週末の土曜日だというのに、ある面接と会議が入ってしまい、少々不機嫌なんです。
7月30日(土)は、六弦倶楽部第18回練習会の日であり、ギターの練習はしていないものの、顔だけでも出しておこうと思っていたのですが、叶いませんでした。ついに一年以上、不参加の状態が続いています。
そろそろモードを替えないといけない。
いつでもギターが膝の上にあって、なにか弾いているという状態に戻らないとね。以前弾けていた曲が、どんどん弾けなくなっていて、この状態をこれ以上続けるのは不味い、と流石に思うようになってきました。
音楽に対する気合いを入れ直すため、ディアンスを下に貼り付けます。怖ろしいギタリストだ・・・ロラン・ディアンスとデレク・ベイリーだけは、よほどの時間的空白がない限り、なにごとかの論評が書けるとは思えません。
ディアンスは、デレク・ベイリーをどう評価しているのだろうか。
VIDEO
2011/07/31(日) 00:00:17 |
音楽 |
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庭園計画をふりかえって また庭園計画については、思った以上に難しいことだと感じました。ただデザインだけでは駄目で、どういう動線を造り、どう樹木を配置し、どんな素材を使うのかも重要になってきます。景観にも配慮しないといけなかったりで、改めて庭のもつ要素は多いのだと感じました。計画をさせてもらえることは嬉しかったのですが、庭園が好きとはいえ、詳しいわけでもなかったので、案をまとめるのに苦労しました。デザインだけで突っ走って、中身がうまくまとめれなかったりしたのも良くなったので、これからもっと庭園について勉強しようと思います。樹種や花に関する名前や、葉の特徴なども、詳しく知らないことばかりだったので、改めて勉強したいと思いました。また機会があれば、庭園の測量など今回の反省点を生かしてやってみたいです。
それから今回は、4年生になり、今までなら先輩がいて、みんなをまとめたり、指示を出したり、なにかあっても先輩たちが助けてくれていましたが、その頼れる存在がいないという立場でのプロ研だったので、正直先輩たちのようにできる自信もなく、不安でいっぱいでした。でも、良いメンバーたちに恵まれ、先輩としては何もできていないですが、そんな気持ちもなくなるぐらい、充実したプロ研になりました。みんなの頑張りは素晴らしかったです。
それからなんと発表日は、喜ばしいことにOさんの77歳の誕生日でもありました。お誕生日おめでとうございます。いくつになられてもこうしてやりたいことがあり、どんどん行動に移しているOさんを見倣い、なんでも挑戦していく意気込みでこれから頑張ろうと思います。今回の調査ではとても大きなものを得たように感じました。このような機会を与えていただき、ありがとうございました。
[医食同源の空間をめざして(Ⅸ)]の続きを読む
2011/07/30(土) 00:00:34 |
景観 |
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白帯くんのアクシデント 7月25日(月)。4月からずっと続けてきた里仁プロジェクトの成果発表の日です。準備万端とはいかず、発表前日となっても作業がなかなか終わらないまま、時間は待ってくれず日をまたいだ当日、白帯くんとタクオさんの素晴らしいサポートと活躍もあり、ようやく発表できる形までもっていくことができました。
午前の1・2年生によるP1&P3発表が無事?終わり、いよいよ午後からが3・4年、院生、OBでの発表です。人前で発表することがなによりも苦手とする自分にとって、時間が近づくにつれ緊張感が増していき、(若干寝不足が頭の回転を緩めてくれ、その気持ちを軽くしてくれたりしつつ)午後になり、里仁へ向かうことに。
しかし、ここで一人見当たらない学生が!・・・白帯くんです。前日から徹夜で無理をさせてしまったこともあり、当日体調不良でダウン。遅くまで献身的にサポートしてくれて、とても心強かったのですが、申し訳ない形になってしまいました。
ということもあり、ともに計画を進めてきた1年の匠くんがP1指定聴講のため、3年の白帯くんが体調不良のため不在というアクシデントに見舞われながらの発表となりました。会場は里仁田園クリニック2Fの会議室で、民家所有者のOさんとクリニックの方、T工務店の方々、新聞記者さんを前にしての発表です。プレゼンの次第は以下のとおりです。
古民家再生プロジェクト「医食同源の空間をめざして」発表会 1.民家の調査成果と復原 (タクヲさん)
2.民家再生計画Ⅰ:復原的改修案 (先生)
3.民家再生計画Ⅱ:現状維持的改修案 (先生)
4.民家ファサード修景計画 (アシガルさん)
5.庭園の調査と裏庭再生計画Ⅰ (トマトさん&ヒノッキー)
6.裏庭再生計画Ⅱ (トマトさん)
締めが庭園という、またしてもプレッシャーを感じる順番に戸惑いを隠せない一方、民家再生案を練り上げてきた匠くん、白帯くんに代わって、その部分は先生が担当されました。次々と発表が進んでいき、あっというまに庭園の順番へ。ほとんど発表に関してはトマトさんにお願いしたのですが、自分の番はやはり緊張しました。作業が遅い方で、スライドも納得いくものを作りたかったのですが、時間が足りず、自分の中で完全にできたとは言えない準備不足の部分が多々あり、まとめにしても中途半端な形になってしまって、反省すべき点が多くありました。
[医食同源の空間をめざして(Ⅷ)]の続きを読む
2011/07/29(金) 01:25:58 |
研究室 |
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7月25日午前11時より、プロジェクト研究1&3「医食同源-福祉のむらおこしと古民家再生-」の発表会がおこなわれました。
今までのまとめということで、みんなが頭をかかえながらつくったパワーポイントは聴いてくださった方々にはどのように映ったでしょうか。先週木曜日に引き続く前日(日曜日)、先生に聴いていただきアドバイスをもらってみんなが一生懸命修正を加えていました。自分は、他のメンバーと比べると、パワーポイントがまだまだで、先生からいただいたアドバイスを取り入れながら、とても苦労してパワポを作成しました。。
さて、当日の発表ですが・・・やらかしてしまいました。
配布資料配りが遅れたり、みんなのパワーポイントが一つにまとまっていなかったりと、時間がかかってしまい、全体を通して指定時間(45分)を過ぎてしまいました。聴講された方には迷惑をおかけしてしまい、大きな反省点となりました。自分たち「村おこし班」は都市計画における市街化調整区域の問題や里仁の歴史、里仁が現在抱えている問題等を発表しました。これまでOさんやT工務店、それに自分たちが調べた資料をもとにまとめまたものです。
[「医食同源-福祉のむらおこしと古民家再生-」発表会]の続きを読む
2011/07/28(木) 00:00:07 |
講演・研究会 |
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鳥取西高S50卒業同窓会 in 関西 「
猫と女と3人で隠棲したい 」などと思っている男が、同窓会に興味を示すことなど本来ありえない。ところが、どういうわけか、このたび出席してしまいましてね。
幹事のChieさんから、「鳥取西高S50卒業同窓会 in 関西」の立ち上げなので、是非ともご参加ください、との勧誘がなんどかあり、その熱意にほだされて、こんなわたしも、ついに折れてしまいました。
7月23日(土)。会場の西梅田にあるガーデンシティクラブ大阪に汗だくで辿り着いたんですが、記憶がある方からもない方からも、連呼されましたよ。
「雰囲気が変わった・・・太りすぎ!!」
そう言ってる本人たちも、自分がどれぐらいトランスフォームしてしまったのか、気づいてないだけなんですけどね・・・やっぱり負け惜しみかなぁ・・TUESカップにあわせて少々減量したつもりなんですが、またリバウンドしたんでしょうねぇ。でも、おれたちには
フラフープ がある。フラフープで、今度こそウェストを復原してやるぜ!
