だれがどうみても、イングランドのゲームだった。なりふり構わず90分間守りきって延長に入らない限り潮目は変わらない、と思って画面をにらんでいた。川澄のアーリークロスにしても、そんなに早くボールを離さずにキープしろよ、と呟いていたら、あれれれ・・・のオウンゴールでゲームは幕を閉じた。
イングランドとの相性はほんとによくない。オランダや豪州の放り込みはつながらないのに、イングランドのそれは成功率がとても高い。また、撫子が中盤でパスまわしをしようとするときの守備組織が絶妙だ。これ以上ない距離感でパチンコの釘が並び、撫子のパスコースを消していた。
岩渕の投入は10分早くてもよかったんじゃないか。大野は前半から走れてなくて、まわりの選手とのコンビもあきらかにずれていた。なにより後半に攻め込まれる時間が長すぎた。いつ失点してもおかしくない状況が続いていた。
澤のワールドカップ連続出場試合の記録が途絶えたんじゃないかな。あの状況では替えようがなかったけれども、かりに延長になったら監督はどういうカードの切り方をしただろうか。
決勝進出はおめでたいことだが、ゲーム終了後の選手とマスコミの喜びようは如何なものか。内容では負け試合であり、反省すべき点の方が多かったし、敗者に対するレスペクトが足らなかったように感じたのは私だけだろうか。
観戦に疲弊した。睡眠不足もあって心身へなへなになったが、アスピリンとユンケル2本で講義1コマ、演習2コマを乗り切った。
- 2015/07/03(金) 01:45:45|
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