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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

摩尼寺「奥の院」発掘調査日誌(ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅠ)

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遺構検出だめ押し中

 11月5日(金)。この日は、午前中に大学で所用があり、午後から現場に上がりました。作業内容は、以下の通り。

  1 井戸の断面作図、平面実測
  2 A区南壁の断面の線引き&作図
  3 D区平面精査、平面実測

 まずは、昨日に引き続き井戸遺構の断面を作図。今回、深掘りした部分の断面4面を作図したわけですが、まず体勢がしんどい。先生も線引きに大変苦労しておられましたが、作図も一苦労。コンベックスの目盛りを読むためには、ある程度、頭をトレンチに突っ込まなくてはならないので、頭に血がのぼってしまいます。作図の後、井戸深掘り部分の平面実測、レベル測量をおこないました。
 また、昨日A区南壁にみえるピットの底を確認したのですが、ピットが双子であることを見落としており、この日もう一方のピットの底を確認するため、掘り下げをおこないました。まずは平面精査をし、ピットの肩を出して平面実測。その後、埋土を取り除いていくと意外と深いところまで続いていることが明らかになり、その状況を作図しました。
 上記の作業と併行して、上層遺構平面を精査しました。昨日のB区につづき今日はD区の精査。夕方前は陽光が弱まって、土の色の区別がつきやすく感じます。この日も、大小のピットをいくつかみつけ、実測していきました。先日も記したように、ピットを見つけたらすぐには掘り下げず、まずはピット枠を線引きし平面実測、レベル測量をします。その後、見つけたピットが柱配置のグリッド上にのるかどうか(これが要です)を確認して、断面を確認するかどうか検討していきます。
 こういう最終的な検出作業を「だめ押し」と言うのだそうです。わたしたちは、しょっちゅう先生から「だめ出し」されていますが、この「だめ押し」の成功なくして上層遺構の平面はまとまりません。まさに、復元研究にむけての正念場を迎えています。
 残すは、Ⅱ区の平面精査とⅠ区のもろもろの調査。そろそろ現場の終わりが見えてきました。しかし、気を抜くことなくきちんと終わらせたいと思います。(Mr.エアポート)

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  1. 2010/11/11(木) 00:37:15|
  2. 史跡|
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