さて、わたしは八頭郡から西高に進学した3人組の一人であります。要するに、超マイナーグループの一人でありまして、同窓会にでたって、話のできる相手もいやしないだろう、と思っていたら、八頭郡用瀬町出身の同級生(和歌山在住)がいた。じつに、結婚式以来の再会であります。30数年ぶりだ。しばらくして気づいたんだけども、ヤツには目的があったんだ。いくつになっても、あきらめきれないもんがあるんだねぇ。
ずっと好きだったんだぜ
きみは今も綺麗だ
ホント好きだったんだぜ
帰したくないこの気持ち~~
と久しぶりにカラオケで熱唱したのは、2日後(25日)の鳥取の深夜なんだけど・・・くだんのマドンナは「最近カラオケが趣味になってます」とスピーチしてました。ちなみに上の写真は、カラオケじゃなくて、校歌斉唱です。
世紀の朝の輝きに
真理の前に慎ましく~~
というのが正式な出だしですが、ひどい替え歌つくって、歌って、喜んでた高校時代です。
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2011/07/27(水) 00:16:33 |
音楽 |
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ジェロニモの戦い サトニモ・アソックスが健闘し会場を後にした午後、わたしは環大サッカー部OBのチーム「ジェロニモ・スローソックス」の一員として予選リーグに臨みました(初日は午前・午後の2部開催)。フットサル部主催のTUESカップには、これまでもサッカー部同窓会をかねて参加していましたが、この2年間開催されず、久々にOBおよそ10人が顔を合わせました。まあ、それほど変わりはなかったですけどね。それでも、結婚や子供のことなど、いろいろうれしい報告も聞くことができました。
さてさて、結果からいいますと、我らがスローソックスの予選3試合は4-5、2-3、3-5の3連敗でした。いずれも、終盤に突き放される展開でしたね。いやいや、年の衰えには勝てません。昔は皆、もうちょっとやれてたはずなんですが。とくに現役時代はバリバリのエースでプレーに貫禄充分だったM№くんがですね・・・貫禄がお腹にも表れてまして、教授も目を覆うばかり(「おれのほうがマシだ」と呟いてらっしゃいました)。そんな私も人のこと言えませんが・・・
そうそう、この日はAsalabのOB「まっつん」も参加したんですよ。4年次には卒業研究を3年の西河(♂)くんにおしつけて、したたかに卒業していった彼も、いつのまにやら2児のパパに。一家を背負う責任感がプレーにもあらわれてましたよ! 教授のお兄様に比べ、迫力ではあきらかに劣りましたが、この日は無難にゴールマウスを死守してくれました。3試合目に戻ってこられて観戦した教授からは「現役時代より良いじゃないか」なんて評されてましてね、本人は誇らしげでしたが、果たしてほめ言葉なのか・・・
[TUESカップの顛末(Ⅲ)]の続きを読む
2011/07/26(火) 00:00:38 |
サッカー |
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とうとう発表会の日を迎えてしまいました。7月25日(月)の正式スケジュールを以下に示します。ご来場をお待ちしております。
7月25日(月)発表会のスケジュール 11:00~11:45 プロジェクト研究1&3発表会(@13講義室)
①里仁の「地区計画」構想 (木村)
②里仁の歴史と人口動態 (長谷川)
③腎臓病と薬膳料理 (久野・出川)
④薬膳料理に挑戦! (谷岡・山田)
⑤古民家再生計画 (小林・大西)
13:00~15:00 同上指定聴講、自由聴講(学生)
鳥取城跡調査委員会(教師)
15:30 古民家再生プロジェクト「医食同源の空間をめざして」
発表会(@さとに田園クリニック)
①民家の調査成果と復原 (M2清水)
②民家再生計画Ⅰ:復原的改修案 (1年小林)
③民家再生計画Ⅱ:現状維持的改修案 (3年中島)
④民家ファサード修景計画 (M1森)
⑤庭園の調査と裏庭再生計画Ⅰ (4年檜尾)
⑥裏庭再生計画Ⅱ (OG松本)
17:00~ バーベキュー@里仁GARDEN
↑茴香の花
[第14回「医食同源-福祉のむらおこしと古民家再生-」]の続きを読む
2011/07/25(月) 00:00:47 |
講演・研究会 |
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チャリティはどこへいったの? 昼食の席で、フットサル会場に募金箱がみあたらなかったこと、「東日本大震災義援」の垂れ幕もなかったことなどが話題になりました。わたしも、そのことをずっと疑問に思っていましたし、遠くからきていただいた友人・知人から同じことを指摘されたのです。
TUESカップが3年ぶりに復活したのは、まことに結構なことです。学生たちの労苦は並々ならぬものだったでしょう。しかし、TUESカップがただのフットサル大会なら、わたしたちはこのトーナメントに参加しなかった。「東日本大震災義援」のチャリティ大会であるからこそ、サッカー経験のない学生や、遠い地の友人たちに参加を呼びかけたのです。また、いくつかの飲み屋さんなどをまわってチラシを配りました。一人でも多くの人に会場に来てもらい、一円でも多くの義援金を集めたいと思ったからです。
しかし、会場に募金箱はみあたらなかった。垂れ幕もなかった。マスコミも来ていなかった。あとで事務局を仕切るガッキーに問うたところ、体育館の奥にある壇上に募金箱をおいているというのです。こんなこと、なんの意味もない。試合を終えたチームのメンバーは募金箱を目にすることもなく、つまり募金することなく、どんどん帰っていくのです。それをみて、わたしは情けなくなってしまいました。
本来ならば、企画広報課を通して記者クラブにこの大会を宣伝し、できるだけ多くの人に参加・見学していただいて、募金活動に励むべきものです。募金箱は少なくとも10箱は用意しないといけない。大きな募金箱を玄関の目立つところに置き、小さな募金箱はフットサル部員が手にもって、参加者・見学者全員をまわり、100円でも50円でもいいから募金していただくという姿勢が必要でした。そんな動きはまったくない。試合会場に「東日本大震災に支援を!」という横断幕すらない。「一円でも多くの義援金を集めて、被災地を支援ましょう」という挨拶(開会の辞)もない。だれがどうみても(とくに外部から来たお客さまがみれば)、TUESカップを主催するフットサル部の学生の頭から「被災地」が消えているとしか思えない。かれらはただチームを集め、ワールドカップ紛いのトーナメントをやって遊べばよい、自分たちのチームが勝てばよいと思っていたのではないか。義援金は学生とは無縁であり、学内をまわって教師から頂戴すればよいものであって、それがチャリティだと思いこんでいたのではないでしょうか。ここまで書きたくはないのですが、初日の予選リーグをまる一日つきあった感想は、このとおりです。
[TUESカップの顛末(Ⅱ)]の続きを読む
2011/07/24(日) 00:00:11 |
サッカー |
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サトニモ・アソックス、勝点1をゲット!! 7月16日(土)、TUESカップが開催されました。参加チームは16で、4チームが4ブロックに分かれて予選リーグを闘います。われらがサトニモ・アソックスは、教師のほかP1メンバーの河鹿、匠、キム3号、長谷寺の4名、3年の白帯に加えて、東京から4期生のチャック、兵教大メイファーズから教師兄、美女2名、エースNKくんがかけつけました。なお、事務局の許しをえて、タクヲも補助メンバーに加わりました。試合は7分半ハーフの15分マッチで、ハーフタイムは5分です。同じグループリーグを戦うのは、環大フットサル部Aと同B、さらに某社会人チームです。
午前9時、ついにキックオフ! 相手は環大Aチームです。アソックスの先発メンバーは美女2名、河鹿、エースNKにGKチャックです。教師の威嚇もあり、環大Aの学生諸君は紳士然として美女2名に手加減してくれました。おかげで、しばし0-0の均衡を保っていましたが、美女2名に替えて学生2名を送り込んだ瞬間、敵の猛攻が始まり、前半だけで4失点を喫する苦しい展開に。ところが、後半、教師が学生に代わって出場すると、またたくまに3点を取り戻し、4-3の接戦に持ち込みました。ところが、ここでアクシデント発生。GKのチャックが脚に激痛を訴え、動けなくなってしまったのです。その交代期をつかれて1点を奪われ、5-3になり、さらに1点追加されて、結果は6-3の敗北。休憩時間になってもチャックの足の痛みはひかず、ヒノッキーの運転で市立病院へ向かったのでした。
