昨日は9月に入って最初のゼミ。夏休み中のゼミです。久しぶりに加藤家に集合し、東京で頑張っているチャック氏をのぞいた4年生全員(+何故か偶然??途中から某院生さんも合流)があつまった。
雑魚釣りをしたあの夕方、私たちはそれぞれ卒業研究に向けての課題を言い渡されていた。あれから2週間あまり、成果も少しは形になっていると思っていたが・・・

まず2回じゃんけんをした。1回めはアイスクリーム選び。わたしは2番目だったのに、「ガリガリ君」を選んだという理由(いちばん安いから!?)で、ブログがあたってしまった。2回めは発表の順番を決めるじゃんけん。ハルさん、けんボー、わたしの順で発表することになった。ハルさんはハロン湾の絵巻物、けんちゃんは「
山陰考古学研究集会」の報告と集めた文献について発表。わたしのテーマは「谷口ジローの風景」に決まったので、ネットで集めた資料を紹介した。
先生からは、「研究の目的・背景・概要を見えるようにしなければならない」と全員が言われてしまった。
「卒業研究のテーマが○○であるのはなぜか」
全員がそれにうまく答えられなかった。他の誰でもなく、自分自身が進めていく研究なのだから、これを明快に話せるようにするのは当然のことだろう。
先生と問答を重ねるに連れて、新しくやることがまた増えてくる。自分は谷口ジロー作『遥かな町へ』と『父の暦』の2作における風景描写のデータベースをコマごとに作らなければならないことになった。『父の暦』は200ページ、『遥かな町へ』にいたっては400ページくらいあったようなことを急に思い出した。出身が鳥取であることがまだ救いだろう。
他のメンバーも今回のことで同様に更に力を入れて動く必要がある。
残りの休みはもう一ヶ月もない。居直るべきである。
お見舞い ゼミは終わったがそのまま解散せず、近くの病院に立ち寄った。市内の家具メーカーで働くY先輩が仕事中の事故で怪我をし、入院中だという。命に別状は無く、元気な姿が見られたが包帯姿が痛々しい。
近々退院ということですが、いち早い回復を祈っております。(とまと)
加藤家 石垣実測 8月26日、2年生のU君が修復?された加藤家の石垣を実測し、その短いレポートを送信してきていたので転載します。

本日、加藤家にいって修復された石垣の実測とかつて使われていた裏木戸部分の実測をしてきました。作昼から行ったのでとても暑くて、外にはいられませんでした。そのためかはわかりませんが、頭がボーとして危なかったです。加藤家の石垣はきれいに修復されていて(きれいすぎといえるぐらい)、家の裏側が変わり果てていました。これから更に更に変わっていくのが楽しみ?ですね。(環境デザイン学科2年 K.U)

↑研究室の男子全員で
発掘調査した裏門遺跡は完全に破壊されてしまった。どうしてこういうことをするのだろうか!? ↓正面側の石垣。どうしてこういう積み方を真似しないのだろうか!?


↑左:正面側の古い石積み。間詰め石が多い。 右:側面側の修復?された石垣。間詰め石がほとんどない。パズルを解くように石を積み上げているが、正面側の手法と大きく異なる。綺麗になるにはなったが、これでよいのだろうか?
- 2007/09/05(水) 23:26:45|
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