摩尼寺「奥の院」の公開検討会を報道した11月28日(日)の山陰中央新報には、2頁見開き(8~9頁)の読書欄に『出雲大社の建築考古学』の書評が掲載されていました。なにか因縁めいたものを感じますね。
書評をお書きいただいたのは、上田正昭先生です。上田先生は、わたしが学生時代に教養部の教授でした。講義をうけた記憶はないのですが、本は何冊か買って読みました。まさか上田先生に書評を書いていただくような人生を歩むなんて、予想だにせず、サッカーとギターに明け暮れた19歳のころ。ともかく「建築」が楽しくなかったなぁ。
ご存じのとおり、上田先生は日本古代史・神話学の大家です。上田先生が書評を書かれるという知らせをうけたとき、少々びびりましたよ。「なんで、おまえがびびるの!?」と皆様はお思いでしょうが、相手が相手ですからね。わたしが孫悟空なら、先生は三蔵法師ですから・・・
いつものように、書評の原文を下に転載させていただきます。書評というよりも、新刊紹介というのがふさわいしい内容ですね。「大社造研究必読の大著」と評価していただき、まことにありがたいことです。
日本海新聞→朝日新聞(大阪)夕刊→山陰中央新報と広報記事が続き、ようやく一段落です。いまはまた新しい単行本の企画が始まっており、12月10日過ぎからテキスト校正に入る予定です。
しばらく休息していた校正マシーン、フル稼働まであと2週間。

↑山陰中央新報11月28日(8)面
- 2010/11/30(火) 22:58:16|
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