[TUESカップの顛末(Ⅰ)]の続きを読む
2011/07/23(土) 00:27:17 |
サッカー |
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薬膳カレー むらおこし班は今回の薬膳料理対決で「薬膳カレー」をつくりました。薬膳料理を考えるうえでのコンセプトで明示された「一家団らんができる料理」という点をヒントに思いついたのがカレーライスです。医療クリニック横の畑で栽培させていただいた野菜と唐辛子(鷹の爪)をふんだんに使ったカレーです。
以下は作り方です。
1.鍋に油をひき、細かく刻んだニンニクとショウガを炒める。
2.1に刻んだタマネギを加え、あめ色になるまで炒める。
3.カレーパウダーを混ぜ合わせた豚肉と、刻んだニンジン、細かく刻んだトウガラシを2で
できたものに加え、炒める。
4.3に水を加え沸騰してきたら、カレーのルウを適量入れ、火を少し弱め、煮込む。
5.ゴーヤ、ナス、ピーマンを一口大に切り、油をひいたフライパンで炒める。
6.5の油をキッチンペーパーなどできる。
(今回キッチンペーパーを準備するのを忘れていたためザルできりました)
7.4と6を混ぜたら、炊いておいた玄米に盛り付け、完成。
[第13回「医食同源-福祉のむらおこしと古民家再生-」その3]の続きを読む
2011/07/22(金) 00:04:26 |
食文化 |
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食品・ガーデニング班の薬膳 15日の薬膳大会で、食品・ガーデンニング班は「コーン豆腐」「旬野菜の和え物」「生揚げのはさみ煮」をつくった。本当は畑でとれた冬瓜の料理も用意していたが、焜炉が足りなかったので断念した。腎臓に悪いカリウム、塩分、タンパク質については、あらかじめすべての食材の含有量を調べてレシピを考えた。
コーン豆腐 <材料>
コーンの缶詰(クリームタイプ)・・・一缶 寒天・・・一本
だし汁・・・カップ1と1/2 生姜醤油・・・適宜
<作り方>
1.寒天は綺麗に揉み洗いして、水気を絞り、細かくほぐして鍋に入れて、だし汁とカップ1の水を加えて30分~1時間ほどおく
2.コーンの缶詰を裏ごしする
3.寒天がふやけたら煮とかしてこしきで漉し、2を混ぜて水でぬらした型に入れ、荒熱をとってから冷蔵庫で冷やす
4.固まったら適当な大きさに切り、生姜醤油で食べる
旬野菜の和え物 <材料>
胡瓜・・・30g さやいんげん・・・20g カットわかめ・・・1g
マヨネーズ・・・8g(小2) 練りわさび・・・1g(小1/6 弱) 酢・・・2.5g(小1/2)
<作り方>
1.胡瓜は縞目に皮をむいて縦半分にし、斜め薄切りにして水にさらす。
2.さやいんげんはへたを取って食べよい大きさに切り、茹でこぼして水にさらす。
3.カットわかめは袋の指示に従い処理する。
4.マヨネーズ・わさび・酢を合わせておく。
5.4に水気を切った胡瓜・さやいんげん・わかめを食べる直前に和える。
*わさびにも塩分が含まれています。使い過ぎないように注意しましょう。 [第13回「医食同源-福祉のむらおこしと古民家再生-」その2]の続きを読む
2011/07/21(木) 00:32:28 |
食文化 |
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7月15日(金)の薬膳料理大会で、古民家再生班は「アゴ(飛魚)の団子汁」を作りました。4限の授業を終えて里仁公民館に行ったわたしですが、先発のOさん(システム学科2年)がほとんど料理を完成させていて、みんなが料理を作っているところの写真を撮っているだけで、食にありつけました。では、わたしたちのレシピを公開します。
魚の団子汁:材料 あご(飛魚)6匹 片栗粉 適量 和だし 適量 ごま油 適量
ネギ5本 玉ねぎ1個 水 適量
団子の作り方 1)あごの鱗をとって3枚におろす
2)3枚におろしたものを包丁でたたき細かくする
3)鉢で細かくしたあごをすりつぶす
4)片栗粉・ネギをいれ混ぜる
5)適量ちぎり丸める
汁の作り方 1)鍋に適量の水を入れて沸騰させる
2)沸騰させたら和だし・コショウを入れる
3)水に溶かした片栗粉を入れる
4)ごま油を入れる
*できた汁に団子を入れ煮込んで完成! [第13回「医食同源-福祉のむらおこしと古民家再生-」その1]の続きを読む
2011/07/20(水) 13:07:41 |
食文化 |
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兵教大メイファーズとの練習マッチ 7月14日(木)、畑の草抜き作業の後、2日後に迫ったフットサル大会に向けて、兵庫教育大まで遠征に行きました。炎天下の作業で疲れきり、でも子供のころ親と一緒に草抜きしたことを思い出して、少しリラックスもできたり・・・そんな状態で鳥取を出発しました。可哀想だったのは、白帯さんです。あれほどサッカー練習を楽しみにしていたのに、就職ガイダンスの適性試験(有料)があるとかで参加できなくなり、がっくりしていました。
出発前に酒屋のトイレを借りた河鹿くんは、ご主人に「態度がわるい」とお叱りをうけ、おまけにのろのろ缶ジュースを買って出発を遅らせた匠・キムも先生に渇を入れられ、気が引き締まったような緊張した状態で先生との2時間程のドライブとなりました。いろんな話をしてとても楽しかったのですが・・・兵庫教育大周辺の道に多少迷いながら何とか現地に着きました。わたしはキャンパスの広さに驚かされました。環境大学の3倍程の大きさらしいです。でも、先生によれば、これでも「小さいほうだ」と聞かされました。
今回なぜ兵庫教育大に遠征したのか、と言えば、16日のTUESカップの助っ人を依頼していたからです。キャンパス内の陸上グラウンド(元芝生)では、メイファーズのメンバーがすでに準備運動をしていました。メイファーズとは中国語の「没法子(しかたがないよ)」をもじった名称だそうですが、先生によれば、「美髪子(メイファーズ)」のことでもあろうとのことです。つまり、「美しい髪の女性たち」という意味です。その名のとおり、メイファーズにはたくさんの女性が含まれています。また、小学生から62歳まで、いろんな世代の男性もいて、毎週木曜日の夕方からミニマッチを楽しんでいるとのことで、わたしたちは「対決」というよりも、土曜日のための顔あわせということで、あわただしく、練習時間におじゃました次第です。メイファーズを率いる監督は、教育心理学を指導されている先生のお兄さんです。先生がお兄さんに助っ人の依頼をし、今回このような交流が始まりました。
[東日本大震災義援TUESカップへむけて(Ⅴ)]の続きを読む
2011/07/19(火) 18:14:38 |
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バジルバーグの占い 決勝の始まる1時間前に帰宅して夕飯の準備を始めた。薬膳料理大会の余材が冷蔵庫にある。豚ミンチが1パック残っていたので、茴香の代わりにバジルを使って、バジルバーグを作ることにした。今夜もフライパンとタジン鍋の両方でバーグを焼いたのだが、突然、強烈な爆音が響く。付け合わせのトウガラシが破裂したのだ。驚いたわたしは、タジン鍋の蓋に手をやったのだが、油ですべって蓋は床に転げ落ち、まっぷたつに割れた。うぅぅん、縁起が良いではないの。不吉は吉兆でもある・・・バジルバーグも焼き上がり、さてワインを飲みながら、バーグをつまもうと、グラスを手にした。今度はグラスがすべって床のマットを血の海に変えた。ますます縁起がよいではないか。
前半のアメリカの迫力は凄まじかった。プレスが強く、縦に速いのは予想されたことだが、パスワークさえも「なでしこ」を凌駕していた。「なでしこ」は運動量が足りない。トライアングルが作れず、パスはつながらず、相手のプレスにボールを奪われるという悪循環に陥っていた。そもそも、体格がちがう。男子チームと女子チーム、あるいは大人のチームと少年チームが試合しているようなものである。運気の流れが、ほんのわずかでもずれていたならば、日本は前半を0-3で折り返すことになっていただろう。その前半を0-0で終えたことが勝利の遠因となった。決めるべきときに決めないと、こういう結果が待っている。アメリカチームの多くの選手は、ハーフタイムにそう予感していたかもしれない。
