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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

卒業イブ

 卒業式を前日に控えた18日(金)の夜、カナイチヤにいってきました。ゼミの送別会は先日行いましたが、今回はきっかわ嬢とカナイチヤのご縁もあり、卒業前の告別のご挨拶に参上した次第です。そのご縁というのは、2010年の南アW杯に遡ります。日本代表がベスト8を賭けて戦ったあの夜、数十人でごったがえしたカウンターを仕切ったのが、緊急のバイトで招聘されたきっかわ嬢だったのです。卒業式直後に鳥取を離れるきっかわ嬢のあいた時間はこの夜しかなかったのですが、なにぶん卒業式の前ということもあり、多くのゼミメンバーのスケジュールが調整できず、先生ときっかわ嬢、部長さんにタクオの4名という普段あまりみられない組み合わせとなりました。
 カナイチヤへ向かう前に、先生宅で腹ごしらえ。なんでも生ベーコンを手に入れられたそうで、「生ベーコンと白菜のくたくた煮」をご馳走になりました。じつはこれ、私がまだ学部生の頃からよくご馳走になっていた料理で、本当はベーコンではなく中国で生産される「金華ハム」が使われます。紹興酒で白菜がくたくたになるまで煮込むんですが、金華ハムの塩気だけで上品な味に仕上がり、それだけでご飯がすすむんです。ヤンマーがよくおかわりしてたな・・・

 くたくた煮とじゃこ飯でお腹が満たされ、カナイチヤへ。お客さまは最初私たち以外に2人しかいませんでしたが、時間がたつにつれ、続々と送別会の2次会と思われる方々が押し寄せ、いつしか満席状態になりました。聞くところによると、木曜日(17日)までは、震災の自粛ということで、弥生町はどの店も閑古鳥が鳴いていたそうですが、流石に3連休前ということで、各社小規模な送別会をいっせいにおこなったようです。被災地のことを考えると、「自粛」は当然のことですが、あまりに「自粛」がすぎると、地域経済に打撃を与えかねません。わたしたちも羽目をはずさない程度に、ささやかな告別の儀式として、マスターご自慢の特製カクテルをいただくことにしました。

カナイチヤ  先生は、最近シングルモルトのスコッチに凝り始めておられるようで、その詳細は近いうちにアップされますが、マスターの推薦になる「アイラ」の10年ものにはご不満のようでした。「風土を感じない味」だそうです。わたしは運転手なので、もちろんソフト・ドリンクしか飲みません。驚いたのは、女子2名が「セックスオンザビーチ」と「ティーバック」を注文したことです。少しピンクなそのネーミングに先生も驚嘆されていました。
 いつもはバラード系のジャズ(とくに女性ボーカル)をBGMに使うことの多いカナイチヤですが、この夜はずっとシカゴ・ブルースが流れていました。先生から「ブルースとジャズの違いぐらい分かるだろう?」と訊かれて、だれも答えられず、先生は「こんな夜はやっぱりダイアナ・クラールが聴きたいな、リクエストしようかな・・・」と呟かれていましたが、お客さまが多いので、遠慮されたようです。

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  1. 2011/03/20(日) 23:10:23|
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