「猫」プロ研第5回の活動内容は以下の通りです。
01 NHK BSプレミアム第4話: 夏目 漱石
「『吾輩は猫である』-夏目家困窮を救った名前のない猫との物語」
漱石のデビュー作『吾輩は猫である』は、近代日本を代表する小説です。英語教師、珍野苦沙弥の家にやってきた黒猫が、苦沙弥先生はじめ珍野家にまつわる人々をばっさばっさと観察・形容していく様は、いま読んでも腹を抱えて笑わずにはいられません。じつは夏目家には本当に名前のない黒猫がいました。この猫は足の裏まで真っ黒だったことから、出入りの按摩師に「福猫」認定されます。痛快な「吾輩は猫である」の作風とは裏腹に、執筆当時の漱石はロンドン留学後の精神不安定も癒えず、どん底の日々を送っていたのですが、その後の漱石の人生は、たしかに新たな方向を得ていくことになるのです。この不思議な話を、夏目家の物語と「猫」の物語を交差させながら、フィクション的ドラマに仕上げています。
02 「本日の音楽」(ダイアナ・クラール『ライブ・イン・パリ』=「続き」参照)を聴きながら、第4話の感想を書く。
03 ブログ(活動記録)分担のジャンケン勝負
04 「猫本50冊」のデータベース作成にむけて、上級生の指導をうけながらソフト「ファイルメーカーPro」でフォーマットを試作し、若干の書籍データを入力してみる(4409演習室)。また、教師の2年生Oさんは音楽に関する意見交換。Oさんがパット・メセニーにこだわっており、教師たちに不安がひろがるも、さっそくスコア(楽譜)を取り寄せることになった。
第4話の感想夏目家の黒猫が福猫だと言われてからの家族の態度の変化は面白かったです。「我輩は猫である」のモデルになった黒猫も名前がないので本当にモデルだと思いました。本の内容が少し出ていましたが、猫目線で人間を見ていたので面白そうでした。最後の漱石に変わって猫が血を吐いて死んでしまった話は不思議でした。夏目漱石さんは最初病気だったのに猫で癒されたり、猫で小説がヒットしたり、猫が替わりに死んでくれたりと、猫で彼の人生は大きく変わったように思います。まさに猫無しには生きていけなかったことでしょう。(建築・環境デザイン学科2年F.E)
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- 2011/10/30(日) 00:40:23|
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