VIDEO このインタビュー、いいじゃないですか。
[2011ヴェルトマイスターシャフト(Ⅵ)]の続きを読む
2011/07/18(月) 17:55:56 |
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茴香バーグにおける茴香の割合をめぐって 薬膳料理大会が施主さんの都合で15日(金)に延期となったため、14日(木)のプロジェクト研究1&3は休講とすべきでしたが、学生たちは里仁の畑まで草取り、収穫にでかけました。そして、翌日、ついに薬膳決戦の日を迎えたのです。
しかし、金曜日も忙しかった。いつものように、印刷会社さんと報告書の校正作業をこなしていた(倉吉は4校終了、大山・隠岐・三徳山は再校受け取り)ところに、チャックがあらわれました。このときはまだ翌日におこるアクシデントを知る由もありません。忙しいので、ゲラの一部をみてもらったりしていました。
その後、先発で現場に行っている1・2年生のようすを確認するため、いったん会場の公民館厨房を覗いたのですが、学生で満杯でして、とてもわれわれが調理できるようなスペースも火器もありません。というわけで、大覚寺のマンションにもどり、チャックを助手に茴香バーグの拵えを始めたのが・・・たしか5時すぎでしたね。
ひとつ失敗したのは、茗荷の鶏肉バーグもつくってしまったことです。時間を考慮するなら、これは避けるべきでした。味は淡泊で、茗荷の風味が主張してきません。
さて、茴香バーグです。奈良の庭から茴香3株引っこ抜いてきました。根っこはいったん切り落としたんですが、匂いが強いので、なんとか使えないものかと、チャックに泥を落としてもらったのですが、フードプロセッサが通用しない。硬いのです。根っこだけなく、根っこに近い茎も硬い。葉は軽く茹でるだけにしましたが、茎は結構な時間水煮しないと、プロセッサが動かなくなります。ここでも、また時間を費やした。6時半をすぎたころ、現場から催促の電話があり、さもありなんと、移動の準備を開始。しかし、このときはまだ、タジン鍋とフライパンで茗荷バーグを焼いている最中でしてね。いちおう焼けているのを確かめたところで、タオルなどで鍋を包み、そのまま乗車。公民館に着いたら、ちょうど7時でして、すでにして定刻の1時間遅れ・・・審査員のみなさまには、まことに申し訳ありませんでした。この場を借りて、再度お詫び申し上げます。
↑フライパンは茴香バーグ。その左に茗荷バーグがみえる。
[茴香(Ⅸ)]の続きを読む
2011/07/17(日) 22:33:02 |
食文化 |
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フットサル大会が終わりました。木曜日から土曜日にかけて、猛烈な時間が流れ、猛烈に散財したんですが、その内容については、おいおいお知らせします。
そうだ、ひとつだけ残念なトラブルが発生してしまったので、急ぎ報告しておきましょうか。サトニモ・アソックスのGKとして、わざわざ東京からはせ参じてくれたチャックが、初戦前半の途中で離脱。症状は重く、ただちに市立病院に向かいましたが、松葉杖姿に変わってしまいました。おそらく肉離れか、靱帯損傷でしょう。もう1日鳥取にいる予定だったのですが、さきほど、列車で東京に帰っていきました。仕事に影響がでないか、心配しています。
ここで、どういうわけか、フラフープです。流行ってるみたいなので注文しました。こんどこそ、ウェストを復原できるかもしれない・・・下の映像もフラフープですが、じつはそんなことはどうでもいい。女優に注目してください。
マリサ・トメイ。ミッキー・ロークの『ザ・レスラー』を視たわたしは、このイタリア系アメリカ人女優にノックアウトされちまいました。ダイアナ・クラール以来の衝撃かもしれません。
年増のストリッパーの役でね。店では売れなくなってきてたんだけど、老いぼれレスラーのランディ(ミッキー・ローク)はトメイに惚れている。だから、もちろん何度も口説くんですが・・・・トメイはそんなランディに惹かれながらも、険しい顔で吐き捨てる。
「あなたは、お客なの! 店の外では会えないのよ!!」
あぁぁぁぁ・・・このあと二人がどうなるのかは、見てのお楽しみだよね。
同じイタリア系のレディ・ガガも素顔で勝負すればいいと思うのです。
ずいぶん清楚で綺麗な方のようですね。
では、「続き」の映像をじっくりごらんください。
VIDEO [フラフープ]の続きを読む
2011/07/16(土) 23:13:54 |
スポーツ |
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準決勝の試合の入り方が良かったかと言えば、そんなことはない。
スウェーデンは中盤を厚くして、ボランチから前戦への球出しをできにくくする作戦をとってきた。その結果、日本の守備陣にバックパスが多くなった。ボランチからセンターバック、あるいはサイドバックからセンターバックへのバックパスを狙っていることが咄嗟にみてとれたが、その網に澤がひっかかって、あっけなく先制点を許してしまう。このままイングランド戦のように崩れてしまうのではないか、と心配したのはおそらくわたしだけではなかろう。ところが、昨夜の「なでしこ」は徐々に中盤を支配しはじめ、見事な左サイドの崩しから川澄が体を張って1点をあっさり取り返した。
ドイツ戦の殊勲者である丸山ではなく、川澄という新戦力を先発させたことに驚いた。この試合をみる限り、当初予定されていた先発の2トップは安藤&川澄のコンビだったということだろうか。
その後の展開については語るに及ばぬであろうけれども、解説者たちは「ボール・ポゼッションで日本はスウェーデンを圧倒しています」と力説し、その結果として日本の逆転は時間の問題だというコメントを繰り返していた。そうなったから良かったものの、アメリカ対フランス戦では、ポゼッションに勝るフランスが後半の終盤に2発をくらって撃沈された。それと同じことが起こらぬように祈りながら、試合を見守っていた。
お叱りを頂戴することを承知の上で書き残しておこう。日本の2点めと3点めはオフサイドであった。スウェーデンの選手は今もそう思っているだろう。とくに澤の2点めは、あきらかに安藤が澤より前のゴール近くにいた。主審の判定は「澤のヘディングシュートとは関係ない」という判断だったのだろうが、日本に対して悪意のある審判-たとえばイングランド戦のような審判-だったなら、あの得点は取り消されたにちがいない。3点めは安藤に対してスルーパスを出した時点でオフサイドだったことがスローモーション・ビデオで確認できる。これは副審の見逃しであろう。ボールに視線がいってしまい、安藤がわずかながらディフェンスラインより前に出ていたことに気づかなかったのではないか。こちらは能力の高い副審ならば、安藤をオフサイドとして判定していただろう。
こういう主審、副審のジャッジに助けられながら、昨夜の日本は幸運な試合運びができたのだと思う。イングランド戦やドイツ戦ではジャッジに苦しめられたが、今回に限って追い風が吹いたということである
[2011ヴェルトマイスターシャフト(Ⅴ)]の続きを読む
2011/07/15(金) 01:12:33 |
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4月のある水曜日、1年生2名のインタビューをうけた。入学したばかりの1年生に「取材」なんてことができるのであろうか。立花隆の『
二十歳のころ 』のような内容ならまだしも、学者の研究業績について聞くというのだ・・・わたしは学生の質問を受けるようなふりをして、じつは自問自答のようにレコーダーの前で話し続けた。
一昨日の深夜、インタビューのゲラが送信されてきた。予想されたことではあるけれども、テープを記録しただけの原稿である。テープ起こしの文章を、人さまが読んで恥ずかしくないレベルに引き上げるには、大変なエネルギーが要る。能力も要る・・・というわけで、いつものことながら、またしても「校正マシーン」と化して一夜をすごした。公開されるとはいえ、あまり人目に触れる原稿ではなさそうなので、ここに掲載しておきます。
骨董の艶光り -現代人がなくした「文化」の魅力 --先生がこの道に進んだきっかけはなんだったのですか?
