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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

0102玄06蕎麦湯 蕎麦湯が一番美味しかった



はっぴぃえんどのような

 あけましておめでとうございます。今年も蕎麦の旅を続けます。

 灯台下暗しで、奈良で一、二を争う蕎麦の人気店「玄」を2日、初めて訪れました。予約には手間取りました。11月下旬に電話を入れると、年末(12月)の予約は常連客を優先するので、その状態を視てからでないと受けられない、とのこと。敷居が高い。12月の中旬になって想い起し、再び電話すると、1月2日の昼食ならいまキャンセルがあったので席が取れるけれども、セットではなくて、白蕎麦と田舎(黒)蕎麦1枚ずつ、2名だけの予約になると言われ、即決しました。まず基礎情報から。


〒630-8381 奈良市福智院町23−2
電話: 0742-27-6868
★★★☆☆

0102玄01暖簾


0102玄02内部sam
 ネットで調べると、わかり難い場所にあるというので、カーナビとスマホの両方を使って車を運転していくと、奈良町の契約駐車場にたどり着きました。店に電話すると、そこは玄には近いけれども、玄の駐車場ではなく、清酒「春鹿」本店の前のコインパークに停めるよう指示されました。そこから歩いて先の駐車場まで戻り、福智院の小門を潜って左に折れる小路のどんつきに「玄」の暖簾がみえた。この建物は今西清兵衛商店(春鹿本舗)のハナレにあたる。別にどうってことない普通の近代数寄屋です。唸るような建物じゃありません。カールベンクスや大杉の古民家のほうがずっと存在感がある。少々、困ったのは椅子座の個室が1室しかなく、畳座ばかりであり、玄関の段差も相当ある。身障者には厳しい造りですね。


0102玄03白蕎麦01

0102玄03白蕎麦02sam
 メニューは予約どおり、白蕎麦(↑)と黒蕎麦(田舎蕎麦↓)を1枚ずつであったが、小鉢ものとして、蕎麦豆腐のウニのせと湯葉のせを注文した。白蕎麦は極細麺、蕎麦殻を混ぜ込んだ黒蕎麦は白よりも少し太い。いずれも切り麺ではなく、機械製麺であろうと思われる。その極細の食感が悪いとは言わないが、取り置きのためか、麺と麺が絡まって癒着しており、細麺の良さを感じることはできなかった。値段は高いが量は少なく、蕎麦豆腐のほうも、まぁこんなものだろうというところ。


0102玄04黒蕎麦01


 ネット情報によれば、「関西最高の蕎麦屋」とも評されているいるようだが、わたしには因幡のそば切り「たかや」や「みちくさの駅」の方がずっと人間らしい蕎麦だと思える。建築や民芸・骨董も一如庵や「たかや」に軍配が上がる。
 由緒やらなにやらで過大評価されているような気がしました。はっぴいえんどのような感じかな。


0102玄05蕎麦豆腐01 蕎麦豆腐(左:うにのせ 右:湯葉のせ)
  1. 2022/01/02(日) 23:51:47|
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