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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

神々への祈り(Ⅳ)

04南三陸02魚屋さん01


ふんばれ、南三陸町

 2日。昨日の帰路と同じ道を北上し、南三陸町をめざす。
 南三陸町の港湾周辺市街地には、立体的に形を残す住宅はすでにみられない。鉄骨を剥き出しにしたビルの残骸がまばらに形を残し、その一方で、新しいガソリンスタンドや仮設の店舗がぽつぽつ出現している。
 あてもなくレンタカーを運転し、魚市場エリアであったと思われる場所に行きあたった。その中の1棟の写真を掲載します(↑)。看板にみとれた(↓左)。その周辺を歩いていると、歩道に津波避難路を指示するペイブ標識を発見(↓右)。しばしば津波がこの街を襲っていた証である。

 04南三陸02魚屋さん02 04南三陸01


04南三陸04しづがわ病院


 近くにガソリンスタンドを発見。1回めの給油に立ち寄った。以下は店員との問答。

   「あの・・・24歳の女性が津波の警報を発し続けて、津波に呑み込まれた施設
    はどちらにあるのですか」
   「・・・あぁ、防災対策庁舎ですね。3階建の建物なんですが、あの娘は2階に
    いて放送をやめなかった」
   「・・・・」
   「お腹には子どもがいたんです。防災対策庁舎では30名が亡くなりました」
   「・・・・」
   「目の前にある志津川病院(↑)でも80人が亡くなったんですよ」

 ビルの3階まで津波に襲われたことが爪痕としてたしかに残っている。3階建のビルの場合、屋上に上がるしか助かる可能性がなかったということであろう。

 防災対策庁舎(↓)には供養の花束をもった人が列をなす。焼香し、合掌。言葉はない。ワンバックやソロが嗚咽した場所である。

04南三陸05防災センター01

04南三陸05防災センター02

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  1. 2012/05/09(水) 14:33:18|
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asa

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