ぼくは建築学科を出たんだけど、現代建築に対してずっと懐疑的でしてね。大学院に入って海外で民族学的なフィールドワークに手を染め、「文化としての建築」を考えるようになりました。30歳でようやく就職して、奈良の国立文化財研究所で14年間発掘調査に従事したんです。このころはむしろ考古学・古代史の文脈で建築を考えていた。つねに「文化としての住居・集落・都市」ということが研究の主題としてあって、こういう研究者は新しい建築物を創るよりも、歴史的建造物や文化的景観の保全に視野がむいていくのは当然のことでしょうね。
--先生は鳥取県で古民家の修復に携わってこられましたが、修復する上で「ローコスト」というテーマを掲げておられます。これについてご説明ください。
民家とか社寺建築の修復にはとんでもない費用がかかるんです。本格的な修復工事をすると、建物を新築するよりもはるかに高くつく。だから、「コストを抑えますので」と言って説得しないと、居住者・所有者は民家の保全改修を受け入れないんです。「新しい建物に建てかえたほうがましだ」と思ってしまうんですね。だから、わたしたちが言う「ローコスト」とは、「新築にかかる経費とほぼかわらない程度の額」ということでして、ものすごく安上がりなわけじゃありません。文化財価値の高い建造物の場合、高くついても、特別の方法を採用せざるをえない場合もあります。それになにより、所有者の意志を尊重しないといけませんね、所有者の要求が変われば、修復の方法も変わってきます。
--先生が修復された民家の代表作としては、鳥取市の登録文化財「加藤家住宅」がよく知られていますが、加藤家住宅の魅力を教えてください。
加藤家は鳥取藩医の家柄で、倭文(しとり)の古民家はその実家にあたる建造物です。建築年代は1730年以前とみています。その根拠は一間ごとに柱を立てる平面形式とチョウナ(手斧)削りしている柱が多く残っていること。江戸時代も中期になると、台鉋(ダイガンナ)が普及してきて木材の表面をすべすべに加工できるのですが、加藤家住宅の主要な柱には手斧削りの痕跡が残っていて、ひょっとしたら建立は17世紀に遡るかもしれません。17世紀だとしたら重要文化財クラスの民家だと言えます。そういう手斧削りの古材というのは得もいわれぬ艶光りの触感がありましてね。まさに「骨董品の風貌」をもっています。空間的には、なんといっても座敷と庭の一体感が素晴らしい。あの心地よさは日本建築でなければ味わえないものです。住まいの中に「自然」を取り込んでいるような快感があります。
[ある学生インタビューから]の続きを読む
2011/07/14(木) 00:00:42 |
研究室 |
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レモンミントの花 ついに茴香の花が咲きました(↑)。ひと株だけ丈が高くなって、そのてっぺんにコリアンダーに似た白い花が開いています。花といえば、レモンミントが可愛くてね。こちらは先端ではなくて、茎から葉が分かれる節々に白い花がまとわりついている(↓)。まるで、シルクのマフラーのようです。
15日(金)の薬膳料理大会が近づいてきました。茴香バーグも最後の調整中です。今回は芹菜(セロリ)と鶏ミンチ、茴香と豚ミンチをあわせてみたのですが、思い切ってフードプロセッサの導入に踏み切りました。一方は「セロリとタマネギとシイタケ」、他方は「茴香とタマネギとシイタケ」をプロセッサで攪拌し、極細みじん切り状態に加工。さらに、これらをいったん炒めることにしました。これまでセロリや茴香は湯通しにとどめていたのですが、今回はタマネギがほんのり茶色に色づくまで弱火で炒め、ミンチ肉と絡めたのです。塩はまったく使いません。調味料は酒、味醂、胡麻油、胡椒、おろし生姜、パン粉が適量(適当?)でして、さらに芹菜バーグには庭で採れた鷹の爪(まだ赤くなっていないグリーン・チリ)を少々混ぜました。
焼き方にもバリエーションをつけたんです。タジン鍋ではエクストラバージンを使わずに、肉をそのまま鍋底においたのですが、弱火で焼くとなんの問題もなく、ミンチからでてくる油で十分炒めることができます。ただ、前回と比べると、肉の内側からしみ出てくる水分が多くなりました。タマネギが影響しているのでしょう。脂気のないあっさり味にはなったのですが、この水分のおかげで、ワインが絡みにくくなった感じがします。一方は、フライパンで焼きました。こちらはうすくエクストラバージン油をのばして、前回のタジン鍋に近い風味になりました。油焼きのほうが「香ばしい」という意見もありましたが、その油っぽさが難点でもあるでしょう。今回は、タマネギとあわせて炒めた下ごしらえが奏功し、茴香の風味を残しながらも、毛羽だった舌触りは消え失せました。あとは肉と茴香の比率をどうするかです。なお、前回と同じく、中国産の黒酢につけて食べると美味しく思ったのですが、息子は黒酢が口にあわず、ふつうのポン酢を好みました。
[茴香(Ⅷ)]の続きを読む
2011/07/13(水) 00:38:22 |
食文化 |
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7月7日(木)~8日(金)の古民家(里仁O邸)改修班の活動報告です。
7日のプロジェクト研究に引き続き、8日は先週指導を受けたエスキスをCADで図面にし、先生にチェックしていただきました。今回のチェックでやっと図面の完成が見えてきました。まず、先週「復原的改修班」の私が先生から指導を受けたことです。1階は「土間と板間のオモテとウラをつなげること」「料理教室の床を畳化」「ツノヤ(厨房等)の設置」「下駄箱の位置変更」「ポーチの設置」「家具の配置」、2階は「カーテンレール活用での大空間確保」「ホワイエ(板間)の設置」「給湯室の設置」「シャワー室の設置」というものでした。7日にこれらの条件をクリアし、さらにチェックを受けました。翌8日(金)にチェックされた部分の修正をして、なんとか先生からOKをいただきました(と思っています)。
一方、「現状維持的改修班」の白帯さんは、8日に先週指導を受けた部分のチェックを受け、あっさりと先生の許可を得ました。マイクロGDSを使っていて、とても分かりやすい図面でした。ただし、2階の外にめぐらせる廊下については、2階のボリュームが大きくなりすぎるということで、今回は「なし」にしようということになりました。とはいうものの、アシガル先輩のファサード修景計画では、2階立面の「分節化」のため、2階には幅の短い縁と手すりを設けることになりましたので、復原的改修班・現状維持的改修班ともに、2階の四周に縁をとりつける必要があります。
アシガルさんは復原立面・断面、2階修計図(立面及び断面)もほぼ完成しました。庭園については、トマトさんの測量図作成、ヒノッキーさんの庭園計画も順調に進んでいます。ヒノッキーさんのパーゴラのデザインは意欲的な作品で、とても驚きました。
