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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

趣味悠々

 ここだけの話なんですが、じつは先々週の土曜日、つまり6月2日にわたしはプロになってしまいましてね。風呂に入ったんじゃありませんよ。
 だから、そこいらのスコアならすぐに弾きこなせるようになったはずなんだけど、弾けないんだ、これが・・・

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 デパチカで食材を買いそろえた(エンダイブという珍しい野菜を買ってサラダに使ってみたのだが、子どもたちには不評だった)。それから5階の楽器売り場に。全国百貨店共通商品券がほんのわずかだけ残っていたので、小物を買おうと思ったのである。最初はガットギター専用のカポタストに狙いを定めていたのだが、よく考えてみると、クラッシックギターにカポというのもね、下手を絵に描いているようなものだから、やめたんです。そもそもプロたるもの、カポなんか使っちゃいけません!・・・というのは言いすぎでして、フォークギターにカポは必要不可欠です。フォークギターの場合、開放弦をいかに使いこなすかが腕のみせどころだから、いたずらにハイポジションのコードばっかり弾いていても、楽器の特徴を発揮できませんよね。カポタストを使って、高音の開放弦を綺麗に鳴らしたい。そのためには、高価なハイテク・カポが必要です。
 一方、エレキギターの場合、むしろ開放弦はあまり使わない。4声のハイコードでプレーすることが多いから、カポタストなんか要らないんだ。ところが、たまにいるんですね、エレキにカポつける人が。その代表選手がボブ・ディランでして、エレキにカポタストつけて「ライク・ア・ローリングストーン」を歌う姿をみて、わたしゃ引いてしまった。この人、パス。おまけに、首にかけたホールダ付きハーモニカまで吹いていた。勘弁してくれぇ!

20070612040606.jpg

 結局、ガットギターの弦を2セットと本を2冊買った。1冊は『オープンチューニング事典』、もう一冊は『荘村清志のギターで世界の名曲を』。後者はNHK「趣味悠々」のクラシックギター講座(初級・中級)のテキストなんです。6~8月のテキストだから、いま真っ最中じゃないの(水曜日放送)。なにぶんわたしもプロになってしまいましたからね、
  「なめんなよ、こんなもん、すぐに弾けるわい!」
とばかりに調子にのって、最初から練習曲を弾いていって、つきあたったのが「禁じられた遊び」。
  「軽い、かるい、かぁ~るいね、これぐらい・・・」
と弾き始めたら、全然駄目。中学校のころ、少しだけ練習したこともあったんだけど、途中からメタメタ・・・大きな原因はTAB譜がついてないことですね。やっぱり、読譜能力に欠けるというか、たとえば、高い「ミ(E)」の音だとしても、どの弦で対応するのか、すぐにはわからないから、おたおたしてしまうんです。運指も結構やっかいでしてね、小指を思いっきり伸ばさないといけなかったり、半音もしくは1音移行のクリシェに指がついていかなかったり・・・
 ちなみに、「禁じられた遊び」は「初級」の最後の曲。プロが「初級」に苦しんで、どうすんだ!
 ちなみにちなみに、「中級」のラストは「アルハンブラの思い出」。これもトレモロがやっかいそうだな・・・こういう曲どもを練習しても人前で演奏することはありえない。なぜかというと、小中学生だって弾いてる定番の曲だからね。
 しかし、すべてはエクササイズだ。読譜と運指のエクササイズ!
 読譜と運指だ、ウッシッシ・・・


  1. 2007/06/12(火) 02:04:30|
  2. 音楽|
  3. トラックバック:1|
  4. コメント:2
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コメント

capo

浅川先生
 フラメンコやボサノバを弾く人たちは、よくカポを使ってます。私の敬愛する長谷川きよしさんもカポをよく使っています。エレキでも、ストーンズのキース・リチャードはカポを使ってかっこいいリフを弾いてました。
 先日、さる所で人前でギターを弾く機会がありまして、米子の練習会の練習だと考えひいたのですが、ズタボロになりました。東郷池よりも深く、湖山池よりも浅く、反省しております。まだ修練がたりません。
 ところで、プロになったって、何ですか?プロフェッショナル?まさか、プロレタリアート?(もっと下品な単語も浮かびましたが、反省中でもあり、自粛します)
  1. 2007/06/12(火) 14:37:44 |
  2. URL |
  3. mifu #qbIq4rIg
  4. [ 編集]

 コメントありがとうございます。ジャズ・ギターやクラシック・ギターのテキストで、カポタストを使うレッスンというのはあるんでしょうか。むしろスケールの徹底学習が基礎でして、要するに上から下まで6弦すべてのフレットがどの音にあたるかを熟知していなきゃならないわけですね。いま学んでいるジャズ・ギターの通信講座でも、TABは禁じています。もう徹底的なスケール練習が第一歩でして、これができないんもんだから、いつまでたってもハイコードに苦しみ、「禁じられた遊び」すらまともに弾けないわけです。ジャコも、フレットと音の対応の理解を非常に強調していました。これができないと、「いい加減なアドリブになる。適切な音の選択ができない」とジャコは述べていました。ジャズの場合、管楽器とあわせるわけだから、A♭、E♭、B♭キーの曲が多くなりますけど、これにカポで対応するギタリストなんてみたことないですけどね。基本的にハイコードで処理するでしょ? ボサノバも似たようなもので、バーデン・パウエルがカポつけるシーンなんて想像できませんけど・・・小野リサならつけるでしょうが。長谷川きよしも歌手ですからね。歌いやすいように、カポつけるんじゃありませんか? カポつけると開放弦の響きが悪くなるから、クラシック・ギターにとっても、あまり良いことではないと思うんですが・・・
 わたしが「プロ」になった理由は、米子でお話しますよ。家庭の問題で行けるかどうか、あやしくなってきましたが。

 
  1. 2007/06/12(火) 16:06:58 |
  2. URL |
  3. asax #90N4AH2A
  4. [ 編集]

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趣味悠々趣味悠々(しゅみゆうゆう)は「趣味講座」「趣味百科」からの伝統ある番組を継承して1997年4月から放送を開始したNHK教育テレビの講座番組。工芸、パソコン関連、茶道、スポーツなどといったあらゆるジャンルの基礎から実践を視聴者にわかりやす
  1. 2007/10/04(木) 14:28:28 |
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