
加藤家の土間では、欄間の修復が完了した。
左SHは木曜日のプロジェクト研究で新しい組子に古色塗りを施した。所属するサッカーチームの後輩(2年GK)にサポートされながら、その仕事を終えて、完成した組子をもって加藤家にやってきた。
他の男子メンバーが裏木戸の発掘調査に没頭するなか、左SHは欄間の組子を取り付けはじめた。そして、取り付け完成。これまではなんども仮組してきたが、今日は本組である。綺麗におさまった。ただし、相欠の仕口にはまったく接着剤を用いていないので、茶室のステンドグラスでも採用したテグスで組子の安定をはかるようにしようと考えている。

その後、左SHは裏木戸の発掘調査に加わった。ホカノのコンビを組み、トータル・ステーションの目盛りを読む大役を務めた。
わたしはまもなく英語の補講に出席するけんボーを大学に送り届けるため、一足先に現場を離れたのだが、完成した土間の欄間をみた管理人さんはえらくご機嫌で、左SHのことをずいぶん誉めてくださったのだそうだ。左SHに「達成感はあるか?」と訊ねたところ、かれはニヤリと笑い、「ありますねぇ」。
良かった、良かった。
次なる課題は、裏木戸の設計にしようかな。エアポートと組めば、なんとかなるだろう。

↑ビフォー ↓アフター

今日の加藤家。

- 2007/07/07(土) 00:17:33|
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