先週はどうなる事かと思いましたが、なんとか完成に向かって進んでいるようです。これからは、パワーポイントと原稿の作成です。料理大会にも参戦しなければなりません。日がないので時間を無駄にせず頑張っていきたいと思います。(建築・環境デザイン学科1年 匠)
[医食同源の空間をめざして(Ⅶ)]の続きを読む
2011/07/12(火) 00:00:32 |
建築 |
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いや、恐れ入りました。日本サッカー史上に残る激勝でしたね。
「自分たちのサッカーをさせてもらえないだろう」と予測した点につきましては、謹んでお詫び申し上げます。
サッカーというスポーツは本当におもしろい。試合の入り方で結果が読めてしまうでしょう。イングランド戦は、最初の10分で日本から「おかしいなぁ」というムードが伝わってきたし、昨夜のドイツ戦はチャンピオンのほうが戸惑っていた。日本は気合いがちがった。パスワークこそ本来のレベルではなかったが、プレスが強い。とくに澤と阪口のダブルボランチから後ろの守備に集中力があった。ドイツはゲームを支配しているようで、じつはそういう実感はなく、いつものように球回しできない焦りが序盤からうかがえ、それは終焉にむかって増幅し、取り返しのつかない結果をもたらすことになった。
ニュージーランド戦やイングランド戦のように、気の抜けた試合もあれば、メキシコ戦のように圧倒的なボール支配に終始したり、ドイツ戦のような闘争心漲る試合もある。いまの「なでしこ」は、そういう精神面で若干凸凹があるようで、このドイツ戦に限っていえば、イングランド戦での敗北が良い薬になったと言えるかもしれない。あのままイングランドに勝って、楽々とグループリーグを首位通過していたならば、永里に代表される「過信」がチーム全体に伝染し、フランスに叩きのめされていた可能性も十分あるだろう。
佐々木監督は先発を変えなかったが、後半の最初から永里を下げて、丸山をピッチに送り出した。結果としてみれば、この采配が試合を決定づけたことになる。丸山のキープ力はみごとなものだった。それまで、澤と阪口のラインでしか溜めが作れなかった日本にもうひとつの楔が生まれた。岩渕投入後は、起点が3ヶ所になった。延長後半3分の得点は、岩渕の反転トラップ→澤のスルーパス→丸山のシュートが連動したものである。素晴らしいシュートだった。男子でも、あのシュートを決められる選手は少ないだろう。
ベスト4の相手はスウェーデンに決まった。強くて、高い相手だ。
1日ゆっくり休み、ドイツ戦と変わらぬ精神力で準決勝に臨んでほしい。
監督は先発の陣容で悩んでいるだろう。岩渕はジョーカーのままでよいが、丸山を先発にするのかどうか。わたしなら先発で起用する。
[2011ヴェルトマイスターシャフト(Ⅳ)]の続きを読む
2011/07/11(月) 04:06:46 |
サッカー |
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薬膳料理大会から発表会までのスケジュール 今までやってきたプロジェクト研究ですが、残すところあと3回となりました。なので、まずは今後の予定から入りたいと思います。
7月14日(木) 薬膳料理大会準備
15日(金) 午後3時:調理
午後6時:薬膳料理大会(試食)。食品ガーデニング班を中心に
数グループが腎臓病によい薬膳を作ります。
7月20日(木) 最終授業=発表練習
7月25日(月)
11:00~11:45 プロジェクト研究発表会(13講義室)
1)むらおこし班 2)食品・ガーデニング班 3)古民家再生班
*1・2年生のみの発表
13:00~15:00 同上指定聴講、自由聴講(学生)
鳥取城調査委員会(教師)
15:30 古民家再生プロジェクト「医食同源の空間をめざして」
発表会(@さとに田園クリニック)
*建築系学生数名が以下の発表をします。
①民家の調査成果と復原(M2清水)
②民家再生計画(1):復原的改修案(1年小林)
③民家再生計画(2):現状維持的改修案(3年中島)
④インテリア計画(2年大西)
⑤民家ファサード修景計画(M1森)
⑥庭園の調査と裏庭再生計画(4年檜尾)
17:00~ バーベキュー
薬膳料理大会では、食品・ガーデニング班以外の班でも1品ずつ料理を作ることになりました。どんな料理が出てくるのか、楽しみです。再来週の21日は発表練習です。いま、ぼくたち「村おこし班」はパワーポイント制作に苦戦中です。そしてその次の週25日はいよいよ発表会です。21日から25日の間に先生にチェックをしていただくことになっていますが、多分、これが一番緊張しそうです。
7日は、14日に作る料理を考えるところからスタートしました。料理一品ということですぐに決めれるだろうと思っていたのですが、これがなかなか大変で、薬膳料理ということや透析料理の1日に決められた成分摂取量を考えたらなかなか決まりません。この作業だけでかなり時間を費やしてしまったので、ひとまずパワーポイントのほうをすることに・・・各自で発表資料作りをしました。前回はだらだらとなってしまい、今回こそは!と思っていたのですが、若干そのような空気が漂っていました。最後に、薬膳料理を決めることにしました。先生のアドバイスもいただいた結果、自分たちの班は茄子や今育てている野菜を使ったカレーを作ることにしました。これからますます忙しくなっていきそうです。(環境マネジメント学科1年 長谷寺)
[第12回「医食同源 -福祉のむらおこしと古民家再生」]の続きを読む
2011/07/10(日) 00:04:08 |
地域支援 |
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TUESカップを10日後に控えた6日(水)夕方。右足ふくらはぎをアシナガバチに刺されたわたしは、不安を抱えながら、駐車場へ。キムと長谷寺が来ないので、急遽、ヒノッキーが敵陣の助っ人として参戦することになった。チーム分けは以下のとおり。
アソックス: 教師、河鹿、白帯
スローソックス: タクヲ、匠、ヒノッキー(GK)
雨が空から降ってきましてね。スローソックスのゴール前には傘をさしたヒノッキーは仁王立ち。教師と河鹿が何本シュートを放っても、軽くはねかえす。流石、DNAは争えません。母の血が流れてますね。
一方、アソックスのゴール前では白帯が疲労の前にしゃがみこみ、次々とゴールを割られていく。雨でびしょびしょになって、いったい何点入ったのか、よく分かりませんが、たぶん15対25ぐらいのスコアで大敗を喫してしまいました。
すべては、にっくきヒノッキーのせいです。少しは遠慮しろよな。年寄りがシュート打ったときは足をひろげて入れるとかなんとか、うまいことやってくんないと、成績に影響するぜっちゅうの・・・??
