、待機しておくよう言われたので、ウォーミングアップのつもりで摩尼寺へ登っていきました。
先輩方がたが来たのところで、早速発掘現場へ出発しました。発掘現場へ着くと、私たちがすべきレベル測量を先輩がたが済ませていました。先輩がたに負担を掛けてしまい、本当に申し訳ないです・・・
今回は下層遺構の検出のため、さらに深く掘る作業をすることになりました。しかし、掘ってもなかなか目的の下層遺構面まで到達できません。下層遺構検出中に遺物が3、4点出てきました。その中に過去(どの時代かは解かりませんが)使われていた銭貨の一部が見つかりました。これまでたくさん出土した寛永通宝ではない、とのことです。
慎重に遺構検出し、なおかつ素早く作業を進めるのは大変なことだと改めて思いました。(情報システム学科T.S)

↑:レベル測量(11月4日) ↓:下層遺構の検出(11月7日)
- 2010/11/10(水) 00:50:39|
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