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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

サテンドール(Ⅴ)

03インディアン04インテリア


インディアン

 火曜日の午後を定休日とするお食事処が鳥取には少なくない。昼ごはんを食べさせてくれる店を探してうろついていたら、雲山の喫茶店「インディアン」が車窓におさまった。
 「エスキモー」という呼称が差別語だとして、当該の極北先住民族を「イヌイット」と呼ぶようになり、その「イヌイット」という呼称にもまた若干の問題があるなどという民族学的知識を有しているものだから、「インディアン」という店名に接し、老婆心ながら「大丈夫かな?」と心配になってしまう。かのコロンブスが西インド諸島を発見し、そこを「インド」の一部だと勘違いして、アメリカ大陸の先住民を「インディアン」と呼んだのはご存じであろう。アメリカ大陸に何万年も住み続けている人びとを「インド人」と呼ぶ慣習がいまでもアメリカ合衆国で存続しているのであろうか。わたしは「ネイティヴ・アメリカン(アメリカ先住民)」という呼称が定着しているものだと思いこんでいた。
 一方、「インディアン・カレー」は「インドのカレー」という意味であって、もちろん「アメリカ先住民のカレー」ではない。

03インディアン05外観 「インディアン」という名の喫茶店は新しい2階建の建物で、その外壁にアメリカ先住民の少女とおぼしきマスコットのパネルがたくさん貼りつけてある。駐車場はひろい。店に入って、カレーセット(850円)を注文した。インテリアも、ごらんのとおり新しく、あきらかに平成のカフェ系レストラン仕様なのだが、マダムは昭和の匂いをふんだんに漂わせたお方で、常連のお客さまたちも人生の先輩たちばかり。ただし、若い世代への配慮があるのか、ただ忙しいからなのか、ドールも2名いらっしゃいました。
 鳥取はカレー粉の消費量が全国一だったけれども、佐賀に抜かれたから1位の座を取りもどそうとかなんとかいう記事を読んだことがある。おかしいねぇ・・・いくら一世帯あたりの消費量とはいえ、鳥取や佐賀などの人口の少ない県がカレールー消費の全国1位になるのは、統計学上なんらかの欠陥があるデータにちがいない・・・と思っている人は県内外に少なくないでしょう。そもそも鳥取とカレーを結びつけるのに思考上の飛躍がある。鳥取はカレーではなく、鰈(かれい)の本場でしょう?


03インディアン01カレー01

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  1. 2011/06/16(木) 00:00:03|
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