下はTUESカップの正式なチラシです。まだ、参戦可能なようですよ。
↑クリックすると画像が拡大します。ご活用ください。
[東日本大震災義援TUESカップへむけて(Ⅳ)]の続きを読む
2011/07/09(土) 00:00:42 |
サッカー |
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タジン鍋の茴香バーグ 茴香餃子に2度失敗したわたしは、餃子の衣を取り払い、ハンバーグに挑むことにした。小麦粉の衣(皮)にタンパク質が少なからず含まれるわけだから、それを除去する料理を考えるのは当然の成り行きかもしれない。今回はまず茴香に湯通しした。やわらかくなった茴香をみじん切りして豚ミンチにまぜ、ほぼ前回(2回め)と同じ薬味等を混ぜた。すなわち、おろし生姜、胡麻油、酒、味醂である。ここで悩んだ。「つなぎ」の卵・牛乳・パン粉はどうするか。タンパク質の固まりである卵と牛乳は控えるべきであろう。パン粉だけは少なめにして餡に絡めた。
フライパンではなく、タジン鍋を使って、じんわり蒸し焼きすることにした。タジン鍋の場合、油をひかなくてもよいのだが、エクストラ・バージンを鍋底にうっすらのばした。オリーブ油は腎臓病に影響しないのだから、こうしたほうが肉が焦げにくい。付け合わせの長トウガラシとトマトもタジン鍋に納めた。トマトは小振りながら、プランターに稔った獲れとれである。弱火でじっくり加熱しつつ、蓋をかぶして素材を蒸す。バーグも野菜もなんどかひっくりかえし、もういいだろうと判断したところで、赤ワインを降りそそぐ。そこからまた蓋をして、超弱火でじっくり蒸し焼きする。
美味でしたね。大人の味です。ワインによくあう。湯通しした茴香は、毛羽立つことなく、その風味を肉に染みこませている。赤ワインの味が肉に吸い寄せられているので、ソースなどなくても食べられるが、中国産の黒酢との相性がよく、あっさりいただける。黒酢は焼き野菜ともよくあう。
これは使えるのではないか・・・と思ったものの、豚肉にもタンパク質が含まれることが心配になった。ネットで調べると、 重量の2割くらいがタンパク質だそうです。多いのか少ないのか、よく分からないのだけれども、腎臓にやさしい料理として、「豚肉のほうじ茶煮」を紹介する
サイト を発見。わが家では、以前、牛肉の紅茶煮をよく作っていた。肉のかたまりをタコ糸で縛って、紅茶でぐつぐつ煮るのである。肉の表面が茶シブでコーティングされたら肉をとりあげ、氷水で冷やす。これで、淡泊なビーフハムができあがる。豚肉のほうじ茶煮も煮たようなものだろう。塩味を排除して、茶で味付けしているわけだが、茶によって肉の脂分を落としているので、結構な健康食である。タジン鍋の茴香バーグもひけはとらないとは思うのだが、やはり気になるのは、タンパク質の含有量だね。
[茴香(Ⅶ)]の続きを読む
2011/07/08(金) 00:05:27 |
食文化 |
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先発の入れ替えがまったくない、と聞いて嫌な予感がした。
日本は、ニュージーランド戦に戻ったように動きがわるかった。トライアングルがつくれないし、トラップのミスが多すぎた。なにより運動量が足りない。
1週間で3試合。先発陣の疲労はピークに達している。控え選手たちのレベルは決して低くないのだから、数名入れ替えて試合に臨んでいれば、結果は変わったものになっていたかもしれない。かりに結果が同じであったとしても、「あれは主力を休ませたからね」とエクスキューズできる。決勝トーナメントで対戦する相手は、メキシコ戦の日本が脳裏に焼き付いているだろうから、ベストメンバーの「なでしこ」は手強いというイメージを持ち続けただろう。しかし、今となっては・・・
イングランドの2点は、いずれもループシュートだった。やはり強豪の監督は、日本の弱点を見抜いている。初戦のニュージーランド戦をみて、日本に穴があるとすれば、GKとLSBの守備力だと直感した。そして、北京五輪の準決勝、アメリカ戦の悪夢が頭をよぎった。
2008年
8月19日 、東北行脚の旅中に以下のような戦評を書いている。
--
後半のアメリカの戦法は徹底したロビング攻撃だった。アメリカは走力だけでなく、高さでも日本を圧倒している。だから、日本ゴール前にボールを放り込めばいつかは点になる。そう考えたのだろう。適当な位置から緩やかに放物線を描くロビングを何本もあげてきた。制空権はあきらかにアメリカにある。しかも、GKの福島は前がかりになっており、アメリカはロビングでゴールまで狙ってきた。それが後半の2点になった。TV解説の堀池は、「シュートを狙ったんじゃないでしょうが」と述べていたが、わたしは2本ともクロスではなく、ゴールに向けたロビングシュートだと思ってみていた。4-1になった後、さらにもう一度同じようなロビングシュートがみられたからである。これはおそらくアメリカベンチの指示だろう。ディフェンス・ラインとGKの間にロビングでクロスをあげれば、日本の守備陣は混乱するし、ゴールキーパーの上を抜くロビングシュートが点になる可能性があるから打てという指示があったに違いない。
--
イングランドの戦法も似たようなものだった。4バックラインとGKの間のスペース、そしてGKの後のスペースをまたしてもロビング(ループ)で狙われた、ということである。
[2011ヴェルトマイスターシャフト(Ⅲ)]の続きを読む
2011/07/07(木) 00:00:56 |
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薬膳・腎臓病食の整理とパワポづくり 6月30日(木)。プロジェクト研究「医食同源」の食品・ガーデニング班は発表に向け、班内でさらに薬膳・腎臓病食を調べるグループと、実際に薬膳や腎臓病食の考えを取り入れた料理を作るグループに別れ、活動しました。1年生女子2人は薬膳・腎臓病食のグループとなり、今回は学内で研究成果をまとめることにしました。薬膳の概要や歴史、腎臓病の概要や食事の摂取制限など、今まで書籍やインタビュー、インターネットなどで調べてきた知識をパワーポイントで発表できるような形にまとめるため、慣れないパワーポイントに触れながら悪戦苦闘し、ごくごく簡単なものですが形になりました。
しかし、まだ発表に足るものではないので、さらに修正・追加を行ったり、読み上げ用原稿を作成したりという活動を続けたいと考えています。また、先生がおっしゃられた、いかにしてパン、ごはんなどを低タンパクに抑えるか・代用品はあるかという点を再考します。(環境政策経営学科1年DM&Q№)
恐怖の雑草抜き作業 一方、料理実践グループは野菜畑の草取りをおこないました。天気は曇りで蒸し暑かった。先週は校内で活動をし草取りしていなかったので、いつもより量が多いと思っていたが、想像以上の雑草の量で畑とあぜ道の境が分からなかった。雑草が皆大きく取りやすかったが、いくら抜いてもきりがなく、とても時間がかかってしまった。
野菜の成長 冬瓜:隣の野菜畑の近くまで蔓がひろがっていた。長径15cmくらいの実が3・4個なっていた。見栄えはたんなる瓜だが、先生が一つ取って返って半割にしたところ、冬瓜(とうがん)であることが判明した。 唐辛子:10cmくらいの実が一枝に5・6個なっていた。これも先生が5つ取って帰った。
ナス:紫の花が咲いていた。
パセリ:パセリの株が高さ5~6cmぐらいになっていて、葉もφ20cmくらいにひろがっていた。
トマト:直径5cmくらいの緑の実がなっていて、もう少しで収穫できるかも。幹が倒れていていたので支柱にくくりなおした。
ヘチマ:プランターの土が少なかったのか、成長が遅かったので、土を足した。
ゴーヤ:ヘチマ同様、プランターの土を増やした。小さなゴーヤが一つできていた。
↑冬瓜
[第11回「医食同源-福祉のむらおこしと古民家再生」]の続きを読む
2011/07/06(水) 00:00:48 |
地域支援 |
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エスキス・チェック 7月の声を聞いて、ますます暑い日が続いていますね。
6月30日(木)のP1&P3では、古民家再生に関して初めて本格的に教授の指導を受けました。
