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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

エドモントンの流し素麺(4)

3位決定戦

 イングランドは3バックの布陣でドイツ戦に臨んだ。ドイツの実力を認めている証拠である。攻めては3-4-3(3-5-2)、守っては5-4-1に変わる守備的陣形。120分で30本以上のシュートを打たれたが、結果として勝利したのだから、この守備的布陣は成功だったと評価していいだろう。
 サンプソン監督は準決勝の日本戦を4バックで戦い、べつの奇策で日本を苦しめた。ボランチのジル・スコットをトップで使ったのだ。エースのカーニーを控えにしてまで、スコットを前においたのは、もちろん彼女の身長(181㎝)が日本を苦しめると予想したからである。
 後半15分すぎから、イングランドは立て続けに3本の決定的シュートを放った。1本めはバーを叩き、2本めは海堀が横っ飛びのセーブではじき出し、3本めはストレートのコーナーキックをスコットが頭であわせた。天井をみあげ、視線を画面に戻すと、ボールはポールの外に消えていっていた。あの試合、ジル・スコットのヘディング以上に怖いものはなかった。
 そのころから、早く岩渕を、と念じるばかり・・・後半25分をすぎて、ようやく岩渕がリズムを変え、交替出場のカーニーがトップに入ってスコットがボランチに下がることで、ようやく日英の勢いが五分の状態に戻った。
 
 3位決定戦でスコットはボランチの定位置にいた。独英の戦いではスコットさえもさして目立たない。欧米における181cmは「やや大柄」程度なのだろう。全体に男同士のぶつかり合いのようなゲームだった。ただ、ドイツにはもうひとつ執念が感じられない。3位も4位も同じ・・・というW杯的な感覚でいたのに対し、イングランドはメダルにこだわっていた。

 早く風呂に入って眠りたい。8時起床だ。アンカーをおいてほしい。 (7月5日記)

  1. 2015/09/05(土) 02:08:49|
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