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鳥取環境大学 環境情報学部 建築・環境デザイン学科 浅川研究室の記録です。

真夏のオープンキャンパス接近(Ⅰ)-「盃彩亭」再興にむけて

生きている石、死んでいる石、そしてまた虫

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 今年もまた夏季オープンキャンパスの時期が来た。今年は8月4日(土)・5日(日)の2日間。我らがASALABでは、前回のパネル展示(ベトナム水上集落)に加え、例年どおり、「盃彩亭」(廃材でつくった茶室)も公開する。また、浅川先生は得意の「サシガネを使って大工さんになろう!」というミニ講義をされるとのことです。

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 さて、裏山の茶室「盃彩亭」だが、昨年の11月7日に一度修理し、雪対策のために屋根にブルーシートをかけてから、すでに9ヶ月あまり過ぎてしまった。気温の高まりとともに草木も成長し、裏山は虫達の楽園と化している。茶室修理の現場監督Mr.エアポートと、殺虫剤片手に木の枝を振りまわしながら「盃彩亭」へと向かった。事態は前回の修理時よりも悪化していた。修復前の加藤家の縮小版と言っても過言ではないほどである。Mr.エアポートは構造屋さんの顔で次々に問題点を発見し、改善案を出してゆく。私はしたり顔でそれをメモしていく。
 30分もいただろうか、我々は茶室を後にした。以下は監督エアポートがホワイトボードに記した問題点と修理計画である。

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〈問題点〉 
 1.全体が傾いている
 2.そのせいで礎石がスカスカ(効いている部分もある)
 3.仕口が浮いている
 4.継手がはずれかかっている
 5.すべての要因が重なり、柱Aが悲鳴をあげている
〈修理計画〉
 1.通路の枝打ちなど、作業環境を整える
 2.Aの柱をワイヤー(ロープ)でB,D方向に引き、固定する(倒壊を防ぐため)
 3.AD・CDの桁の継手仕口を修理し、カスガイ等で補強する
 4.DA間の板壁を修理し、固定しているワイヤー(ロープ)をさらに締める
 5.すべての柱がすいちょくになったことを確認し、DA間を「長押」で固定する
 6.BA間の折れた垂木を交換する
 7.雨漏の補修
 8.畳の拭き掃除など内装をきちんとする

 今週は修復に必要なものの下準備をし、本格的な修理は来週からになる。できるだけゼミ生のみなさんは修復に協力してください。修復の経過については随時報告します。(チャック)

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  1. 2007/07/27(金) 03:14:03|
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