日本ラグビーの挑戦が、ひとまず終わりました。おおいに熱中し、感動させていただきました。ゲーム以外の番組にも大勢のラグビー選手やOBがコメンテータとして出演し、総じてスマートな解説をしてくれましたが、なかでも前回大会のヒーロー、五郎丸歩選手(ヤマハ発動機)の発言は含蓄深いものでした。
ラグビー(日本代表)は勝敗をこえたスポーツの本質を
みんなに教えてくれた。
ワールドカップを終えたら、さぁプロ化だと意気込む関係者が多いなか、五郎丸選手は、そうした商業化が必ずしもラグビーの本質的な魅力を向上させるものかどうか、疑問に思っているのかもしれません。たしかにラグビーは、一人のプレーヤーが年間何億~何十億も稼ぐサッカーや野球からは感じられない「美学」をわたしたちに訴えかけてきます。
この5週間、大袈裟にいうならば、寅さん49回分ぐらいの何かを私は教えられたような気がしています。寡黙で我慢し礼節を尽くす日本人の美学。
遅すぎたね、残念ながら。
- 2019/10/21(月) 17:01:12|
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