まずは「復原的改修班」から。この班は1年の匠くんがリーダーですが、先生は匠くんの平面図に納得いかないようでした。とくに復原する土間の空間構成に問題があるようです。民家の土間は「トオリニワ」とも言い、オモテとウラの外部をつなぐ役割があるのですが、匠くんの案はコ字形に折れ曲がる身障者用スロープがウラに出る戸口を塞いでいます。また、下駄箱の位置にも問題があり、それらの点について修正の指示をうけました。
土間を復原すると、台所を別の位置にもっていかないといけません。匠くんは裏庭に面するナンドと隣のアイノマの2室を台所にあてる平面案を示したのですが、こうすると、1階で薬膳レストランと料理教室にあてるスペースが非常に狭くなるので、先生からはウラのツノヤを増設することで厨房を新設し、屋内外に食事を供給するように指示がありました。
一方、「現状維持的改修班」のリーダーは白帯さんです。現在の玄関や台所をほぼそのまま活かす平面計画で、コストは低く抑えることができるでしょうが、スロープの設置などは非常にやっかいです。それでも、先生によれば、白帯さんの案は匠さんの案よりよく出来ているそうです。
両案とも、土間と接する板間を間仕切りなしの大空間として使い、背面半分はスロープや階段に接続するホワイエ、正面側に車椅子で着座できる背の高い大きなイロリを設けることになりそうです。そして畳座敷は正面側の2室が椅子座のレストラン、背面の2室を料理教室に使用します。2階については、3案提示されましたが、さらに検討を重ねることになりました。2階にも板間のホワイエ兼会議室のようなスペースを設け、正面側の大きな畳座敷2室は食堂・会議・宿泊の兼用とし、小さな畳座敷は収納室にあてることになりそうですが、さらに検討が必要です。
わたしの仕事はレストランなどに用いる椅子・テーブル・照明、あた車椅子の方のための昇降機などのカタログを徹底的に漁って、あの民家にふさわしいインテリア・デザインを考えることです。田園クリニックのラウンジの家具がとても素晴らしいものだっただけに、あれに負けない家具を探し出したいと思っています。古民家のよさを引き出すだけでなく、ユニバーサル・デザインのインテリアになるので、とても重要な作業になると思います。
[医食同源の空間をめざして(Ⅵ)]の続きを読む
2011/07/05(火) 02:12:02 |
建築 |
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先週、BSプレミアムで4夜連続放送された「おまえなしでは生きていけない -猫を愛した芸術家の物語」をご覧になった方は多いでしょう。わが家でも4話すべて録画し、2話は放送時に、残りの2話は録画でみました。
うぅ~ん、飽きないなぁ。猫という動物が、その不可思議な生態によって飼い主を虜にすることについては、いちいち納得せざるをえないし、その一方で、猫を溺愛する「人間」について考えさせられる番組でした。愛猫家として登場する藤田嗣治、内田百、向田邦子、夏目漱石は、いずれもきわめて個性の強い芸術家もしくは作家であり、どちらかといえば「人間嫌い」だった人たちでしょう。社会から距離をおき、猫とともにアトリエに隠棲する。そういう日々を愛している。
厳密にいうならば、男は女と猫との3人、女は猫との2人で自分の隠れ家を築いている。男には男友だちなんて要りません。女と猫がいないと生きていけないの。
VIDEO
2011/07/04(月) 01:06:33 |
生物 |
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鄙びた薄灯りの盛り場を自転車でうろついていると、自分が野良猫のように思えてくる。灯りのついているどの家にもぐりこんだら優しくしてもらえるのか、餌をもらえるのか。おどおどびくびく、門前でニャアと鳴く。扉があいて、キョキョロと中の様子をうかがうと、福々しい顔をした母親と娘さんがいて、向日葵の種をくれた。味はまぁまぁだ。
とりあえず小腹満ちたので、暗い街にでる。空気の抜けた自転車の足取りは重く、とぼとぼとねぐらに向かうだけ。
4-0の意味 ねぐらに帰ってテレビを点けると、フランス対カナダの試合をしていた。フランスはシャンパンのように洗練されたチームだ。ジダンとデシャンが率いていたころの男子代表をほうふつとさせるオーラを発している。組織全体が躍動的で、「個」も力強く、スキルフルで、麗しい。シャラポアのテニスをみているようなときめきを覚えると同時に、あまりの強さに舌を巻いた。
カナダに対して4-0の圧勝。しかも、後半3点を立て続けにとっての勝利だ。同じグループAのドイツ(開催国)とフランスを比較して、少なくともわたしはフランスを応援したいと思ったし、現実にこのグループを1位通過する可能性が高いのはフランスだろう。ドイツはフランスを倒さなければ1位になれないが、フランスは引き分けで1位を確保できる。
日本はグループBを勝ち上がったとしても、ドイツかフランスのどちらかと対戦することになるわけだから、非常に厳しい戦いを強いられることになった。初戦の戦いをみる限り、グループBを突破できる保証もないだろう・・・という不安を抱きながら、翌日、日本対メキシコの試合をみたわけだが、日本は強かった。厳密にいうならば、「前半の日本」は、ほんとうにバルサのようなサッカーをして強かった。前半で3-0、後半にだめ押しして4-0の完勝。この調子でいけば、日本はイングランドをもおさえて1位通過するであろう。
ここで悩みは深くなった。1位通過の場合、開催国ドイツとはあたらずに済むと予想していたのだが、フランスの台頭によって、日本はベスト4をかけてドイツと戦う可能性がでてきたのである。かりに、予選でドイツがフランスに勝ちきったしたとしても、日本は、あの強くて麗しいフランスと相まみえることになる。
カナダを4-0で倒したフランスと、メキシコを4-0で倒した日本とでは、どちらが優位にあるのか。力はほぼ互角であろうが、日本は前半3点、フランスは後半3点というデータを冷静に読みとるならば、後半の体力はフランスに分がある。後半の日本は、システムを3-5-2に変えたメキシコに対してチャンスをなかなかつくれず、また体力の消耗によって前半のようなパスワークが消え失せた。当然のことながら、フランスもドイツも、前半は守備意識を高くして失点を少なくし、後半に勝負をしかけてくるだろう。
[2011ヴェルトマイスターシャフト(Ⅱ)]の続きを読む
2011/07/03(日) 01:43:53 |
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復原的改修 vs 現状維持的改修 23日(木)のプロジェクト研究1&3に引き続き24日(金)も、民家・庭園班は改修計画の具体案の作成にとりかかりました。かなり出遅れたスタートなって、自分で自分を追い込んでしまい、これからはきつい日程となりそうです。前回の古民家改修班のレポートでも書いたように、施主さんの構想はとてもしっかりとできあがっています。それを超えるアイデアを呈示しなければいけません。
改修計画は、OBや先輩方との協働で進めますが、以下の二班に分かれました。
復原的改修班: 匠・トマト・アシガル
現状維持的改修班: Oさん(2年生)・白帯・ヒノッキー
自分が中心となる復原的改修班の方針は「土間や板間を復原的に再生することによって、古民家の良さを今以上に引き出し、さらに復原した空間を利用してバリアフリーのスロープを設けること」です。まず、いまは玄関や台所が置かれている部分をひろい土間に復原し、スロープをめぐらせ、身障者と健常者の動線を併存させるように工夫しなければなりません。このように考えているのですが、思った以上に、スロープの長さと幅員に苦しめられています。内部にスロープを取り込むと土間のほとんどがスロープになってしまいますし、外に設けると、雨風にあたるので、車椅子や杖歩行の方はスロープを使いにくくなるでしょう。でも、このスロープさえおさまれば改修案はまとまると思っています。現状維持的改修班もこのスロープの問題にはとても苦労していました。
[医食同源の空間をめざして(Ⅴ)]の続きを読む
2011/07/02(土) 00:00:23 |
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