ハイウェイ・カードが、9月で販売中止になるという。回数券も同様だ。2年前だったか、5万円(58000円相当)と3万円(33000円相当)のハイウェイ・カードが廃止され、単身赴任者として、猛烈な傷手をうけた。鳥取と奈良の往復をくりかえしているので、当然のことながら、毎回5万円のカードを買っていた。高速代は、普通車だと1往復で約1万円、軽自動車だと約8000円。5万円のカードが、いまも恋しい。今回の措置で、1万円(10500円相当)、5千円(5200円相当)、3千円(3000円相当)のカードも使えなくなる。
料金所で、おじさんに聞いてみた。
「なんで、こういうことするんですか?」
「偽造カードが多いんですよ・・・」
「これから先は現金だけですか?」
「現金か、・・・ETCだね。」
偽造カードは、たしかに5万円や3万円のハイウェイ・カードに多かったと聞く。しかし、3千円~1万円の時代に、偽造カードを警告する公告を目にした記憶はない。
だれがどうみても、これはETCに対する保護措置だ。裏返せば、ETCの普及が伸び悩んでいるということだろう。長距離通勤を続けるわれわれは、ETCを取り付けるしかない。
いやな時代になったものだ。
- 2005/08/17(水) 23:11:25|
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