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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

2010年度大学院修士研究発表会

 2月17日(木)。2010年度大学院修士課程研究発表会がおこなわれました。発表者は全体で5名。ASALABでは今城・岡垣が論文の部で発表しました。以下、各々の感想です。

質疑応答-今城


今城(論文):山岳信仰と文化的景観-大山・隠岐・三徳山およびその関連資産をめぐって-

 いよいよやってきました、修士研究の発表会。わたしの苦手な「発表会」です。昨年の修士1年次中間発表も2年次中間発表もことごとくフリーズしてきたため、最後くらいは・・・と思いつつ、パワーポイントを準備してきました。大方の発表内容はこれまでの研究をなぞっていく流れだったので、自分に「大丈夫!」と言い聞かせて、当日はできるだけ間を取りつつ、早口にならないように努めました。が、発表終了3分前のベルが聞こえたとき、何故かちょっと焦ってしまい、やっぱり最後は早口になってしまったと思い、反省です・・・。
 発表タイトルは「山岳信仰と文化的景観-大山・隠岐・三徳山およびその関連資産をめぐって-」。昨年2月のシンポジウムの内容や、この夏に4ヶ月間係わった「奥の院」の文化的景観についての内容を盛り込みました。思えば、学部4年次の卒業研究から文化的景観に関わり、4年次は若桜町の文化的景観について卒業論文をまとめました。修士課程に進学してからは、世界遺産条約の文化的景観も勉強しつつ、シンポジウムや発掘調査に関わる中で、最終的に山陰における「山岳信仰と文化的景観」の研究としてなんとか着地できました。いえ、させていただきました。私一人の力では到底到達し得なかった修士研究のまとめという位置に、教授や研究室メンバーをはじめ、関わってくださった皆様の力をお借りして、なんとか立つことができました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。ありがとうございました。
 発表会が終わった現在もなかなか息つく暇もなく、発表会2日後には毎年恒例のデザイン学科の展示会が始まり、2月末までには修士論文を修正して提出し直さなければなりません。6年間に及んだ長い大学生・大学院生としての生活もあと残りわずか。悔いが残らないように、残り少ない時間を精一杯使い切りたいと思います。(今城)

DSC_0198s


岡垣(論文):摩尼寺「奥の院」-発掘調査と復元研究-

 発掘調査が始まって以来、願掛けとして生やし始めた髭ともお別れ。くしくも私が髭を剃った日は、25年にかけて髭を生やし続けたプロレスラー蝶野の断髭式でもあった。髭といえば蝶野のトレードマークなわけで、彼は剃り終わった後「裸になったみたいで恥ずかしい」とコメントしていた。う~ん、確かに恥ずかしい。髭なんかに願を掛けたがために、髭自体に「これぞ研究の蓄積なり!」みたいな変な思い入れがあったので、そぎ落として発表会に臨むのは確かにスッポンポンで挑むようで恥ずかしかった。
 とはいえ、髭のようにそぎ落としたらなくなるような研究成果であるわけがなく、この8ヶ月間に叩き込まれたものは、骨の髄までしみ込んでいる。たとえ裸一貫であろうとも、発表会を戦い抜ける自信は十分にあった。と思って挑んだ前日の発表練習。先生からは「自信なさそうな発表に聞こえる」とチクリ。続けて「今回、専門家は会場にいないんだから、もっとのびのびと発表すればいいじゃないか」とアドバイスをいただいた。そうだ、この感じは公開検討会のときの発表に似ている。専門家に囲まれたあの時のプレッシャーだ。確かに、今回の発表会で聴講される他の先生方は考古学の専門家ではない。やっぱり指導教官が一番のプレッシャーだ。「オレが質問してやろうか」なんて冗談をおっしゃられたときは、笑顔で返したが背中を冷や汗がツーっとはった。そんなこんなで、発表会当日。専門用語はなるべく避けるよう努力し、どうしても使うときはスライドに注を入れたり、ひとつひとつ説明しながら発表した。それでも専門的な内容に偏り、聞きづらい発表となってしまったというのが自己反省点である。しかし発表の後、多くの先生方から廊下ですれ違うたびに「私もこう思う」とか「なるほど、そういうことだったのか」と声をかけていただいた。わかりにくい発表に対するお世辞かもしれないが、興味を持っていただいたのは確かであり、この言葉にただただ安堵した。先生からも「昨日よりはだいぶマシ」とお褒めの言葉を頂戴した。
 この半年はとても濃いものであった。正直何度もサジを投げたくなった。それでも、熱心に指導してくださる先生や支えてくれる仲間に勇気付けられ、また、多くの専門家の皆様、地域住民の方々の協力のお陰でなんとか乗り切ることができました。本当に感謝の限りです。来年度から社会人となり、今とは違うジャンルの建築関連の職につくわけだが、知らない業務でも、きっとちょっとやそっとのことではへこたれないだろう。そんな気がする。そしてどういう形であれ、いつかまたこの世界に戻ってきたいと思う。やっぱり髭面が落ち着くのだ。(岡垣)

  1. 2011/02/23(水) 12:33:21|
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asa

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